洗濯物を干すのが大好きです。
基本的に家事が好きです。ご飯を作るのが好きだし、買い物も好き。掃除はそれほど好きじゃないけど、ほどほどにする。専業主夫をやらせればしっかりこなすと思います笑
で、家事の中で一番好きなのが洗濯を干す時。
「あぁ、あれから3日たったんだな」と時間の経過を感じながら、外で洗濯物を干す時間がすごく好きなんです。これ、意外と分かってくれる人がいて嬉しい。
1日の中で、この時間が密かな楽しみです。
でも、まいかい毎回、洗濯物を干す時間が気持ちよいかと言われれば、そんなことはありません。
その時の自分の調子によって、おっくうに感じる時もあります。
それじゃあ、どんな時におっくうに感じてしまうかというと、心に余裕がない時。
心に余裕がない時は、洗濯を干すのが本当にめんどくさいです。
どんな時に心に余裕がないかと言われれば、例えばお金に余裕がない時。
ちっちゃい人間かもしれないけど、お金に余裕がない時は心に余裕を持つことができません。
洗濯物を干す時に限らず、日常のいろんなシーンで、心の余裕のなさは現れます。
車の運転でイライラしてしまったり、人と接する中でイライラしてしまったり。
だから、心に余裕を持ちたいという意味で、お金に余裕は持ちたいと思っています。
あと、仕事がうまくいかなくて、将来が不安になってしまった時。
その不安で心がいっぱいの時も、洗濯物を干す時間はおっくうになります。つい最近もそんな状態でした。
でも、「今不安になったってどうにもならないよな。とりあえず頑張ろ」と思ったら、心が楽になって、また洗濯物を干す時間が楽しくなりました。
「人生を楽しむには◯◯をしろ」みたいなこと、よく言われるじゃないですか。
今を楽しめ!とか、やりたいことやれ!とか、いろいろ。
もちろんその通りなんですが、本に書かれたことやすごい人が言ってることって、自分が吸収したことじゃないから、どうしても自分のものにしにくいですよね。
逆に自分で実際に感じたことは、この先に人生で活かしやすいです。自分の目で見て、肌で感じたものだから。
人に誇れることは何もできていないし、偉そうなことも全く言えないけど、「僕が人生で楽しむためには?」と聞かれたら「心の余裕を持ち続けること」と答えます。
なぜなら、どんなに楽しいことをしたとしても、心に余裕がなきゃ、どんなことも楽しむことができないから。
逆に、心の余裕さえ持っていれば、たかが洗濯物を干すだけのことでも、楽しむことができるから。
よく「自分は心が狭いなぁ」とか「なんでこんなに器が小さいんだろう」と自分を責めてしまう時があります。
でも、そういう時って大抵、心に余裕がない時なんですよね。余裕がないから、自分自身を好きでなくなってしまうような行動をしたり、言葉を発したりしてしまう。
だからこそ、誰かに冷たいことをされたり、きついことを言われた時も、「あぁ、あの人はただ単に心に余裕がなかったんだなぁ」と思えば、人に優しくできる気もします。
これから自分がどんな人生を送っていくのか分からないけど、とりあえず心の余裕は持ち続けていきたいです。
天気に良い日には洗濯物を干しながら「気持ち良いなぁ」と思えるほどの心の余裕を、持ち続けていけたらいいな、と思います。