北海道が主産地のにんじんなど 来月も高値続く見通し
農林水産省は、台風による農地の被害で値上がり傾向が続いている北海道産のにんじんや、じゃがいもなどの野菜の価格について、来月も平年より高値の水準が続くという見通しを発表しました。
北海道では先月、相次いで上陸、接近した台風の影響で農地に被害が出て、北海道が主な産地のにんじんやじゃがいもなどは収穫ができなくなったり、生育が遅れたりして、価格が大きく値上がりしています。
東京都中央卸売市場では今月27日時点で、にんじんが平年の2.2倍、じゃがいもが1.5倍、大根が1.2倍などとなっています。
さらに農林水産省が30日、発表した野菜の価格見通しによりますと、にんじん、じゃがいも、大根は、いずれも今の高値水準が来月を通して続くとしています。
また、関東を中心に日照不足の影響が出ていて、なすやトマトは来月前半まで、ほうれんそう、きゅうり、ピーマンは、来月を通して高値の水準が続く見通しです。
一方、台風によって収穫が遅れていたたまねぎは、一時、平年のおよそ1.5倍に値上がりしましたが、その後、出荷量が回復し、来月は平年並みの価格で推移するとしています。
農林水産省は「幅広い品目で台風や日照不足の影響が出て高値の水準となっていて、今後の天候の推移を見ていく必要がある」と話しています。
東京都中央卸売市場では今月27日時点で、にんじんが平年の2.2倍、じゃがいもが1.5倍、大根が1.2倍などとなっています。
さらに農林水産省が30日、発表した野菜の価格見通しによりますと、にんじん、じゃがいも、大根は、いずれも今の高値水準が来月を通して続くとしています。
また、関東を中心に日照不足の影響が出ていて、なすやトマトは来月前半まで、ほうれんそう、きゅうり、ピーマンは、来月を通して高値の水準が続く見通しです。
一方、台風によって収穫が遅れていたたまねぎは、一時、平年のおよそ1.5倍に値上がりしましたが、その後、出荷量が回復し、来月は平年並みの価格で推移するとしています。
農林水産省は「幅広い品目で台風や日照不足の影響が出て高値の水準となっていて、今後の天候の推移を見ていく必要がある」と話しています。