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2016-12-08

【完全版】「2016年マンガ10傑」を選定します。「特別功労賞」もあの作品に

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(※12/7から記事を移動しました)

ぱち

ぱち

ぱち、と。

やったり休んだり、年末ぎりぎりになったり11月になったりとふらふらしているこの賞ですが、やることはやるのだ。

ほんとは、先行者利益を得るために11月開催を目指していたのだが、さぼっているうちに12/10に「このマンガがすごい!」が発表される。

あまりかぶらないとは思うが、それでもその前に、一応なりとも発表していこうと思う。


それでは・・・・・「2016年漫画10傑」をだらだらと

【重要な注意点】

「10傑」は1−10位の順位付けをしているわけではありません。

うちの賞の基準として、一度選んだものは、ことしは自分が実際に面白いな、すごいな、と思っても優先しないようにしています(多少の例外はある)。

「なんであれ入ってないの?」と思うものは、これが理由なことも多いと思います。

※この記事の末尾に、過去の賞へのリンクがあります



小林有吾「アオアシ」(試し読みあり)

http://spi-net.jp/weekly/comic049.html

「Jユース」で、アオい原石が飛翔する!巨弾サッカーコミック!!


愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)は、ある日、Jリーグのユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)と出会う。粗削りながら、無限の可能性を秘めたアシトを、福田は自チームのセレクションに誘い!?

日本のサッカーを変えることになる少年の運命は、ここから、急速に回り始める―――!!

サッカーにぜんぜん詳しくない自分だが、「GIANT KILLING」は読んでいる。それは一種の「老師もの」として読んでいるからではあるが、それとは別に、試合自体の描写もやはり面白いし、気弱な若手の椿大介が、自分の才能を達海に発掘され、チームの屋台骨、日本代表にまでなっていく成長物語としても楽しめる。或る意味、その椿大介の視点で世界をみたら?というのが「アオアシ」だ。いや性格は180度も違い、青井のほうには気弱なんてところは薬にしたくてもないのだが(笑)

そういえば、その主人公の性格(積極的で明るく社交的で邪気がない。女性には照れもないがやや無自覚)も含め、スポーツ漫画では最近珍しく「ド王道」でして、あんまり王道のど真ん中すぎてそこがすいている、という感じ。

その彼が、努力と友情で勝利…の一歩前の、絶賛成長中なのですけど、そして天性の素質が花開くのですけど、その「成長」「天性」が、非常にサッカーの戦術とはなにか?みたいな話を分かった気にしてくれるんだ。

いや、実際にその説明がサッカー戦術の本質をついているのか、正確なのかはわからない。梶原一騎的解説かもしれない(笑)

だが、視線だとかストッピング技術だとか、例の「サスペンション・オブ・ディスビリーフ」(http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161112/p2参照)を引き起こすには十二分なほど、質が高いものだ。専門家が監修していることもあるだろう。

そして、いま、主人公の青井は主人公ポジションのFWから(といいつつ、日本では翼君はじめそうでもないらしいね。日本チーム決定力不足キャプテン翼が主人公をMFにしたからだ、という理不尽な批判を聞いたことがある(笑))、なんとディフェンダーに転向されました。

これが一時的なもので、そこを経験してまたFWにもどるのか、それとも前代未聞(だよね??)の、「DFが主人公のサッカー漫画」になるのか。

そこもふくめて興味深い。DFで、彼は天性の「三次元的瞬間位置把握」の素質を、チーム全体のコントロール技術、に進化させつつあるようにも見えるが…

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川田「火ノ丸相撲

少年ジャンプで中核の人気作品であろうこの漫画をいま紹介する必要もない気がするが、そこは敢えて。

連載当初からなかなかに面白かったけど、特にすごいなーと思ったのは、元横綱に入門して、そこで一段ランクアップするところだ。

この展開も「アオアシ」も含めて、王道スポーツ漫画には絶対必要なところだけれども、ここで説得力がないと、ちょっとうーんとなってしまう。元横綱の「100円でカツ丼を食わせろ」のくだりは、ちょっと頓智話だけれども(笑)、面白かった。

そしてさらに盛り上がったのは、部で一番の小兵でやせっぽちな三ツ橋が、俗に「八艘飛び」とも言われる変化で勝とうとするあの展開。

「変化」に関する相撲を見る側、やる側の心理は非常にアンビバレンツで、突き詰めて考えると論理矛盾すらそこにはあるのだが、その矛盾も含めて、ひとつのドラマとして描かれた。

この感想ブログが面白かったです。

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http://premiumcool.net/hinomaru84-6803

http://premiumcool.net/post-19466-19466

火ノ丸相撲 12 (ジャンプコミックス)

火ノ丸相撲 12 (ジャンプコミックス)


大和田秀樹「疾風の勇人」(試し読みあり)

http://morning.moae.jp/lineup/589

これは、「今の日本」をつくった男の物語。

焦土と化していた終戦直後の日本。

高度経済成長を推進した政治家池田勇人を軸に戦後史を描く、いまだかつてない政治大河ドラマ!!

針路、所得倍増。驀進せよ、戦後日本

以前、この作品は紹介したけど、高く評価した…とは言えないな

キャラクターや展開は、誰でも使える「コモディティ化」(モジュール化)が進んでいる気がする…「疾風の勇人」など - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160402/p6

実在の人物を使っているので、

「あの実在のXXを、お馴染みのテンプレのあの○○(老師役とか、残酷な天才役とか)のキャラクターに当てはめてんのかー」

「なるほど確かに似てる、これはアリだ」

「いや無理があるよ」

そういう反応を得ることを当然、目的としている…だが、ある意味でいえばそれだけだ。

分かりやすくいうとファンロードの「今月のみたいもの&見せましょう」とあんまり変わらない、ってこと(分かりやすくないだろ)

(略)

実在の人物や逸話をを、過剰なまでに「テンプレ的な」キャラクター、ストーリーにして、その無理があるところ(実際とは大違いなところ)をも含めて読者の興味を引く、という力技も、いいところなやり方をしているのだよね。

何が先行作品かもわかんなくなる(笑)


ある意味、悪い言い方しちゃえば「出オチ」なのだけど、ある意味すごいところはその出落ちテンションを下げず、最後まで描き切っちゃうところですな。これはホンマすごいと思う。

ただ、そこからがなかなかの展開で、朝鮮戦争や講話論争などの戦後史の「急所」も上手くつかんでいる(もちろん政治史だから、その評価への賛否はそれぞれ非常にあろう)。また、本来は複雑で千変万化であろう政治家の、ひとつの側面を敢えて断定的に切り取る「キャラ化」も上手くなっている。



余談だが、この作品の中でちょっと面白かったのは占領軍GHQにいた「野球バカ」で、その話になると目がなく、広島カープ後援会長の池田とその話題で盛り上がったマーカット。

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当然ながら実在の人物で、ほんとにいろいろ日本の野球には貢献したらしい。どこまでが自分の趣味だったのかねえ(笑)…?

疾風の勇人(3) (モーニング KC)

疾風の勇人(3) (モーニング KC)



ほりのぶゆき「信長の理望〜ん」

コミック乱に連載中のショートコミック


信長ら戦国武将が現代に飛ばされて(転生して?)、そこでまたも天下布武の野望を燃やすものあり、それでも仕事がないものあり、ホームレスになるものあり…安定のほりのぶゆき節が楽しめます。

どんな時代であっても、ほり氏的なスタンスの作品というのは…もちろん週刊誌の表紙を飾るような大ヒット作品というのとは別だろうけど、それでも常にあってほしい。



柳本光晴「響〜小説家になる方法」(試し読みあり)

https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=9260

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。

編集部員の花井は、応募条件を満たさず、

俺TUEEEE!という表現はこちらの予想外だったが、たしかに一部、言い得て妙ではある。

だが、自分流にいうなら「選ばれてあるものの、恍惚と不安」というフレーズ…… それを思い出したのですね。

これは野球小説(アニメドラマにもなったね)「バッテリー」がそうであるように。

野球以上に、文芸の方が「とんでもない、若き天才」「しかし周囲に合わせるようなしたたかさや曖昧さがまったくない純粋な人間」「ゆえに才能を持て余す、それをまぶしく見たり保護したり嫉妬したりする周囲」…という要素を、ドラマ化するには自然で無理がないかもしれない。

彼の保護者的な男友達は、逆にそういう面にすごく富んでいて、凸凹コンビ的でもある。

彼女の才能を見い出す女編集者は有能で社会性もあるが、本質的には彼女もイケイケだ(笑)

そしてこれまでは、主人公の才能はごく限られた人しかしらなかったが、最近の回でついに賞を受賞。

そのまんまの性格、素の状態で彼女は「メディア」「世間」と対峙するので、ここからさらに、やや滑稽な部分も含めて盛り上がるのかと予想されます。

響~小説家になる方法~ 5 (ビッグコミックス)

響~小説家になる方法~ 5 (ビッグコミックス)



須賀原洋行「天国ニョーボ」(試し読みあり)

http://sokuyomi.jp/product/tengokunyo_001/CO/1/

最愛の妻を亡くした漫画家にできること。それは、描くこと。あのニョーボ、“よしえサン”との死別を明かし、ペンを置いていた愛妻マンガ家S、須賀原洋行。漫画という、自らが創りあげる世界の中にニョーボを生き返らせるため、尽きない想いを抱きしめながら、哀しみと対峙しながら、いまペンを握る!それは、ホホホなニョーボ、よしえサンと再び笑うため。至高のシリーズがいま始まる!!!!!! 

(C)須賀原洋行 / 小学館


http://big-3.jp/bigsuperior/rensai/tengoku/index.html

愛するニョーボは

もういない!!!

昔は旨いと感じた酒…以前は胸躍らせて作った肴……

だけど今は!! どれも無味乾燥にしか思えない…

隣にいるはずの彼女がいないから…!!

よしえサン”との死別を明かし、

ペンを置いていた愛妻漫画家須賀原洋行

“漫画”という作品の中にニョーボを生き返らせるため、

数え切れない思い出を抱いたまま再びペンを握る!!

ホホホなニョーボ、

よしえサンに再び会うために!!


これについては

連載始まったときに記事を書いたほか、それと密接につながる前作「実在ゲキウマ地酒日記」の時の記事や、まとめを

「物語」は人を救済し得るか〜須賀原洋行氏が「亡くなった妻を漫画の中で生き返らせる」連載を開始。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141218/p4

f:id:gryphon:20141218094103j:image 

須賀原洋行氏の「実在ニョーボ」こと、よしえサンについて - Togetter http://togetter.com/li/580440

物語の中では「天国ドア」を使って死後の世界と現在を行き来できるよしえサンだが、実際の闘病生活の回想に関しては、最後に亡くなられることが分かっている訳でつらい。だが、だからこそつかのまの気晴らしや、小康状態で食べるごはんのおいしさ、新治療法への期待感などの一喜一憂が身につまされる。

http://uaa-nikki.cocolog-nifty.com/blog/

『天国ニョーボ』を読んでいただけたらと思います。

今、私ができる全ての表現をこの作品に込めています。

どうかよろしくお願いいたします。

天国ニョーボ 2 (ビッグコミックス)

天国ニョーボ 2 (ビッグコミックス)



カメントツ「カメントツの漫画ならず道」(WEBでも1話と最新回が読める)

カメントツの漫画ならず道

https://www.sunday-webry.com/comics/manganarazumichi/

カメントツ

WEB系仮面系ルポ漫画家カメントツが紙媒体(註:雑誌「ゲッサン」掲載が主で、ついでにウェブにも掲載してるのでう)に殴り込み!!

何が出来るかな?どこまでできるかな

漫画界にすり切りいっぱい攻め込んじゃう噂のルポ漫画ニューウェーブ(?)!

カメントツ

ゲッサンで連載中の漫画がサンデーうぇぶりでも読めるようになりました。タダなので読んでください。タダなので。

プロフィール

1986年生まれ。愛知県出身2015年よりウェブメディアオモコロ」にて漫画家としての活動をスタート。企業タイアップインタビュー漫画などのノンフィクション作品を中心にインターネット界を暴れまわる異色の覆面漫画家

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漫画雑誌で作者がキャラとして登場し、『ルポ』を行うショートコミック

・その中で特に、自分の雑誌、自分の出版社の「一押し」作品とその作者を登場させ、作者の人となりや「創作秘話」に迫る

・・・・・・・・・といえば、先行作品もいろいろあったのかもしれないけど

少年マガジンの『もう、しませんから。』(西本英雄)で一気にジャンルとしてブレイクした、と勝手に決めつける。

あれは西本英雄という大物、才能をそこにぶっこんだ(おまけに作者が、かなり体当たりをやってくれた)ことで、各段に面白かったし、人格や人脈のあるのだろう、森川ジョージボスキャラいじりから、諌山創や幸村誠の売れっ子ぶりなどもルポして、かなり作者と作品に親しみを感じさせてくれるなど、シナジー効果がはんぱなかった。

同じ雑誌に載っているのにそもそもまたいでいて存在も知らなかった作者、作品にかなりこれのおかげで興味を持つことできたもんな。

…おっと、「もう、しませんから。」ばっかほめ過ぎてしまったが、とにかくそういう形で「雑誌にルポ兼自社宣伝を兼ねた、ノンフィクションのショートコミックを”飼って”おくと実に便利だ」というのに気づく雑誌は気づいていて、そして「ゲッサン」はこれまで横山裕二氏の「ツール・ド・本屋さん」を連載してた。tころが編集長がサンデーに……ああ、描ききれないわ。上記のような「自社紹介ルポ漫画論」をあとで独立させて書くので、ここで中断。

とりあえず途中をすっとばしていうと、インディ団体?かどうかしらんが、ウェブで活動して評判をとった「カメントツ」がRIZINやUFCならぬ小学館の雑誌「ゲッサン」というメジャーなリングに抜擢されてデビューした…と見なすとするなら今のところ「3試合連続KO勝ち」みたいな鮮やかな連勝を飾り、期待のホープとして定着した、と言っていいだろうか。

あ、そうだ、告知しておくと、いまウェブで読める4話も学研雑誌「ムー」が紹介されて非常に面白いが、

上のコマ「あだち充青山剛昌がそろい踏み!」という話は、その第4話のラストで予告されているわな

https://www.sunday-webry.com/comics/manganarazumichi/ep004/

f:id:gryphon:20161208073719j:image

これ…つまり次に掲載予定の第5話が、この前ネットをにぎわせた(はてブ500だよ!!)

タッチ』のタイトルの由来にファン衝撃「驚きすぎて声も出ないわ(呆然)」 | ダ・ヴィンチニュース http://ddnavi.com/news/329541/

の出所ね、。12/14に掲載され、ネットで読めるようになる。

たぶん大評判になるだろう

ついでに予告すると、この二御大「だからこそ言えるボケとツッコミ」にはかなり爆笑するはず。

カメントツ先生のtwitter

https://twitter.com/computerozi



田中芳樹原作・伊藤勢画「天竺熱風録」

http://natalie.mu/comic/news/201305

田中芳樹の小説「天竺熱風録」のコミカライズ作品が、本日9月9日発売のヤングアニマル18号(白泉社)にてスタートした。マンガは伊藤勢が手がけている。

「天竺熱風録」は7世紀の唐に実在した文官・王玄策の冒険ロマン。「西遊記」で知られる三蔵法師と同時代に、唐と天竺間を3往復した王玄策の数奇な運命が描かれていく。

田中芳樹の代表作(かならずしも「傑作」とはイコールでないが…)を上から上げていくと、たいていはもう既にコミカライズされていますね。

で、順番を考えると、この作品が「次」に来たのは、かなり納得いくラインナップなんです。

で、内容はというと

 

・中国の使節がインドに使いにいったら、内乱に巻き込まれ、そこで借り物の兵隊をつかって「悪い王様」を倒し「いい王様」を助けてあげました…という、ベタな童話かよ!的な話

・なのに、基本的なベースは「実話」である

・それでも、あまり中国でも日本でも一押しの人物とは呼べない「知られざる英雄」の発掘

 

なのだから、本当はもっと人気があってもいいはずなのですよね。

ところが、あまり話題になってない感があるんですよ。たとえば上の「ナタリー」記事のブクマ、2だよ?俺も実は、1カ月ほど前にやっと気づいたんだよ、こんな作品が始まっていたことに(笑)

これは…正直「ヤングアニマル」なこともあるんじゃないだろうか。吼えろペンでやっていたが「掲載雑誌の部数、格はそれ自体が宣伝力なのだ。この作品はメジャー雑誌に載っていたら大ヒットだったろうに、このマイナー雑誌だからXXX部どまりだ、なんて例はやまほどある」と…

いやいやいや、ヤングアニマルメジャーだよな、メジャー(笑)

気付かない、あるいは話題にあまりしない読者、田中芳樹ファンの精進が足りないのだ。今後、じわりと人気が上がっていくことを期待。

そこで選ばせていただきました。

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細野不二彦ギャラリーフェイク

ギャラリーフェイク 33 (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク 33 (ビッグコミックス)

細野不二彦ギャラリーフェイク」33巻が、本日11月30日に発売された。

ギャラリーフェイク」11年ぶりの最新巻として登場した同書。週刊ビッグコミックスピリッツ小学館)の35周年を記念し掲載された「アンソールの男」全4話や、月刊!スピリッツ小学館)の7周年記念で展開された「九鼎の行方」が収められた。また若き日のフジタとサラを綴った「忘れられた一夜」、震災後の宮城を舞台に描く「ガレキの街の美術商」全2話も収録。新たに紡がれた「ギャラリーフェイク」の物語を手にとってみては。

もともとこのブログギャラリーフェイクを紹介したとき「この作品はブラックジャックの系譜」「マンガには『ブラックジャックもの』というジャンルがある」と何べんも繰り広げてきました。さらにいうと、細野不二彦は極めて今「手塚治虫的」だとも。

ギャラリーフェイク、突然?の終了・・・フジタが残した一連の「名勝負」 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050201/p2

漫画の「ジャンル」と「類似作」をいろいろ考える - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110601/p1

細野不二彦の最近の仕事量とジャンルが凄い。「手塚治虫後継者戦争」は細野vs浦沢直樹一騎打ち? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140916/p3

で、連載が基本的に終了したあとも、あまりの人気ぶりに、時々短期連載、読み切りが掲載されていく…というのもまさに「ブラックジャック」なんですよ(笑)

それがぼちぼちたまっていったら、しれっと続刊が出る、ってのいいんじゃないかと思うんですよね。

実のところ、たとえば連載終了した秋本治こち亀」も、石黒正数それでも町は廻っている」も、連載の最終章であると宣言されている「銀魂」も、おそらく終わるであろう「銀の匙」も、・・・・・・・こういうスタイルでやっていっていいんじゃないか、と個人的に待望しています。

そのスタイルが定着、一般化するためにも、今回の「ギャラリーフェイク再登場」は商業的に成功してほしい。

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塚理弘原作・高橋アキラ絵「MASTERグレープ

公式情報あり。

この作品は、連載開始時に記事にしているので詳細はそちらにゆずります。

ゲッサンで「(平時の日本での)武器格闘術」がテーマの漫画「MASTERグレープ」が始まる。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161018/p5

ただ、まだ第二回なので、本当は面白いとか傑作だと評価を下す段階ではない。例外的な「先物買い」であることを了承されたい。

第二話によると、舞台は「部活動」になる様子だが、そこは剣道部だけど、顧問が古武術の使い手で、実質的に多種多様な武器古武術の使い手が集まっている…らしいです。

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これにて、2016年漫画10傑。


特別功労賞 秋本治こち亀」 石黒正数それでも町は廻っている

こち亀

それ町…と両作とも、略称で親しまれた。

両作品とも、最終回それ自体を云々する内容のものではない。「それ町」はすこし賛否の議論になったようだが。

上のギャラリーフェイク紹介のときにかいたように、そもそも今後も時々読み切りで登場してほしいと思っているのだが、とにもかくにもお疲れ様でした、というほかない。

作品論は「それ町」については一本過去にかいたけど、

【書評】「それでも町は廻っている」−−21世紀に下町人情ものが可能という奇跡 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110210/p4

終了をうけてこち亀、それ町ともあらためて書きたいと思っています。



「10傑」以外にも楽しんだ作品(過去のランキングに挙げたので、それを加味して選外にしたもの多し)

喧嘩稼業

トクサツガガガ

バーナード嬢曰く

咲くは江戸にもその素質

火ノ丸相撲

百姓貴族

斉木楠雄のサイ難

カレー沢薫の一連の作品

木根さんの1人でキネマ

BLUE GIANT


過去の一覧です

■ひとあし早く、当ブログの「2015年/2014年マンガ10傑」を選定 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151120/p1

 

■「見えない道場本舗」選定・2013年度漫画10傑 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140702/p2

 

■「見えない道場本舗」選定・2012年度漫画10傑 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130331/p2

 

■「見えない道場本舗・2011年度漫画10傑」(※ここから順位なしの10選に) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120402/p1

 

2010年度漫画ベスト http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110327/p1

 

2009年漫画ベスト http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091210/p2

 

2008年漫画ベスト http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081231#p4

 

2007年は「06年とほぼ同じなので休み」となっていた)

2006年漫画ベスト http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061230#p2

PoetPoet 2016/12/08 10:05 にわのまこと「超機動暴発蹴球野郎リベロの武田」>DFが主人公のサッカー漫画