寺本大蔵
2016年10月22日18時14分
病気や事故などで親を亡くした子どもたちへの奨学金を募る「あしなが学生募金」が22日、全国で始まった。東京・新宿で開かれた開会式典には安倍晋三首相が出席。活動する遺児ら一人ひとりを「がんばってください」などと励まし、募金にも応じた。
首相は臨時国会の所信表明演説で、必要とする全ての学生が無利子の奨学金を受けられるようにし、給付型の奨学金も2017年度予算編成で充実させる考えを表明している。
主催するあしなが育英会(東京都)によると、募金は1969年に始まった。現在、高校・大学生ら約5千人が年間23億円ほどの無利子奨学金を受けている。開会式典に出席するのは歴代首相で安倍首相が初めて。育英会あしなが運動課長の束田(つかだ)健一さんは「返済の負担の重さを考え、進学を諦める学生もいる。成績基準のない給付型奨学金を、政府は充実させてほしい」と話した。(寺本大蔵)
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朝日新聞社会部