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クリントン氏追い風か きょう投票

米民主党のヒラリー・クリントン候補=AP

 【ワシントン西田進一郎】米民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)が接戦を繰り広げている大統領選は8日、投開票される。クリントン氏の私用メール問題を巡る捜査を再開していた連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、訴追を求めないとの結論に変わりはないと議会に通知。トランプ氏が攻勢を強めていた選挙情勢が再び変わる可能性がある。

 投票は一部を除いて8日朝(日本時間8日夜)から始まる。8日深夜から9日未明(同9日午後)にも大勢が判明する見通しだ。

 大統領選はクリントン氏が優位に戦いを進めてきたが、コミー氏が10月28日に捜査再開を議会に通知して以降、トランプ氏が猛追。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要世論調査の支持率の平均値は7日現在、両候補の一騎打ちの場合、クリントン氏46.8%、トランプ氏は44.3%で、2.5ポイント差となっている。

 コミー氏は6日に上下両院の8委員長らに送った書簡で、新たに見つかったメールや、国務長官在任時に送受信したメールのやりとりを精査したが、「訴追を求めない」とした7月の結論を変更しないと説明した。

 今回のFBIの結論について、「選挙戦を覆っていた暗雲が取り払われた」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル)として、クリントン氏の追い風になるとの見方もある。ビッグデータを駆使した選挙結果予測で知られるサイト「ファイブサーティーエイト(538)」は7日現在、65.5%の確率でクリントン氏勝利とはじいている。

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