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ゴジラ超える?大怪獣 着ぐるみ完成 尼崎

完成した怪獣「ガサキングα」を前にする森谷寿さん(左)=尼崎市内で2016年10月1日、山本愛撮影

商店街「三和市場」店主ら製作目指す怪獣映画に登場

 「大怪獣、尼崎に現る」−−。阪神尼崎駅(兵庫県尼崎市)近くの商店街「三和市場(さんわいちば)」の店主らが製作を目指している怪獣映画の着ぐるみが完成した。8、9日の三和市場のイベントで公開される。尼崎にちなんで付けた名は「ガサキングα」。商店主らは、まちおこしの起爆剤として期待を寄せている。

 三和市場は阪神大震災直前、54店が営業していたが、後継者不足などで今は12店に減った。空き店舗が目立つ中、市場で精肉店を営み、怪獣マニアでもある森谷寿さん(63)を中心に、商店主らがまちおこしのプランを計画。怪獣をテーマに、空き店舗でフィギュアの販売や特撮映画の監督を招いたイベントなどを開催してきた。

 約3年前からは怪獣映画の製作にも取り組んでいる。怪獣は、ゴジラシリーズの怪獣などを手がけた漫画家の西川伸司さんがデザインし、ガサキングαと命名。先月、撮影用の着ぐるみができた。三和市場の「三」にちなんで背びれは三つあり、頭の角は3のかたちをしている。

 ただ製作費が不足しており、グッズ販売などで資金が集まりしだい、撮影を始めたいという。

 折しも映画「シン・ゴジラ」が人気だが、森谷さんは「ガサキングαにシャッター街をぶっ飛ばして暴れてもらい、怪獣の町としてPRしたい」と語る。問い合わせは森谷さん(090・3717・3054)。【山本愛】

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