最近の日経平均の動き ―― 《カナル24》は語る (当日分)

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《カナル24》の条件表No.20「平均線と順位相関」を使って日経平均の動きをウォッチします。向こう10日くらいの動きをターゲットにしています。


(2016.12.13) TOPIX 1540P(+8)  日経平均 19250円(+95) 23.1億株 (2兆8389億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -2.47%
(2)英FT100  -0.92%
(3)独DAX   -0.12%
(4)仏CAC   -0.07%
(5)NYダウ   +0.20%
(6)ナスダック   -0.59%

14日(日本時間は15日に判明)のFOMCの金利引き上げが実行されるかどうかと、来年の引き上げのピッチをFOMCはどのように判断しているかを確かめたいと、利益確定が先行して概ね安い。

米国の長期金利は一時2.5%台まで上昇したものの2.477%まで下げたが、それでも前日よりも少し高めだった。円安は進まず。

日本の長期金利は、7月8日に-0.285%に低下していたが、米国大統領選後の11月16日には+0.015%のプラス金利になり、今日は+0.080%です。最低の金利から0.365%も上昇しています。これは銀行や生保にとっては願ってもない干天の慈雨で、8306三菱UFJは11月8日の533円から一昨日の763円まで43.1%の株価上昇をさせ、8766東京海上は4051円から昨日の5381円まで32.8%の上昇です。

一方米国金利高がもたらせた円安によって7203トヨタは5831円→今日の7050円まで20.9%の上昇、7270富士重は3934円→昨日の4867円へ23.7%の上昇をしましたが、円安よりも金利高の方が株価を引き上げる力は強かった。日本の株高は金利上昇によるものですから、今後の金利の行方は最重要です。


今日「25日投資マインド指数」が85を超え、小波動のピークらしさは6ポイントになりました。

@新高値の、A陰線、B25日順位相関が+80以上、C逆張りの条件表No.1が売りマークを出した、D25日騰落レシオが120以上、E25日投資投資マインドが85以上 の6ポイントです。

さらに今日は78.3になっている9日順位相関は明日は確実に+80を超えます。もし明日ザラバで新高値を取るならば、A新高値の陰線は-1ポイント減になりますが9日順位相関の1ポイントが相殺するので、6ポイントのままです。明日新高値を取らなければ7ポイントです。いよいよ当面のピークが訪れるとしてよいでしょう。

25日投資マインド指数は私が考えたものですが、25日騰落レシオよりも市場の気分や心理をよりよく(格段に)表現します。投資マインド指数はこの25日間で25日線よりも上位になっている銘柄数の割合です。今日の投資マインド指数は91.9です。東証1部銘柄の91.9%の株価は25日平均線よりも上位にあります。

通常は値上がりが続く銘柄はそんなに多くありません。@その時代に適応している業種もあれば、衰退しつつある業種もある。A金融政策や政府の財政出動によって陽が当たり、陰る業種もある。B政府が目指す将来の日本産業のありかたによって、期待値が高まる業種も出てくる。C世界的な発明(インターネットやスマホ)によってその果実を収穫できる企業もあれば、これに取り残される企業もある。

普通に考えれば上場企業の90%以上の企業の業績が一斉に良くなるはずはありません。これは株価が上昇している銘柄との株価水準の比較によって割安だ割高だと判断する投資家が多いためです。実際のところ今日は国債の金利が0.080%へ上昇し、円レートも115.22円と円安になったのに、大して株価は上昇はしなかった。金融株が上昇しなかったためです。

外資系証券の朝の寄り付き注文はこの3日間は売り越しです。この傾向は12月5日から始まっています。おそらく外国証券はここからは大きく買い越すことはないでしょう。国内勢の日経平均の上昇(しかも押し目を作らない)を見て遅ればせに買ってきた向きに利益確定の売りをぶつけているものと思います。到底ここからは買える状況にはないと思っています。



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株式会社 東研ソフト・・・ 執筆:坂本 正治

              
2012.4.10 から...