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報告書再検証を…元幹部が文書提出

豊洲市場=東京都江東区で2016年10月26日、本社ヘリから梅村直承撮影

 東京都の豊洲市場(江東区)で盛り土がされていなかった問題で、都が1日に公表した第2次検証報告書で「盛り土案を変更した責任がある」とされた元新市場整備部長の宮良(みやなが)真氏(63)=退職=が、都に再検証を求める文書を提出していたことが分かった。宮良氏が7日、毎日新聞などに明らかにした。文書は4日に提出したという。報告書は、盛り土をしない方針を決定した場を2011年8月の新市場整備部の部課長会とし、同部長だった宮良氏に意思決定の責任があるとした。

 宮良氏は、管理監督責任を認めた上で「部課長会は意見交換の場であって、意思決定の場ではない」と反論。「予算計上などの権限を持つ事務部門の了解を得ずに工法変更はできない」として、都の調査に疑問を呈した。【円谷美晶】

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