秋山訓子、二階堂友紀
2016年12月18日10時54分
■18歳をあるく
見た目はまわりの子たちと変わらない。でも「ハーフで、母親が中国人」と言った瞬間に態度が変わる。
那覇市に住む上原舜平(しゅんぺい)さん(18)は、母が中国出身のためにいじめを受けてきた。母を恨んだこともある。「他人は変えられない。ならば自分が変わるしかない」。親に頼んで中学2年の時に転校した。
いじめはぴたりとやんだ。自分は日本人か中国人かいつも悩んできた。たまたま校内であった北京大学の説明会に出て、中国で勉強する決意をした。
今は日本人と中国人との間に生まれて良かったと思う。「日本人でも中国人でもないからこそ、多くのことを考えるようになった」
◇
福島県いわき市の倉持天斗(たかと)さん(19)が、生みの親が別にいると知ったのは小さい頃だ。「最初は意味がわからなくて」。今、介護の仕事をしているが、家族について考えることが多い。「自分の家は『ふつう』と違うから」。特別養子縁組で家族となった両親と暮らす。
育ての親には感謝している。た…
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