大相撲九州場所を前に新弟子検査を受けるヤング一郎=福岡市内で2016年11月7日午後1時19分、吉見裕都撮影
日本語は漫画などで懸命に勉強中 13日に合格が発表
大相撲九州場所を前に新弟子検査が7日、福岡市内であり、米国出身のヤング一郎(18)ら8人全員が体格基準を満たした。初日の13日に合格が発表される。
褐色の肌と短いアフロヘアで、高校時代は野球とアメリカンフットボール。日本人の母親の勧めで、武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)の部屋に体験入門し、8月に来日した。
日本語は漫画などで懸命に勉強中。目標を尋ねられると、178センチ、115キロの体格に似合わないたどたどしさで「十両に上がりたい」と、新弟子風情たっぷりだった。【吉見裕都】