カエルはペットとして流通している個体だけでも、数十種類以上と種類もカラーバリエーションも実に様々です。
飼い方も生態も種類によって当然異なってきます。
共通しているのは飼育スペースを大きく取らないので室内飼育がしやすい反面、生きた餌しか基本は食べないので餌やりが大変なこと。
カエルや爬虫類を飼い慣れていない人にとっては、ハエやコオロギのような昆虫を飼育するのは抵抗がある方も多いですよね。
本記事では躓く方も多いカエルの餌やりに関しても具体的にアドバイスしていきます。
1ページ目ではカエルの一般的な飼育方法、2ページ目では特にペットにするのにおすすめなカエルの種類を解説していきますよ。
是非、最後までご覧ください。
一般的にカエルを飼育する上での必要な情報を,、私たちにとって身近な アマガエルを例として 解説していきます。
カエルの種類によっては飼育方法が大きく異なる種類もいますが、それはそれぞれ紹介していくときに個別に解説していきます。
アマガエルを飼育する上では、写真の飼育ゲージよりもっと小さくて簡素な物で構いません。
ただ動きやすい用ようにある程度の高さは確保してあげましょう。
もちろんこれは、固体のサイズ、飼育数、種類によって変わって来るので、アマガエルを1匹で飼育する場合の話です。
それぞれの種類に合ったものを選んであげましょう。
床材に関しては、写真のような フロッグソイル を使用すれば間違いありません。
アマガエルの場合は、砂利でもキッチンペーパーでも構いません。
むしろ何も敷かなくても問題ありません。
ただし、他の種類の場合はそうはいかない場合がありますので、1番無難なㇷロッグソイルをここでは紹介しておきます。
床材が汚れた状態で放置しておくと、カエルが病気になる可能性が上がります。
飼い主が1番手入れをしやすいものにすることをおすすめします。
水に関しては、本当に種類によってまちまちです。
水入れに水を入れておいて、飲んだり水浴びができるようにしておけば良い種もいます。
一方でカエルがしっかり浸かることができるように水を溜めてあげなければならない種もいます。
水道水の塩素はカエルには良くないので、汲み置きして1晩置いたものや、カルキ抜きしたものを与えましょう。
アマガエルの場合は水は水入れに入れておくだけで構いません。
アマガエルは、樹上で生活しています。
湿度が高すぎるぐらいなら少し乾燥している方がアマガエルには良いです。
とは言っても、ある程度湿度は必要なので、朝晩に霧吹きで飼育ゲージ内の湿度を保ちましょう。
湿度は70%前後が最適とされています。
飼育ゲージ内の湿度が足りているかどうか判断する基準があります。
それはカエルがゲージ内のどこにいるかということです。
湿度が足りているときは、高い所にいることが多いです。
逆に湿度が不足していると、水場の側にいることが多くなります。
水場の側にいることが多くなったら湿度を上げてあげる必要があるかもしれません。
一般的にカエルは肉食で動いている動物しか食べません。
ハエやガなどが好物ですが、捕まえるのは大変です。
バナナなどでショウジョウバエを繁殖させるなどの手があります。
しかし、カエルのために家でハエを繁殖させるのは抵抗がある方も多いと思います。
1番楽な方法は、コオロギの"SS"サイズを購入する方法です。
ペットショップやインターネット上でも販売されています。
目安は1日1匹程与えてください。
飼い始めはエサを口の前まで持って行ってあげないと食べないこともあります。
1度エサを覚えると生きているコオロギを飼育ゲージ内へ入れてあげるだけで自分で食べるようになります。
コオロギは1度に購入しすぎると、世話の手間が増えますし、大きくなってしまいます。
少量ずつ購入するか、エサのコオロギを繁殖させる方法もあります。
エサをこまめに購入すれば、繁殖させるときの手間を省けます。
エサのコオロギを繁殖させると購入代金を抑えることができます。
飼育者の都合の良い方で選択しましょう。
コオロギの飼育方法に関してはこちら の記事が詳しいです。
虫の写真が出てきますので苦手な方は注意してください。
アマガエルを飼育する上では25℃前後が最適な気温と言われています。
冬場など温度管理が難しい時期はパネルヒーターを使いましょう。
自然界と同じように冬眠させるという方法もあります。
しかし、冬眠をさせるのもただ土に潜らせたら良いというような単純なものではありません。
初心者は普通に飼育する方が簡単ですし、カエルを観察もできるのでそちらをおすすめします。
実はカエルには 毒 があります。
アマガエルも全身の皮膚から毒を出しています。
触るだけではほとんど心配はいりません。
ただ、カエルを触った手で傷口を触ったり、目をこすったりすることは絶対にやめてください。
次のページからはペットとしておすすめなカエルたちを紹介していきます。
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