アステラス製薬と化血研の事業譲渡交渉打ち切り
国の承認と異なる方法で血液製剤を製造するなどしていた熊本市の「化血研」と事業譲渡の交渉を進めていた大手製薬会社、アステラス製薬が、交渉を打ち切る方針を決めたことがわかりました。厚生労働省は引き続き、化血研に対し、ほかの製薬会社と事業譲渡に向けて交渉するよう求めていくことにしています。
熊本市のワクチンメーカー「化血研」、「化学及血清療法研究所」は、およそ40年にわたって国の承認と異なる方法で血液製剤を製造したうえ、組織的に隠蔽していたとして、ことし1月から110日間の業務停止処分を受けました。
さらに、厚生労働省から組織の抜本的な見直しを求められ、大手製薬会社のアステラス製薬と事業譲渡の交渉を進めてきましたが、19日、アステラス製薬は、化血研との交渉を打ち切る方針を決めました。
これについて塩崎厚生労働大臣は19日午後、記者団に対し「当初は、ことし5月までに事業譲渡の結論を出す方針を国とも共有していたはずなのに、合意に至らなかったのは、化血研への不信感が高まっていることのあらわれではないか。事業譲渡を速やかに実現してもらいたい」と述べ、引き続き化血研に対し、ほかの製薬会社と事業譲渡に向けて交渉するよう求めていく考えを示しました。
化血研をめぐっては、日本脳炎ワクチンでも承認と異なる方法で製造していたとして、厚生労働省が業務改善命令を出す方針ですが、化血研は「承認申請の段階で製造方法を明記しており不正ではない」などと反論しています。
さらに、厚生労働省から組織の抜本的な見直しを求められ、大手製薬会社のアステラス製薬と事業譲渡の交渉を進めてきましたが、19日、アステラス製薬は、化血研との交渉を打ち切る方針を決めました。
これについて塩崎厚生労働大臣は19日午後、記者団に対し「当初は、ことし5月までに事業譲渡の結論を出す方針を国とも共有していたはずなのに、合意に至らなかったのは、化血研への不信感が高まっていることのあらわれではないか。事業譲渡を速やかに実現してもらいたい」と述べ、引き続き化血研に対し、ほかの製薬会社と事業譲渡に向けて交渉するよう求めていく考えを示しました。
化血研をめぐっては、日本脳炎ワクチンでも承認と異なる方法で製造していたとして、厚生労働省が業務改善命令を出す方針ですが、化血研は「承認申請の段階で製造方法を明記しており不正ではない」などと反論しています。
化血研も交渉終了発表
一方、「化血研」側も19日午後、アステラス製薬との間で進めていた事業譲渡に向けた交渉を終了したと発表しました。
交渉を終える理由は明らかにしていませんが、「今後も製品の安定供給に努めるとともに、厚生労働省の指導の下、引き続きガバナンス・コンプライアンス体制の抜本的見直しの検討を続けてまいります」とコメントしています。
交渉を終える理由は明らかにしていませんが、「今後も製品の安定供給に努めるとともに、厚生労働省の指導の下、引き続きガバナンス・コンプライアンス体制の抜本的見直しの検討を続けてまいります」とコメントしています。