(cache) 「紅葉＆紅葉」が見ごろを迎えた昭和記念公園でフォトウォークしてきた

丁度、一ヶ月前にコスモス畑を楽しんだ、立川の国営昭和記念公園。そろそろ銀杏並木の黄葉に、園内の木々や日本庭園の紅葉が綺麗な頃だろうと、出掛けてきました。

銀杏の「黄葉」はピークを過ぎたやや後半戦。「紅葉」の方はまさに今が見ごろ。この日は平日でしたが、園内は多くの観光客で賑わっていました。行くなら今でしょう！

園内に入らなくてもそれなりに楽しめますが…

昭和記念公園の入園には大人410円の料金がかかります。電車や車でわざわざやってくるなら、ぜひ入園をオススメしますが、ちょっと立川までやってきたついでならば、立川口の周辺を散歩するだけでもそれなりに色付いた木々を楽しむことができます。

園内のカナールほどではありませんが、銀杏並木も見られたりと。

今年も見事なカナールの「黄色い散歩道」

とはいっても、やはり入園しないとこの見事な「カナール」の銀杏並木を歩くことはできません。1月前の時点ではやや銀杏の葉の元気のなさに不安も感じましたが、染まり具合だけなら昨年よりも見事な位の黄葉に出会うことができました。

既に銀杏の黄葉のピークは過ぎて、かなり落葉が始まってますが、黄色い落ち葉の絨毯を歩くのもこの季節のお楽しみ。もちろんギンナンの匂いもセットです（笑）

この感じならば、甲州街道のイチョウ並木（西八王子付近）も見ごろかもしれませんね。

園内を散策してカラフルな木々を愛でる

銀杏の黄色はもちろん、モミジやカエデの赤、茶からオレンジに染まるケヤキや桜など、広い園内の何処を見回してもカラフルな紅葉＆紅葉が目に飛び込んできます。

この日もカナールを抜けてから「水鳥の池」へ、そこから園内の北側に位置する「日本庭園」を目指して散策してみることにします。

池を左手に少し北上したあたりでしょうか。見事に焼けたモミジ？の木々が集まった一画に遭遇しました。すごい、空がめちゃくちゃ赤いぞ！

真っ赤に染まった葉から、まだ染まりきってない緑や黄色、そして空の青、太陽光を透過してのグラデーションに釘付けになってしまいます。

一面のキバナコスモス畑は既に撤去されてしまっていました。次は来年に備えて菜の花が植えられるのだとか（ちなみにコスモスは一年草です）。

モミジや銀杏の派手な色もいいですが、微妙な茶色や緑と青空というのもほっとできる光景で、毎度写真に収めてしまいます。

「紅葉」ならば今が見ごろの日本庭園

さて、やってきました「日本庭園」。池やせせらぎの作られた庭園の周りには、モミジやカエデ、コナラの木々が植えられ、今が紅葉のピーク。歩きながらの適当なスナップでも、綺麗な写真しか撮ることができません。なんて贅沢！

池の向こうではウエディングフォトの撮影中。きっと素敵な写真が撮れたことでしょう。

紅葉＋日本庭園＝何を撮っても絵になる！　水面の落ち葉だってこの通り。

風でクルクル回る葉っぱを狙って背景の色を変えて楽しんでみたり…。

写真の好きな方なら、この日本庭園だけでもしばらく過ごせてしまうかもしれません。ただし、相変わらず三脚の使い方のマナーの悪い老人だらけなので、週末などはトラブルにならないようにしたいですね。

もうひとつの銀杏並木「かたらいのイチョウ並木」

立川口すぐのカナールとは別に、園内の西のはずれにも「かたらいのイチョウ並木」と呼ばれる素晴らしい銀杏並木があります。こちらはさらに落葉が進んで見事な黄金の絨毯！

風が吹く度に並木道に銀杏の枯れ葉が舞い散ります。

「水鳥の池」を反時計回りに立川口へ…

立川口から入園して、「水鳥の池」を反時計回りに「日本庭園」「かたらいのイチョウ並木」と歩いたこの日のコース。早足で回っても30分以上、写真を撮りながらとなると2時間以上は見ておいた方がいいでしょう。園内にはレストランなどの飲食スペースも充実しているので、晴れた日なら家族で1日のんびり過ごすこともできます。
施設紹介 | 国営昭和記念公園公式ホームページ

入場、又は退場のどちらかを、JR西立川駅が最寄りの西立川口にしておくと、多少歩く距離を抑えることもできますが、太陽の高さが変わると、紅葉を照らす光線の具合が変化して、また違う雰囲気の写真が撮れてしまうので、結局立川口に向かってしまう私…。

不思議な焼け方をしている針葉樹があるなぁと思ったら、これがよく耳にする「メタセコイア」の木なんですね。並木道になってる訳ではありませんが、木によって様々なグラデーションの紅葉になっていて面白い。

戻ってきたカナールの銀杏並木は平日の午後とは思えない賑わいです。

恐らく今週いっぱい位はまだまだ楽しめそうな昭和記念公園の紅葉＆黄葉。天気予報がやや微妙ですが、今週は23日に祝日（勤労感謝の日）もあることですし、気になった方はぜひカメラを持って訪れてみてくださいませ！

便利ズームは捗る！

今回は日中の家事と仕事の合間に出掛けたこともあって、カメラはPENTAX K-S2と便利ズームのDA16-85mmのみ。光量に心配にない日中ならばズームレンズの暗さも気になりませんし、それなりに広く使える24mm相当の広角から、130mm相当の望遠側を仕えばちょっとしたボケ表現や圧縮効果も期待できます。

これ1本あればレンズ交換やカメラを持ち替える必要もありませんし、広い公園をフォトウォークするには最高のズームレンズです。

PENTAX 標準ズームレンズ防滴構造 HD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR Kマウント APS-Cサイズ 21387

出版社/メーカー: リコー
発売日: 2014/11/21
メディア: Camera
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あと、ここ最近はオリンパスもペンタックスもずっとRAWで撮っていたのですが、現像での自由度が高いせいか、撮影中に露出やWBでサボる癖が付いてしました。なので、今回はあえてカメラのカスタムイメージを積極的に使って、JPEG写真で構成してみました。

紅葉写真だけに、変にコッテリ仕上げるよりはこれ位の方が現実的なはずが、個人的にこれはこれでしっくりきていません…（笑）　こういうときはオリンパスのVIVIDくらいが、丁度いい塩梅の記憶色になってくれると思うのですが…　そうなるとやはり12-100mm PROしかないのでしょうか？　これは困りましたよ。