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現地感満載すぎるだろ!亀戸の安ウマ中華「東京大排档」が日本人向けにリニューアルしたら異国感がなぜか増してしまった件

知る人ぞ知る食べ放題好きの間で有名な亀戸の「九龍城」を紹介します。こちらのお店は2016年10月にリニューアルして今の店名になりました。今までは「東京大排档」という店名でしたが気になるメニューはコスパとボリュームそのままで期待に応えるサービスは健在のようです。早速、ランチバイキングの全貌をお見せします。(亀戸のグルメ中華

現地感満載すぎるだろ!亀戸の安ウマ中華「東京大排档」が日本人向けにリニューアルしたら異国感がなぜか増してしまった件

グルメレポ 亀戸

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こんにちは!デカ盛りと食べ放題を求めて津々浦々のライター、猫田しげるです。

 

今日は食べ放題好きの間で有名な、東京・亀戸の「東京大排档」!・・・を紹介しようと思っておりました。

 

店員も客も料理も中国そのもので、日本らしさのかけらもない「ザ・現地」な店でしたが、なんと10月からリニューアルして、あの異様な空間の面影が影も形もなくなってしまいました・・・。本日は「東京大排档」あらため「九龍城」をレポートいたします。

 

 

まず最初に、明らかに変わった点

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▲外観

⇒店名が「東京大排档」から「九龍城」に(ちょっとベタ)

 

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▲新しい内観

 

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▲以前の内観

⇒店内がファミレスのようにスッキリ(前は円卓が雑然と置かれたフードコートのようだった)

 

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▲新しいレイアウトの料理が並ぶ風景

 

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▲以前の料理コーナー

 

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▲以前の料理

⇒料理が整然と什器に並んでいる(前は大皿に豪快に盛り付けられていた)

 

「ちょっとどうなっちゃったの!」と社長に詰め寄ったところ、以前はあまりにも中国人向けすぎる店だったため、もっと日本の人にも来てもらおうと門戸を広げたとのこと。

 

具体的に何を変えたのかというと・・・

 

  • 全部ハラル料理になった(豚肉を一切やめて、使う肉を牛・鶏・羊のみにした)
  • 一番安いバイキングが1280円(ドリンクバー付き)+税になった(前は980円でドリンクバーは+200円だった)
  • ランチバイキング焼肉としゃぶしゃぶが加わった。でも肉はやっぱりハラル(牛・鶏・羊)

 

 

「前と比べて入りやすくなったでしょう」と社長はドヤ顔ですが、全部ハラル料理って、どう考えても前より異国感が強まっているような気がします。いやでもそれでこそ、元「東京大排档」(今は九龍城)。

 

ではどんな料理があるのか見ていきましょう。

 

まずは温菜コーナーから。普通の中華料理で美味しい

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酢鶏(豚ではない)、青椒肉絲、海老チリ玉子、回鍋肉、チャーハン・・・。至って普通の中華料理です。

 

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そして、巨大な唐揚げ、麻婆豆腐、真っ赤で辛そうなスープ・・・と、まあこの辺も想定内でしょうか。

 

次に飲茶コーナー。サイズがいちいちデカくて美味しい

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巨大なゴマ団子、何かの揚げ物、葱餅的なもの、ぶっとい餃子、春巻。

サイズがいちいちデカいのが笑えます。油条と豆乳(味付け・ストレート)もあり、現地の人にとっては懐かしい朝ごはんでありましょう。

 

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麺を自分で茹でて2種のスープで食べるラーメンコーナーもあります。確かにこれは日本人にも喜ばれますね。

 

そして冷菜コーナーは数が異様に多い

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フレッシュなサラダと和え物や炒め物(全部冷たい)が並びます。冷菜の数が異様に多いです。

 

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きくらげとキュウリの和え物、キムチ、棒棒鶏・・・

 

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来ました、正体不明の料理。

これでこそ元「東京大排档」(今は九龍城)。明らかに普通の中華バイキングでは見かけないビジュアルです。

 

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▲ハチノスと牛すね肉の四川風炒め

 

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▲砂肝とゴマのキンピラ風

 

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▲センマイと豆苗の和え物

 

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▲牛アキレスの辛口和え

 

日本の一般的なバイキングに「センマイ」「ハチノス」の料理ってあまり出て来ないですよね。さすがです。

 

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全種類取ったらこうなりました。

 

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調子に乗って「麻婆丼」「回鍋肉丼」とか作ってみました。美味しいですよ。

 

焼肉・しゃぶしゃぶバイキングがハンパなくお得すぎる

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・・・ちょっと待てよ。

ランチバイキングだけなら1,280円ですが、さらに肉を好きなだけオーダーできる「焼肉・しゃぶしゃぶバイキング」があるのです。

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焼肉」か「しゃぶしゃぶ」を選び、肉のランクによって1,580円(特選牛)、2,280円(国産和牛)、4,480円(特選国産牛)と値段が変わります。

 

ということは、焼肉orしゃぶしゃぶコースを選んだ人は、この料理に加え、さらに肉を頼まなくてはならないということです!

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この日は社長がオススメする2,280円の焼肉感激(国産和牛)コースにしたのでした。

 

オーダー可能な肉は・・・

タン塩、国産カルビ、国産ロース、上ミノ、中落ちカルビ、ハラミ、ホルモン、レバー、ハツ、ミノ、とりもも味噌、とりもも塩、とり軟骨、ラム、味付ラム、イカ。

70分間食べ放題です。

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胃を奮い立たせて牛タン、カルビ、ロースを頼みます。

すごいサシです。どピンクですが、決して画像加工しているわけではありません。

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▲ロース生

 

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▲タン生

 

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▲カルビ生

 

和牛を一頭買いしているのでこの値段で出せるそうです。しかもホルモンまできっちり使い切るから歩留りナシだとか。

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とはいえこの値段だし… 本当に国産かよ・・・ と猜疑心マンマンにロースターで焼いて食べてみると・・・

 

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牛タンはしっとり柔らかく、軽く歯で噛み切れます。

 

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カルビは脂がとろけ、くどすぎず何枚でもいけます。

 

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ロースも全く臭みがなく、和牛の香りがしっかりする赤身です。  思わず社長に「あなどってすみません!」と失礼な侘びを入れてしまいました。

 

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ちなみにしゃぶしゃぶとは中国でいう「火鍋」で、具材コーナーの野菜類と、特選牛、ラム、とりつみれ、牛つみれ、ハチノス、センマイ、白身魚、イカをオーダーで食べ放題になります。火鍋の具材コーナーの野菜やつみれなども取り放題になります。

 

夜はオーダービュッフェのみで、値段が少し変わります。

それでも特選牛食べ放題1,880円〜とリーズナブルすぎです。

 

2階が凄いことになっていた!さらに異国感が・・・

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ところでこの店、2階に踏み入ったことがある人は少ないと思います。2階はすごいことになっています!!

軽くコンサートができる舞台!

ガチな照明!(使いこなせる人はいるのだろうか)

100人は座れる客席!

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そしてカラオケ付きの個室(10〜30人収容×4室)

 

ここで結婚式を挙げたり、会社の宴会など、大掛かりなパーティーにも気軽に対応してくれます。カラオケ付き個室は昼夜利用可なので主婦の団体にもってこいです。

 

夜はビュッフェの他にアラカルトも充実しています。

ですが社長によると「現地の人でも見たことないような料理」というほどのマニアックぶりだそうで、一例でも「牛かえるのマーラ炒め」「羊のモツスープ」「羊のシュウマイ」など、やっぱりアウト・オブ・ジャパン感満点のメニューがズラリと並びます。

 

今回はランチバイキングのみのレポートでしたが、第二弾として「九龍城 夜のマニアックすぎるハラルメニューを大公開」なんて企画も実現させたいところですね。

 

紹介したお店

九龍城

住所:東京都江東区亀戸6‐23‐2

営業時間:月~日、祝日、祝前日: 11:00~15:00 (料理L.O. 14:30)

     17:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)

定休日:なし

アクセス:JR総武本線亀戸駅 徒歩5分

 

プロフィール

猫田しげる

デカ盛りと食べ放題を求めて津々浦々。おいしいものもおいしくないものも大好きです。

                             
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