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近代クラブミュージックを創った14のソフトウェアとは?

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2016.10.04

Written by Jun Fukunaga

現在のクラブミュージック制作において、なくてはならないのがソフトウエア。近年は、Raw Houseなど、いわゆるアナログ・ハード機材を用いたクラブミュージックが注目されたり、モジュラーシンセブーム、本家メーカーの復刻、オマージュ機発表などもあり、ハードウエア人気が復活しつつあるが、それでもソフトウエアの人気は衰えることはない。

そんなソフトウエア機材がどのように近代のクラブミュージック史を発展させてきたかについて、海外音楽メディアFactが、「近代クラブミュージックを創った14のソフトウェア」について解説している。

Factによると、80年代半ばからこれまでに、DTMシーンにおいて、近代クラブミュージックを創ったと言える機材は下記のとおり。

1.Performer (1985)

2.Max (1986)

3.OctaMED (1989)

4.Cubase (1991)

5.Pro Tools (1991)

6.Logic Pro (1993)

7.L1 Ultramaximizer (1994)

8.Auto-Tune (1997)

9.FL Studio (1997)

10.MUSIC (1998)

11.Reaktor (1999)

12.Reason (2000)

13.Ableton Live (2001)

14.Garageband (2004)

このようにLogic Pro、Reason、Ableton Live、Cubaseなど現在でも主流のDAWや、それらに比べて比較的に廉価で、YouTube上にアップされるチュートリアル動画でも人気のFL Studio、そしてMacに標準インストールされているGarageband、そして、一昔前まではプロ御用達機材と言われ、現在でも人気のPro Tools、Digital Performerの祖であるPerformerなどがピックアップされる結果となった。

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また、近年エレクトロニカ系のプロデューサーの間で人気が再燃しているMAX、そして、プラグイン系ではWavesのマキシマイザー/リミッターであるL1 Ultramaximizer、Perfumeなどの音源の象徴で機械的な、所謂「ケロケロボイス」を作るために不可欠なAuto-Tuneなども選出されている。

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特にオートチューンは最近のHip Hop系のトラックでも多用される現在でも人気のプラグインであり、まさにクラブミュージックの発展を語る上ではなくてはならない機材だと言えるだろう。

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なお、Factの解説によれば、Rihannaの2007年のヒット曲「Umbrella」ではGarageband が制作に用いられていたという意外な事実も発覚することに。



他にも例えば2000年代初頭の若いプロデューサー達の多くは、最初の音源制作機材としてReasonを選んでいたことなどが解説されているので、より深くこの特集を知りたい人は原文を読み込んでみては?

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