金メダリストリレートーク
2016年11月30日・中日劇場
歴代五輪金メダリストが集結
一面名古屋駅近くに新インター 名高速、リニア開業に合わせ二〇二七年のリニア中央新幹線開業に向け、愛知県と名古屋市は、名古屋駅近くの名古屋高速道路・新洲崎ジャンクション(JCT、名古屋市中村区)にインターチェンジ(IC)を新設することを決めた。名古屋高速とリニア新駅との相互アクセス向上が目的で、検討していた同高速を名駅に直結させる構想は断念する。関係者が明らかにした。 出入り口が片側方向にしかない名駅西側の黄金IC(中川区)と栄地区に近い白川IC(中区)は拡充し、丸田町JCT(中区)には新たな「渡り線」を設ける。計四カ所は二七年までの完成を目指し、総整備費は五百億円強。四カ所の整備で見込まれる利用者増、収入増を主な財源とし、国からも融資を受ける。 高速の名駅直結は、リニア開業を見据えた名駅の「ターミナル機能強化」策として大村秀章知事と河村たかし市長がそれぞれの選挙公約に盛り込み、県市が一四年から検討していた。 名駅近くには現在、「名駅入口」はあるが、出口はない。最も近い「錦橋出口」は東向きのため、名駅へは転回が必要で、渋滞の温床にもなっている。 直結構想は、新洲崎JCTから名鉄が計画する「再開発ビル」まで、高架か地下トンネルで結ぶ案が検討された。しかしビルとの接続部分の買収だけで二百億円と算定されるなど、費用対効果の面から断念。新洲崎JCTから名駅方向に新たな出入り口を設けることで、利便性は十分に高まると判断した。 名駅西側や笹島地区へのアクセスとなる黄金ICは拡充。現状は東向き入り口、西向き出口しかないが、各向きに出入り口を追加する。 白川ICと丸田町JCTの拡充は、名駅地区に比して地盤沈下が叫ばれる栄地区の活性化策。白川ICには東向き出口、西向き入り口しかないため、若宮大通と久屋大通が交差する付近に「栄IC」を新設し、補完する。丸田町JCTは渡り線拡充で、現在は進めない東向きから北向き、南向きから西向きにそれぞれ走れるようになる。 今回の決定を踏まえ、県、市は二十六日、共同出資する名古屋高速道路公社や中部地方整備局も加えた調整会議を開く。この会議などで今後、着工時期など詳細を詰める。 PR情報
|
|
Search | 検索