こんばんは!
昨晩ですが、タイ訪問の最大の理由であるGAGGANに行って参りました!
残念ながらシェフは不在でしたが、やはり超ハイクオリティ。
全く抜かりのない接客にかなりの満足でした。
まずはこの、ローズを使ったゼリーから。kiss me という名前でとてもユニークです。
メニュー表もこうして絵文字が並べられていて、何だろうとワクワク食べるのも楽しいです。
そして、前にもいただいたライスペーパーで作った袋に入った粉。前に食べた時はワサビのフレーバーでピリッとしたかと思いますが今回は少し甘め。これもまた美味でした。絵を見ると栗ということが分かります。
そして、ヨーグルト爆弾。これはもう定番化しているのでしょうか。口に入れた途端、ヨーグルトの皮が破れて中からカレー風味のスープが口の中になだれ込んできます。これは本当に驚きと言い、あまりの美味しさに笑える一品。
ライスパンケーキと言っていましたが、とても柔らかい生地の上には泡が。そしてソースもカレー風味。何とも言えない美味しさでした。
チリボムも面白かったです。前に食べた時はホワイトチョコでしたが、今回は茶色いミルクチョコ。甘さと辛さのミックスで最後には甘くなるという感じでした。うまかったです!
ナスのクッキーも面白くて、間に挟まれたナスのジャムが良かったです。ナスはいろんな食べ方があるなあと思います。ちょっと気になっています。
きのこはサクサククリスピーが下に敷いてあります。かなり濃いきのこの味。本当に美味しいです。
マンゴーサンデーは三層に。下からワサビ、凍ったマンゴー、そして上にはウニ。この組み合わせが信じられない味を出しています。どうやったらこんな味を思いつくのだろうか。。あまりの美味さに笑いが止まらなくなってきました。
イタリアン風のミートソースが下のジャガイモか何かで作られた巣のような柔らかい生地と一体化します。これもまた美味。
ゴルフをイメージした一品。冷たい一品です。ココナッツのアイスではありませんが、冷たくて美味しい生地にリンゴのソース。すごく美味しいです。
そして、中トロ。
シャリはお米ではなく面白い食感のクッキーのようなもの。お米のとぎ汁を使うのか少しお米っぽさも。普通では考えられないお寿司です。
タコは一口大で。
ピリッと辛くカレー風味。これもまた美味でした。
そして、超小型のフライドチキン。香ばしさが外にあり、中は芋でしょうか。しっとりとしていました。この辺りからはもう美味しくてたまりませんでした。
これはヤギの脳みそ。上質なフォアグラかと勘違いするほど臭みもなく旨味も抜群。びっくりしました。本当にうまかった!
パッションフルーツとゆず。間に挟まれた豆腐か何かのムースがうまく調和してすごく良いお口直し。こんなのは寿司屋でも良いかもしれません。
この炭は香ばしく少し辛めのスパイスの味付け。中はスズキが使われているとのこと。全然淡白な感じはしなくて、しっとりと。
トマト抹茶は面白いプレゼンテーション。トマトやグレープなどを食べながら、ドライトマートを煎じてスープを飲みます。この組み合わせもとても良いです。
ここから、ベビーラムのラムチョップからの蟹カレー、そしてエビフライ、タイライス。
すっごく満足でした。
デザートはこれまた面白いデニッシュのような層に上からココナッツアイスが染み渡る感じ。
アイスも美味で、最後にお口直しの粉をペーパーごと。これはインディアンの最後に食べる実だと思います。
今回は2度目だったこともあり、最初のうちは少し冷静に食べることができました。味を確かめながら、それでも笑えるほど美味しかったです。
でも、途中から主導権を握られた感じです。この料理のすごいところは、1つ1つが個性的で驚きがありながら、全体としてストーリーがあることだと思いました。緩急がすごくて、甘いから辛い、辛いから甘いへの移行や、最初の10品が出てくるスピード感から、スローダウンする感じ。
直感的に訴えるものから、頭で理解させてから食べさせるもの。
こういうものの使い分けがすごくて、寿司をする際にもこの辺りの展開を考えないとなと思わされました。
これが本当に何よりもの収穫で、サッカーでも学んだつもりでいた、トータルとしてものを考えるということ。これを再認識させられました。
最後にはお腹も心も満たされて最高の気分で店を後にしました。
緊張して、朝からソワソワして何事も手がつかない感じでしたが、やっぱり素晴らしいレストランでした。
料理だけで見れば12000円ほど。これはかなり安いと思います。ここにサービス料とドリンクがついてきますが、それでも2万円以内。
最高級のおもてなしと料理。そして雰囲気。
決して安くないのかもしれませんが、当然の価格という感じでした。
4月に再訪を狙っています。
3ヶ月に一回メニューがガラリと変わるとのことです。
今から楽しみで仕方がありません。
それでは!