ミニバンとまではいかないけど、実用性の高い車が欲しいといった方に人気なのがトヨタ・ポルテです。お得感と経済的な事情で、ポルテの中古車を探している方は多いと思います。
しかし、「ポルテの中古車はどの条件で探すのが一番いいのか」「賢く・お得なポルテの購入方法は?」といったことに悩んではいませんか。適切なポルテの中古車を探す秘訣を知れば、自分にあったポルテをスムーズに見つけて購入することができます。
今回の記事では、ポルテの中古車価格から、車に求めるポイント別におすすめの中古車条件、具体的な探し方までお伝えします。この記事を読んでいただいたあと、すぐにポルテの中古車を探せるようになっていますのでぜひ参考にしてください。
今回の記事の流れ
今回の記事では、あなたにぴったりのトヨタ・ポルテの中古車を探せるように「ポルテのおすすめ中古車条件」「中古車相場・適正な価格」「もっとも簡単な探し方」までをお話していきます。
この記事でもっとも重要なポイントはあなたが「中古車に求めるポイント」から「ポルテの最適な中古車条件」がわかることです。「中古車に求めるポイント」がわかれば、全ての記事を読む必要はありません。スムーズに読んでいただくために以下のリンク・目次を活用してください。
| あなたが希望するポルテの中古車はどれか | |||
|---|---|---|---|
| ①新しいポルテに 安く乗りたい方 |
②価格の安さを 新しさよりも重視したい方 |
③激安のポルテ 中古車を購入したい方 |
|
| 4~6年落ち 修復歴なし |
7~10年落ち 修復歴なし |
10年落ち以上 走行距離10万キロ以上 |
|
| 相場・価格情報 | 相場・価格情報 | 相場・価格情報 | |
| 具体的な探し方 | 具体的な探し方 | 具体的な探し方 | |
| 中古車を安全に購入するための必要知識 修復歴車・リスクのある中古車の見抜き方・中古車をお得に購入する方法 |
|||
- ※中古車を賢く選ぶためには、上記の年式・走行距離以外のポイントもあります。そちらも含めて詳しくお話ししていきます。
目次
- 1 トヨタ・ポルテの特徴・おすすめポイント
- 1-1 使い勝手の良さと居住性が魅力
- 1-2 助手席側の電動スライドドア
- 1-3 注意点:後席の乗降性が課題
- 1-4 注意点:後席を前方に倒すと床に段差ができる
- 2 ライバル車種はスズキ・ソリオ
- 3 ポルテの中古車相場
- 4 ポルテの未使用車と新車ならどちらがおすすめか
- 5 前提:ポルテの寿命はどれだけか
- 6 ポルテのおすすめ中古車条件
- 6-1 1. 新しいポルテに安く乗りたい方
- 6-1-1 4~6年落ちの修復歴なしポルテ中古車(50万~90万円)
- 6-1-2 4~6年落ちの修復歴なしポルテの中古車相場
- 6-1-3 4~6年落ちのポルテ中古車の具体的な探し方
- 6-2 2. 価格の安さを新しさよりも重視したい方(30万~60万円)
- 6-2-1 7年落ち~10年落ちの修復歴なしポルテの中古車相場
- 6-2-2 7年落ち~10年落ちの修復歴なしポルテの探し方
- 6-3 3. 激安のポルテ中古車に乗りたいという方(10万~30万)
- 6-3-1 走行距離10万キロ~12万キロ・年式10年落ち~12年落ち
- 6-3-2 ブッシュ(緩衝パーツ)類は交換されているか
- 6-3-3 基本的なことだが、エンジンオイルは定期的に交換されているか
- 6-3-4 補足:ポルテはタイミングチェーン採用
- 6-3-5 激安のポルテの中古車相場
- 6-3-6 激安のポルテ中古車の探し方
- 7 ポルテ中古車を購入するときの注意点
- 7-1 修復歴車は避けるべき
- 7-1-1 修復歴車を避ける方法と見分けるポイント
- 7-2 リスクのあるポルテ中古車を確実に避けたい方には
- 7-2-1 注意点:中古車価格は10万~20万円以上高くなる場合がある
- 7-3 その他の故障車・リスクのあるポルテ中古車の見分け方
- 7-3-1 水没車のリスク
- 7-3-2 水没車の可能性をチェックするポイント
- 8 まとめ
- 9 コラム:ポルテ中古車をよりお得に購入するためのポイント
- 9-1 中古車が安くなる時期は4月~5月中旬
- 9-2 中古車の値引きを引き出すための方法
トヨタ・ポルテの特徴・おすすめポイント
ポルテの中古車についてお話しする前に、車種としてのポルテの特徴をお伝えします。基本的な情報も含みますので、今すぐポルテの中古車を探したい!という方はポルテのおすすめ中古車条件へ進んでいただいて問題ありません。
トヨタ・ポルテは、コンパクトカーに属しながらも「プチバン」と呼べる新ジャンルを確立したトヨタの人気車種です。家族や友人などを乗せることも多く荷物もある程度積みたいとなると、まずミニバンを検討する方が多いと思いますが、その中には3列シートまでは使わないという方もいます。
そんな中でも使い勝手の良い車が欲しい、というニーズに応えて登場したのがポルテです。コンパクトなボディながら全高1600mmという広い乗車スペースと、助手席の大型スライドドアによって乗降性と利便性を実現したことで、背の高いミニバン風コンパクトカーというスタイルを確立しました。
キャッチーなカラーも多く、ファミリー層や女性に人気です。2012年のモデルチェンジと同時に発売されたスペイドはポルテの姉妹車です。
- ミニバン以外に使い勝手の良い車を探している方
- 人や荷物を乗せることが多いが、ミニバンは持て余す方
- 遊びにも仕事にも使える車が欲しい方
ポルテの具体的なおすすめポイントと、注意点は以下でお伝えします。
使い勝手の良さと居住性が魅力
ポルテの一番のおすすめポイントはその使い勝手のよさと、広々とした居住性の高い車内空間です。
収納スペースの数は豊富かつ、運転席から使いやすい位置に配置されています。
また助手席は折りたたむと後席から使えるテーブルとなり、また前後にスライドさせることができるので
前方に収納すると広いスペースが作れます。後席の方が広々とくつろげたり、大きな荷物の積み込みにも適しています。
ラゲッジルームにはベビーカーを立てても倒しても積み込むことができます。シートアレンジでさまざまな用途に対応できることと、ミニバン並みの室内高を備えていることから、コンパクトカーの中では積載性・居住性ともに非常に優秀といえるでしょう。
助手席側の電動スライドドア
ポルテの外見からも特徴的なのが助手席側に装備された大型の電動スライドドアです。
また床の高さを地上30cmに抑えているため、子供から年配の方まで乗り降りしやすくなっています。
注意点:後席の乗降性が課題
助手席のスライドドアがポルテの魅力であり特徴のひとつですが、助手席の乗降性が高い一方、後席への乗降性には不満があります。前方に助手席をスライドさせるか、席を倒さないと乗り降りに不便を感じるでしょう。
注意点:後席を前方に倒すと床に段差ができる
助手席を倒して前方にスライドさせると、床面に段差ができます。後席の乗り心地に影響する可能性があるので注意が必要です。現車を確認する際に後席に乗って確認しましょう。
ライバル車種はスズキ・ソリオ
ポルテのライバル車と呼べるのはコンパクトカーのスズキ・ソリオです。ポルテと同様に、実用性を突き詰めて、ミニバン的に進化したスタイルで人気を博しています。筆者の見解では、以下のような関係です。
- 居住性・実用性ではポルテが若干有利
- 前席の乗降性ではポルテが有利
- 後席の乗降性ではソリオが有利
ソリオもミニバンからのサイズダウンを検討するユーザーに向けて、ちょうどいいサイズ感と使い勝手のよさで人気です。この2車種を比較した場合、スペースの広さや収納やシートアレンジではわずかながらポルテが有利です。乗降性に関しては、前席と後席の場合で明確に差が出ています。
ポルテは大型スライドドアと床の低さで、前席(助手席)の乗降性で優れています。しかしポルテは前述の通り、後席の乗降性に課題があります。一方でソリオは開口部の広い両側スライドドアを装備しており、後席の乗降性もカバーできています。
後席まで乗車することが多い場合はまずソリオを、人の乗車は助手席までがメインであればポルテをまず検討することをおすすめします。しかしどちらも実用性と居住性においては高いレベルにあり、同時に検討する価値は充分あります。
それではいよいよ、ポルテ中古車の選び方・購入の秘訣について詳しくお話ししていきます。
ポルテの中古車相場
ポルテをはじめとしたコンパクトカーは他ボディタイプに比べて価格の安さも魅力のひとつです。一般的なコンパクトカーにない機能を備えていることを考えると、ポルテはコスパの良い車種といえるでしょう。では中古車価格はどうなのか、まず、現在のポルテ中古車の価格相場を見てみましょう。
| 中古車検索サイト | 中古車相場 | 中古車相場(平均額があるもの) |
|---|---|---|
| カーセンサー | 1~199万円 | 48万円 |
| グーネット | 1~208万円 | 100万円 |
| 車選び.com | 4~208万円 | 43万円 |
| D-Ucar | 19~199万円 | - |
| GAZOO中古車 | 23~206万円 | - |
| ガリバー | 9~169万円 | - |
- ※2016年7月7日時点での各中古車検索サイトで調査・毎月更新
- ※年式等の指定はなし
カーセンサーやグーネットでは、1万円前後とかなり極端な価格が見られます。これは多くの場合、中古車本体価格を極端に安くして、諸費用の方に利益を乗せるといった売り方がされているためです。本体価格は1円の場合もありますが、購入費用の総額でみるとそれでも20万円前後かかるケースがあります。
この諸費用に利益が乗ってくる売り方は、激安の中古車に顕著な現象です。後述するような「激安のポルテ中古車」の場合は諸費用が過剰に乗っていないか、注意が必要です。中古車の諸費用については「中古車の購入時に掛かる諸費用を徹底解説」を参考にしてください。
ポルテの未使用車と新車ならどちらがおすすめか
ポルテの未使用車はどうなのか?と考えている方もいるかもしれませんので、まず「ポルテ未使用車」の現状についてご説明します。結論からいえば、ポルテに限っては未使用車はおすすめしません。それには以下の理由があります。
- 未使用車自体がかなり少なくなっている
- 新車の値引き額を計算すると、未使用車を選ぶ価格メリットが少ない
参考として、現在のポルテ新車と未使用車の購入価格を同一グレード(F:FF/CVT)で比較してみました。
| 新車の場合 | 金額 | 中古車の場合 (届出済未使用車) |
金額 |
|---|---|---|---|
| 車両本体価格 | 1,561,905円 | 車両本体価格 | 1,620,370円 |
| 車両本体消費税 | 124,952円 | 車両本体消費税 | 129,629円 |
| 自動車税(年額) | 34,500円 | 諸費用 | 要問い合わせ |
| 自動車取得税 | 25,260円 | 自動車取得税 | 諸費用に含まれる |
| 自動車重量税 | 11,250円 | 自動車重量税 | 諸費用に含まれる |
| 自賠責保険 | 40,040円 | 自賠責保険 | 諸費用に含まれる |
| リサイクル料金 | 9,720円 | リサイクル料金 | 諸費用に含まれる |
| 登録諸費用概算 | 50,000円 | 登録手数料 | 諸費用に含まれる |
| 支払い合計 | 1,857,627円 | 支払い合計 | 1,749,999円 |
- ※未使用車価格は2016年7月7日時点のカーセンサー中古車から調査
上記ご覧いただくと、価格差としては11万円ほどであることが分かります。また、未使用車の購入にあたっては車両本体価格(税込)に、自動車取得税などの法定費用や登録手数料などの諸費用がプラスになりますが、現在探せる未使用車では、車両本体価格しか明らかになっていませんでした。
諸費用の相場からすると、未使用車はここから10万~20万円は追加されると考えて良いでしょう。
ちなみに、現在ではポルテの新車値引き目標額は16万~17万引きとされます。値引きがなかったとしても諸費用分で未使用車と新車の購入費用は変わらないか、未使用車の方が高くなる場合もありえます。新車同然の車により安く乗れるという未使用車の価格メリットはポルテの場合はないといえるでしょう。
未使用車の台数の少なさもおすすめできない大きな要因です。2016年7月7日時点でポルテの未使用車をカーセンサーとグーネットで検索してみると、カーセンサーでは全国で4台、グーネットでは2台という状況です。
もともと未使用車は、新車ディーラーの販売目標を達成するためにディーラー自身が中古車登録をして台数を稼ぐ、といった背景があります。
ポルテは高い販売目標をかかげて、新車販売に力を入れているとまではいえない現状ですので、未使用車の在庫は期待薄です。これらの事情から、ポルテでは未使用車はおすすめしません。新しいポルテに乗りたい方は、
- 中古車としての価格メリットがあり、外観も綺麗な部類に入る中古車
- 新車でのポルテ購入
が選択肢となると思いますが、筆者としては、どうしても新車に乗りたい!という方以外は前者をおすすめします。
これに該当するポルテ中古車のポイント・探し方はこちらからご覧ください。
前提:ポルテの寿命はどれだけか
ポルテ中古車のおすすめ条件をお伝えする前に「ポルテの寿命は何年間か」についてお話しします。あなたに合った年式または走行距離を決める上でとても重要です。
筆者の見解をお伝えすると、ポルテの寿命は「15年間・走行距離では15万キロ」は少なくともあると考えています。「車の寿命は10年」という話を耳にしたことがある方も多いと思いますが、現在では車の機能も向上していて、15万キロを超えても全く問題なく走る車が多くあります。
海外では、メンテナンスなしの状態でも20万キロを超えて走っている日本車もざらです。特にトヨタ車は機能の高さに定評があり、寿命・走行距離ともに他メーカーよりも長いとされます。
筆者は全国の中古車販売店のオーナーと話す機会も多いのですが、この点では全員同じ見解を持っています。ポルテの寿命は適切なメンテナンスがされていれば最低でも「15年・走行距離15万キロ」はあると考えることができます。
たとえば今あなたが、2006年式のポルテを選んだとしても、5年以上は大きな修理なしで乗ることができる可能性が高いでしょう。その点を踏まえて、おすすめのポルテ中古車の条件をお伝えしていきます。
ポルテのおすすめ中古車条件
ここからはいよいよ、希望別に「このポルテがベスト!」というおすすめ中古車の条件をご紹介します。中古車検索サイトで、どの条件で検索すればよいかもすぐに分かります。それぞれの項目は長くなりますので、以下の希望別にクリックして進んでください。
1. 新しいポルテに安く乗りたい方
「新車に乗りたいというこだわりはないものの、新しいポルテに安く乗りたい」方におすすめなのがこちらです。
4~6年落ちの修復歴なしポルテ中古車(50万~90万円)
新車で購入された車が、中古車市場に出回り始めるのは2年~3年後といわれます。これは、新車で購入後、即手放す方はほとんどおらず、2年~3年は乗ってから売却するためです。
しかし2~3年落ちではまだ未使用車と変わらない程度の価格のものも多々あります。そのため、ポルテにおいて中古車価格のメリットがはっきり出てくるのは4年落ちからと考えるのが良いでしょう。これらの中古車の特徴としては以下のようなことが挙げられます。
- 新車・前述の未使用車と比較して4~6年乗られている分価格は明確に下がっている
- しかし、市場にあるポルテ中古車の中では新しい部類
修復歴のないことが前提ですが、価格と品質に対するコスパが非常に良い車だと筆者は考えています。
この場合の中古車適正価格は、50万円~90万円ほどと考えるのが良いでしょう。
走行距離については、年式に対して走行距離が少ない・多いケースも見られます。
筆者の考えでは、どちらも極端なケースは選ばないほうが良いと考えています。その理由は
- 年式に対して走行距離が少ない(例:5年落ち2万キロ)は、暫くの期間乗られていなかった可能性がある(放置車両は機能の劣化が激しい)
- 年式に対して走行距離が多い(例:5年落ち10万キロなど)は、ハードな乗られ方をしていた可能性がある(しかし高速メインならまだ安心)
1.に当てはまる中では、頻繁に運転されていたが一回の走行距離が短い車など掘り出し物もあります。しかし慣れない方にはその違いを見極めるのは簡単ではありません。1年間で、8,000キロ~1万キロ程度走っている中古車を選ぶのが結局のところ安心です。
4~6年落ちの修復歴なしポルテの中古車相場
実際に、これらのポルテ中古車相場はどのようになっているかを調査しました。以下の表をご覧ください。4~6年落ちすべてを対象にすると価格の比較がわかりにくいため、2016年7月7日時点で5年落ち・走行距離は4万~6万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。修復歴なしがピックアップできないサイトは除いています。
| 中古車検索サイト | 中古車相場 | 全国中古車台数 |
|---|---|---|
| カーセンサー | 37~108万円 | 20台 |
| グーネット | 37~114万円 | 19台 |
| 車選び.com | 71~108万円 | 4台 |
- ※2016年7月7日時点での各中古車検索サイトの中古車情報から調査・毎月更新
さきほど、この条件でのポルテ中古車の適正価格は、50万円~90万円ほどと考えるのが良いとお伝えしました。こちらの結果を見ていただくと、条件に対して適正な価格であることが分かると思います。
4~6年落ちのポルテ中古車の具体的な探し方は以下でお伝えします。とても簡単ですのでご覧ください。
4~6年落ちのポルテ中古車の具体的な探し方
こちらは現時点で、もっとも該当するポルテの中古車台数が多いカーセンサーで探してみましょう。
1.サイトにアクセス
カーセンサーTOPページにアクセスします。
2.メーカー選択
メーカー一覧から「トヨタ」を選択します。
3.車種選択
車種一覧が表示されますので、ハ行の「ポルテ」をクリックします。もしくは、チェックボックスを複数入れれば、複数の車種を同時に探すことができます。
4.地域選択
地域選択で「愛知県」をチェックします。「チェックした中古車を地域で絞り込む」をクリックします。
5.条件指定
指定エリアのポルテ中古車一覧が表示されます。検索画面中央の「年式」を「H22(2010)~H24(2012)」に、「走行距離」は「4万キロ~6万キロ」に設定しました。
また、「修復歴なし」にチェックを入れます。「○台検索する」の数値が変わりますのでそちらをクリックします。
そうすると、該当エリアのポルテ中古車の4~6年落ちを絞り込むことができます。
ナビクルcarでも中古車情報を掲載しています。
本日時点での4~6年落ち・走行距離6万キロ以下・修復歴なしのポルテの中古車情報は以下となります。最新の中古車平均価格も分かりますのでぜひ参考にしてください。
ピックアップ中古車が気になった方は、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
ポルテの中古車情報
2016-11-10 04:19:48更新
- 中古車平均価格:94.1万円
- 現在の在庫台数:222台
- 価格:35.8〜158.0万円
PICK
UP
4~6年落ち・走行距離6万キロ以下のポルテの中古車一覧は下記からご覧いただけます。
2. 価格の安さを新しさよりも重視したい方(30万~60万円)
このタイプの方には、筆者は7年落ち~10年落ちの修復歴なしポルテをおすすめします。先ほどお伝えしたようにポルテの寿命は15年はあると考えています。
7~10年落ちでも、走行・機能には問題ありませんので安いポルテ中古車を求めるならこの条件は外せません。この場合の中古車適正価格は、30万円~60万円ほどと考えるのが良いでしょう。
走行には問題なくても、長く乗っている分どうしても外観・内観見た目は劣化します。もちろん年式の新しい車の方が綺麗ですし、10年落ちになるとシートにヘタリが見えることもあります。このあたりをどこまで許容できるかで、今回のような7~10年落ちのポルテか、新しさ重視で4~6年落ちのポルテを選ぶか決めるのがおすすめです。
またポルテの走行距離について補足すると、ポルテはすべてタイミングチェーン採用車となっています。タイミングチェーンはよほど激しい乗り方をしない限りは20万キロはもつ部品です。ポルテは2003年式以降、走行距離に対してはタフな作りになっているといえます。
一方、走行距離と年式の関係について、年式に対して走行距離が少ない・多いケースも見られます。筆者の考えでは、どちらも極端なケースは選ばないほうが良いと考えています。その理由は
- 年式に対して走行距離が少ない(例:7年落ち3万キロ)は、暫くの期間乗られていなかった可能性がある(放置車両は機能の劣化が激しい)
- 年式に対して走行距離が多い(例:7年落ち13万キロなど)は、ハードな乗られ方をしていた可能性がある(しかし高速メインならまだ安心)
1.に当てはまる中では、頻繁に運転されていたが一回の走行距離が短い車など掘り出し物もあります。
しかし慣れない方にはその違いを見極めるのは簡単ではありません。1年間で、8,000キロ~1万キロ程度走っている中古車を選ぶのが安心です。
7年落ち~10年落ちの修復歴なしポルテの中古車相場
実際に、7~10年落ちで修復歴がないポルテ中古車相場はどのようになっているかを調査しました。以下の表をご覧ください。こちらでも7~10年落ちすべてを対象にすると価格の比較がわかりにくいため、2016年7月7日時点で8年落ち・走行距離は7万~9万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。修復歴なしがピックアップできないサイトは除いています。
| 中古車検索サイト | 中古車相場 | 全国中古車台数 |
|---|---|---|
| カーセンサー | 15~69万円 | 23台 |
| グーネット | 18~69万円 | 22台 |
| 車選び.com | 69万円 | 1台 |
- ※2016年7月7日時点での各中古車検索サイトの中古車情報から調査・毎月更新
上記結果からみても、30万~60万円の範囲が適正といえるでしょう。また、このような格安中古車の現車確認の際にはしっかりコンディションをチェックする必要があります。中には、安さゆえにリスクがある中古車が含まれているのも事実だからです。
これらの具体的なチェック方法については後述しますので参考にしてください。(先に読みたい方はこちらから)
この条件でのポルテの具体的な探し方は以下でお伝えします。とても簡単ですのでご覧ください。
7年落ち~10年落ちの修復歴なしポルテの探し方
こちらは現時点で、もっとも中古車台数が多いカーセンサーで探してみましょう。
1.サイトにアクセス
カーセンサーTOPページにアクセスします。
2.メーカー選択
メーカー一覧から「トヨタ」を選択します。
3.車種選択
車種一覧が表示されますので、ハ行の「ポルテ」をクリックします。もしくは、チェックボックスを複数入れれば、複数の車種を同時に探すことができます。
4.地域選択
地域選択で「福岡県」をチェックします。「チェックした地域の中古車を検索する」をクリックします。
5.条件指定
指定エリアのポルテ中古車一覧が表示されます。検索画面中央の「年式」を「H18(2006)~H21(2009)」に、「走行距離」は「7万キロ~10万キロ」に設定しました。また、「修復歴なし」にチェックを入れます。「○台検索する」の数値が変わりますのでそちらをクリックします。
そうすると、該当エリアのポルテ中古車の7~10年落ちを絞り込むことができます。
本日時点での7~10年落ち・走行距離10万キロ以下・修復歴なしのポルテの中古車情報は以下となります。最新の中古車平均価格も分かりますのでぜひ参考にしてください。
ピックアップ中古車が気になった方は、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
ポルテの中古車情報
2016-11-10 04:19:48更新
- 中古車平均価格:46.3万円
- 現在の在庫台数:475台
- 価格:4.0〜101.0万円
PICK
UP
7~10年落ち・走行距離10万キロ以下のポルテの中古車一覧は下記からご覧いただけます。
3. 激安のポルテ中古車に乗りたいという方(10万~30万)
とにかく安さを求める方の中にはポルテの「激安車」を購入したい!という方もいると思います。筆者の見解では、「適切なメンテナンスがされていれば」20~30万程度のポルテでも問題ないと考えています。激安のポルテを狙うなら、以下の条件で探してみることをおすすめします。
- 走行距離10万キロ~12万キロ
- 年式10年落ち(2006)~12年落ち(2004)
- ブッシュ類交換済み
- 修復歴なし
- 注意点:ポルテはタイミングチェーン車種なので交換は不要
正直なところ、激安車の中には故障車などのリスクのある車が含まれているのも事実です。「安全に乗れる」激安のポルテを選ぶために「このポイントは最低限クリアしておくべき」というポイントが上記に含まれています。修復歴なしは前提として、他のポイントについて理由も含めて詳しくお伝えします。
走行距離10万キロ~12万キロ・年式10年落ち~12年落ち
こちらがポルテ中古車が激安となるポイントです。「ポルテの寿命」でもお伝えしましたが、まだ車の寿命は「10年・10万キロ前後」という認識があります。
中古車の価格は市場のニーズで決まりますので、その車をほしいという人が少なければ、中古車の価格は下がるわけです。しかし前述したように、筆者はポルテは15年落ち・15万キロまでは安定して乗ることができるという見解を持っています。安全性を維持した限界の安さを求める方にはぴったりの条件です。
ブッシュ(緩衝パーツ)類は交換されているか
ブッシュ類は緩衝部品のことで、こちらもゴム製です。一見問題なくても、少し曲げるとゴムがひび割れているケースがあります。見た目に小ヒビがある場合は要注意です。この部品も10万キロを目安に交換が必要です。
基本的なことだが、エンジンオイルは定期的に交換されているか
エンジンオイルは販売店によっては1回500円などで行ってもらえる安価なメンテナンスですが、これこそが非常に重要です。実に1台あたり40万キロ走行するのが普通のタクシーの整備では、3ヶ月に1回エンジンオイルを交換しているそうです。
半年に1回、理想は3ヶ月に1回オイル交換していれば車のエンジン機能はそうそう壊れるものではありません。
補足:ポルテはタイミングチェーン採用
ここからは、リスクのある激安車を避けるためのポイントです。エンジン周りの部品のひとつであるタイミングベルトはゴム製の消耗部品で、走行距離10万キロを目安に交換が必要です。しかしポルテの場合は、金属製のタイミングチェーンが採用されています。
タイミングチェーンはよほど激しい乗り方をしない限り半永久的に使用できますが、筆者の見解では20万キロ前後で交換するのが安心でしょう。実際のところ、今回の条件の範囲内であれば交換する必要はありません。
その他、中古車の現車確認の際にチェックしておくべきことは後述の「ポルテ中古車を購入するときの注意点」で詳しくお話しています。
激安のポルテの中古車相場
実際に、10年落ち~11年落ちで修復歴がないポルテ中古車相場についてお話しします。
2016年7月7日時点で10年落ち~11年落ち・走行距離は10万~11万キロ・修復歴なしの相場を調査しました。
修復歴なしがピックアップできないサイトは除いています。
| 中古車検索サイト | 中古車相場 | 全国中古車台数 |
|---|---|---|
| カーセンサー | 4~50万円 | 52台 |
| グーネット | 4~42万円 | 28台 |
| 車選び.com | 5~28万円 | 8台 |
- ※2016年7月7日時点での各中古車検索サイトの中古車情報から調査・毎月更新
中古車本体価格では10万を割る中古車を見つけることができます。諸費用込みであれば、25~30万前後で購入ができるでしょう。どの程度が綺麗さの許容範囲は見る方によって違うと思いますが、「安全に走れればとにかく安さ重視」という方にはぜひおすすめできる条件です。
もちろん、先ほどお伝えしたようなリスクを避けるためのチェックをクリアするのが前提です。また、最初の相場の場面でお話ししたように中古車の諸費用にも要注意です。
車両本体価格は激安でも、「諸費用が要問合せ」となっていたり、「諸費用に利益が過剰に乗っている」場合があります。特に激安車の場合はよくみられる現象です。この条件の車については特に、「諸費用込みの金額はいくらか」に注意して見るようにしてください。
具体的な探し方は以下でお伝えします。
激安のポルテ中古車の探し方
こちらは現時点で、もっとも中古車台数が多いカーセンサーで探してみましょう。
1.サイトにアクセス
カーセンサーTOPページにアクセスします。
2.メーカー選択
メーカー一覧から「トヨタ」を選択します。
3.車種選択
車種一覧が表示されますので、ハ行の「ポルテ」をクリックします。もしくは、チェックボックスを複数入れれば、複数の車種を同時に探すことができます。
4.地域選択
地域選択で「北海道」をチェックします。「チェックした地域の中古車を検索する」をクリックします。
5.条件指定
指定エリアのポルテ中古車一覧が表示されます。検索画面中央の「年式」を「H17(2005)~H18(2006)」に、「走行距離」は「10万キロ~上限なし」に設定しました。カーセンサーでは11万キロ以上の走行距離指定ができないので注意してください。また、「修復歴なし」にチェックを入れます。
「○○台検索する」の数値が変わりますのでクリックします。
そうすると、該当エリアのポルテ中古車の10~11年落ちを絞り込むことができます。
本日時点での10~11年落ち・走行距離10万キロ以下・修復歴なしのポルテの中古車情報は以下となります。最新の中古車平均価格も分かりますのでぜひ参考にしてください。
ピックアップ中古車が気になった方は、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
ポルテの中古車情報
2016-11-10 04:19:48更新
- 中古車平均価格:33.6万円
- 現在の在庫台数:292台
- 価格:6.8〜78.0万円
PICK
UP
10~11年落ち・走行距離10万キロ以下のポルテの中古車一覧は下記からご覧いただけます。
ポルテ中古車を購入するときの注意点
ここまで、ポルテのおすすめ中古車の条件、具体的な探し方についてお伝えしてきましたが、安全に乗れる車を選ぶためにあなたが押さえておくべき注意点についてお伝えします。
修復歴車は避けるべき
修復歴車とは、主に事故などで車の骨格(フレーム)に損傷をきたした車を指します。修復歴車は、文字通り車の骨格部分に損傷があるため
- たとえ今は問題なくても、後々不具合が起こる可能性が高い
というリスクがあります。修復歴車は一気に中古車価格が下がることも多いので「お買い得な中古車としてはおすすめ」とする意見もありますが、命を預けて乗る以上、それを上回るリスクがあり絶対に避けるべきだと筆者は考えています。
実は、オートオークションでは現在でも10台に1台は修復歴車が出回るといわれています。下記にお伝えする修復歴車を避けるポイントと見抜き方を知っておくことが、安全に乗れる中古車を購入するためには大切です。
修復歴車を避ける方法と見分けるポイント
修復歴車(事故車)の見分け方は、大きく2つに分かれます。
- (基本)中古車を探す段階での修復歴の有無を見る
- (難)現車確認の際、車の状態から判断する
中古車を探す段階について、カーセンサーなどに代表される中古車検索サイトには「修復歴のあり・なし」を選択できる機能があります。こちらを活用して、修復歴のない車を選ぶのがもっとも簡単です。
こちらはカーセンサーとグーネットの中古車検索結果です。それぞれ検索条件の中央あたりに、「修復歴なし※カーセンサー」「修復歴なし※グーネット」というチェックボックスがありますので、こちらにチェックを入れれば、修復歴なしで登録されている中古車を絞り込むことができます。
- カーセンサー
- グーネット
しかし、中にはごく稀に修復歴の申告がされていない中古車もまぎれています。以前に比べると、悪質な業者は格段に減りましたが、それでも可能性はゼロではありません。
こういった車を見抜くのに、現車確認の際に中古車の状態をチェックする方法があります。前者に比べると難易度は高いですが、ひとつひとつのチェックポイントはそこまで難しくないので安心してください。修復歴車の見抜き方の詳細は「中古車の修復歴のリスクと安全な中古車を見分けるポイント」を参考にしてください。
リスクのあるポルテ中古車を確実に避けたい方には
たとえば以前に中古車で故障を経験したり、本音では中古車購入に抵抗のある方は、より確実にリスクのある中古車を避ける方法を知りたい、と思うのではないでしょうか。そんな方に筆者がおすすめするのは、
「第三者機関の査定で高評価がついたポルテを探すこと」です。
「オークネット.jpのAIS鑑定」・「カーセンサー認定」・「Goo鑑定」は、販売店ではなく第三者機関(オークション運営関連会社やNPO法人)が、直接店頭の中古車を査定し厳正に評価するもので、通常の中古車よりも品質の証明として信頼できるものです。
例えば、オークネットのAIS鑑定とカーセンサー認定では中古車の品質を示す総合評価点として、以下のような共通評価が用いられています。
| S | 12ヶ月未満、1万km未満。新車をご検討中の方にもお勧めです。 |
|---|---|
| 6 | 36ヶ月未満、3万km未満。中古車で程度重視の方にもお勧めです。 |
| 5 | 走行距離5万km未満で内外装がとてもきれいな状態です。 |
| 4.5 | 中古車としては、内外装ともきれいな状態です。 |
| 4 | 多少のキズ、ヘコミなどはありますが、全体的には良好です。 |
| 3.5 | 多少のキズ、ヘコミなら気にならない方にお勧めです。 |
| 3 | キズ、ヘコミがあります。 |
| 2 | 走行に支障がない、 |
| 1 | 冠水車などの特別瑕疵車両が該当します。 |
| R | 走行に支障がない修復歴車です。 |
リスクのある中古車を確実に避けたいのであれば、高評価(上記のカーセンサー・オークネットでいえば4.5以上が安心)の中古車を探し、現車でもコンディションを確認するのがもっとも確実です。
注意点:中古車価格は10万~20万円以上高くなる場合がある
それでは、絶対に上記の鑑定つきを選ぶべきではないかというと、価格が高くなるというデメリットも存在します。販売店側からしても「第三者機関で査定され、高評価がついたポルテ」は自信をもって売ることができます。安心を価格で買うという意味で、中古車価格が高くなる場合が大半です。
あくまで筆者の感覚ですが、同様の年式・走行距離・外装・内装の状態よりも、10万~20万円ほどは価格が上がると思います。
オークネット.jp・カーセンサー・グーネットで鑑定つきの中古車を探す具体的な方法、ここからが安心という評価点の目安は、「中古車の評価点/点数の見方と安心・安全な中古車購入の秘訣」でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
その他の故障車・リスクのあるポルテ中古車の見分け方
他にも、中古車には以下のようなリスクのある車が存在します。
水没車のリスク
上記の修復歴車の対象にならない故障が、水没被害です。つまり、修復歴なしと書かれていても水没車である可能性があるのです。水没車は電装系統がダメージを受けているケースが多く、時間の経過とともに故障が連鎖し、結局平均価格の中古車を買うより高くついた、という事例も聞かれます。確認する方法としては、以下のポイントがあります。
水没車の可能性をチェックするポイント
- 車内の空調が止まっている状態で、中から雑巾のような臭いがしないか
- シートベルトを限界まで引っ張ってみて、泥のラインのようなシミがないか
これらに当てはまれば、水没車の可能性を疑いましょう。
安全にポルテの中古車を購入するための店舗でのチェックポイントとして、「中古車を購入する前にチェックするポイントを紹介」を参考にしてください。先ほどお伝えした、修復歴車の見抜き方と合わせて実践できれば、リスクのあるポルテ中古車を選んでしまう可能性は限りなく低くできると考えています。
まとめ
いかがでしたか。今回の記事では、ポルテの中古車をお得に購入するためのおすすめ中古車条件と注意点・実際の探し方をお伝えしました。筆者の考えを再度お伝えすると、中古車はきちんとしたメンテナンスがされていればそう簡単に故障するものではありません。
新車価格でも、その機能に対してはお得感があるポルテですが、条件次第で「安全に乗れる」状態は前提としてかなり価格を下げることができます。もちろん、リスクを避けるために中古車の状態チェックを行うことまでがワンセットです。「自分に合ったポルテの条件はこれ」というのが見つかった方は、ぜひ今回ご紹介した方法でポルテ中古車を探してみてください。
コラム:ポルテ中古車をよりお得に購入するためのポイント
今回、ポルテの中古車を賢く購入するための条件・選び方についてお話ししてきましたが、ここでは、ポルテに限らず中古車をお得に購入するための秘訣を2つお伝えします。上記ご紹介したようなポルテの選び方と合わせれば、ポルテの中古車を安く購入できる可能性をより高くすることができますのでご覧ください。
中古車が安くなる時期は4月~5月中旬
1年を通して中古車には安くなる時期というものがあり、それが4月~5月中旬とされます。理由を簡単にお話しすると、以下のような流れです。
- 3月までは新車販売が強化されるため、新車需要が高まり、つられて中古車需要も高まる
- 新車購入時に下取りされた中古車が市場に流れ、中古車台数が増える
- 4月以降、中古車の需要が落ち着くが、市場には中古車が残る(在庫がダブつく状態)
結果、相対的に中古車の価格が下がりやすくなるといったことが起こります。しかし注意点として、すべての車種の中古車価格が落ちるということはありません。海外でのニーズが高い車種、一部のファン層に人気が高い車種、中古車市場に出始めたばかりの新しい車種は価格が落ちにくいものです。
また、時期によって価格が落ちるとしても年式や走行距離による違いにはおよびません。筆者としては上記でお話ししたようなポルテ中古車の選び方を実践したうえで、「どうしても価格が希望に合わない」「2月~3月をめどに中古車を購入するつもりだった」という条件がそろえば、4月以降まで待ってみることをおすすめします。
中古車の値引きを引き出すための方法
実は新車の場合と違って、中古車は基本的に値引きを引き出すことは難しいものです。理由として
- 新車の場合はメーカーからディーラーに対して販売報奨金というものが出るため、値引きをしても利益が残ることが多い
- 中古車の場合は、販売報奨金がなく、値引きすると販売店の利益を圧迫する
といった事情があります。またすでに中古車として価格を下げていること、ポルテのような軽自動車は中古車価格も安いため、販売店としては値引きには応じにくいのが実情です。
しかし、販売店の事情を理解し、
- 決算直前に当日購入するスタンスで来店する
- 来店するなら月末を狙う
- 「本日購入するつもり」というバイイングメッセージを明確に出す
などの方法を実践すれば、値引きを引き出せる可能性があります。逆に時々耳にするような、「中古車を販売店まで取りに行くことで納車費用を値引きしてもらう」方法は、実際のところあまり有効ではありません。納車費用にはガソリン代以外にも、登録費用や清掃費用が含まれていることが多いためです。
中古車の値引きを引き出すために有効な手段と、逆に力を入れてやるべきではないことを「中古車の値引きを必ず成功させる為に知っておくべき全知識」でより詳しくお話していますので、参考にしてください。