人生というのはバランスというのがとても重要なんじゃないかと思います。
人であれ、物であれ、何であれ、どちらか一方に極端に寄るというのは、均衡が崩れて「何か」が崩壊してしまうあんまりよくない事だと思うのです。
ドラゴンボールの悟空もパワーだけを求めた変身ではダメだと、「バランス的には普通のスーパーサイヤ人が一番いい」みたいな事を言っていましたね。(?)
貧乏すぎても良くないし、金持ちすぎても良くない。
人気すぎても良くないし、不人気すぎても良くない。
野菜ばかりでもよくないし、肉ばかりでもよくない。
お尻ばかりでもよくないし、おっぱいばかりでもよくない。
ホモすぎてもよくないし、ノンケすぎてもよくない。(??)
なので僕はいつの頃からか、何にせよなるべく「中立」というものを意識して生活する様になりました。
それはきっと、何かに極端に偏らない事が「平穏」で「幸せ」なのだという事を大人になるにつれて少しづつ学んだからなのだと思います。
子供の頃に「ジョジョの奇妙な冒険」を読んで、その中の吉良吉影が目標としていた
「激しい『喜び』はいらない、そのかわり、深い『絶望』もない… 『植物の心』のような人生」
というのが、根拠のない自信とたくさんの夢であふれていた当時の僕には全く理解できず
彡(゚)(゚)「なんやこの陰キャは・・きしょっ!!」
などと思っていたけれど、今は彼の気持ちと賢さがよーくわかります。
大人になってみると、これほど共感できる「人間臭い」悪役もいないもんだなぁと思います。
彼が目指した生き方も言い方を変えれば良い方にも悪い方にも偏らない、まさに「中立」を意識した生き方だったのではないでしょうか。
僕もなるべくなら静かに暮らしたいし、不要なストレスはゴメンです。
しかしながら、そもそも社会というのがバランスの取れた「平穏」で「幸せ」な生き方をするにはかなり不向きな場所なんじゃないかと思います。
なぜなら社会というのはいつでもどんな時でも基本的に笑顔を強要されるからです。
人間は喜怒哀楽の感情があって、訳もなく怒りたくなったり、悲しくなったり楽しくなったり、そんなふうに気分にムラや波があるけれど、でもそうやっていろんな感情が常にせめぎ合ってバランスを取る事で、心の均衡と平穏を保っている生き物なのではないでしょうか。
しかし社会にでて会社にでも勤めだしら、上司やクライアントなんかに常に笑顔を向け誠心誠意のあるフリをして、嫌いな人間とも感情を抑え、我慢して付き合っていくしかありません。
常に移り変わっていく流れる感情を押しとどめ、笑顔を貼り付けたマネキンの様な生き方を強要されれば、どんな人間でも多かれ少なかれ心の均衡を崩してしまうものなんじゃないでしょうか。
日本というのは特にそいうのが顕著だと思います。
たまに「常にいい言葉を心がけて、いつも笑顔でいましょう」といった意見や啓発的な物を見かけるけど、僕は必ずしもそれが良い事だとは思いません。
午前中には笑顔で誰かにさわやかに「ありがとう」と言い、午後には誰かに理不尽に切れて
「Fuck!!」
と叫ぶ、それが人間でそれが人間の魅力だと思います。
うーんそれにしても、喜怒哀楽をなるべく抑えず、もっと気楽に過ごせる国や社会に日本もなって欲しいもんですぁ~。
上司に気楽に
彡(^)(^) 「おいハゲ!!」
って言えたり、道端でパッションを抑えきれず
彡(^)(^) 「おっぱい!!」
とか叫べたりなぁ。
はい、無理ですね。
多分日本じゃなくても無理ですね。
世紀末でヒャッハーな世界にでもならない限り無理ですな。
(特に意味はない、ただ描きたかっただけ)
(´・ω・`)そういえば世の中で成功する人っていうのは基本一芸に秀でた人ばっかりだよなー。
(´・ω・`)まぁ大きな成果を得られるのも、あえて何かに極端に特化して色々犠牲にした結果なんだよなー。
(´・ω・`)言ってしまえばどっち付かずの中立な生き方と、極端な生き方は結果的にどっちがいいもんなのかなぁー。
(´・ω・`)・・まー。
(´・ω・`)僕エロ知識くらいしか秀でたものないけどなー。
おまけ
「戯言四コマ」
深夜のテンション!
(´・△・)