2016年10月28日01時58分
国土交通省は27日、北海道新幹線の青函トンネル内での走行速度の引き上げを、2019~20年度に実施する方針を明らかにした。18年度を目標にしてきたが、レールの強化やダイヤの調整に時間がかかるため先延ばしする。実現すれば、東京―新函館北斗間は現在の最速4時間2分から3時間台に縮まる。
同日の有識者会議で方針が報告された。青函トンネルと前後の線路は貨物列車と共用で速度を落としている。今後は貨物列車が走らない時間帯を設け、この間に限って時速200キロ以上での走行を認める方向だ。
長距離移動で航空機よりも新幹線が選ばれる目安は「4時間切り」とされ、同省は青函トンネル内での速度の引き上げを検討していた。
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部