【動画】炎をあげて燃えるイベントの展示物=読者提供
[PR]

 6日午後5時15分ごろ、東京都新宿区霞ケ丘町で開かれていた屋外イベント「東京デザインウィーク」で、展示されていた木製のジャングルジムが焼け、付近で東京都港区の男児(5)が死亡しているのが見つかった。焼死とみられる。男児の父親(43)と救助しようとした男性(40)もけがをして病院に運ばれた。

 警視庁四谷署によると、現場は明治神宮外苑近くのイベント会場。子どもたちが遊べるように展示物が開放されていた。男児は焼けたジャングルジムで遊んでいたとみられる。同署の説明では、ジャングルジムの下には、アートとしておがくずが敷かれ、ライトでジャングルジムが照らされていた。このおがくずから出火した可能性がある。

 東京デザインウィークは、法人や大学が現代アートの作品を出展するイベントで、10月26日から開かれていた。昨年は計10万人以上が来場したという。