カナダにある「Ste Anne des Pins Catholic church」という教会には、「幼いキリストを抱いたマリア像」が設置されていました。しかし2015年10月に何者かによって、幼いキリストの頭部が破壊され、以来、ずっとそのままになっていました。
修復することの難しさ
本題に入る前に、「素人が修復することの難しさ」の最たる例をご紹介します。
それは2012年の出来事です。スペインにある教会「Sanctuary of Mercy Church」の壁に描かれていたキリストの肖像。それが時とともに風化し、下の写真のようになってしまいました。
その姿を見かねた現地の80代の女性が善意で修復したところこのような結果に…
…。 ま、全く別物ですね… この一件は世界的に話題になり、日本のメディアでも取り上げられました。
今回これと似たような事案がカナダで発生したのでした。