カジノ含むIR法案 きょう委員会採決行わず

カジノ含むIR法案 きょう委員会採決行わず
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カジノを含むIR・統合型リゾート施設の整備を推進する法案の審議をめぐって、自民党と民進党の参議院国会対策委員長が会談し、8日は、参議院内閣委員会で採決は行わず、来週12日に参考人質疑を行うことで合意しました。
7日に参議院で審議入りした、カジノを含むIR・統合型リゾート施設の整備を推進する法案は、8日に参議院内閣委員会で質疑が行われていて、自民党は、8日中に採決を行いたいとしているのに対し、民進党などは「慎重な審議が必要だ」と反対しています。

こうした中で、自民党の松山参議院国会対策委員長と民進党の榛葉参議院国会対策委員長が会談し、榛葉氏は「委員会での審議は始まったばかりだ」として、8日中の採決に改めて反対しました。そのうえで、榛葉氏は「法案は、社会に重大な影響を与えるおそれがあり、専門家などの意見も聞くべきだ」として、週明けに参考人質疑を行うよう求めました。

これに対して、松山氏は「自民党としても審議を充実したものにしたい」として、8日に内閣委員会で採決は行わず、来週12日に参考人質疑を行う考えを伝え、榛葉氏もこれを受け入れました。