食用のものを擬人化したCMは炎上する
食べるものを擬人化したらいかんでしょ。
しかも高校生ぐらいの子が主人公で最後たいてい食われたりする。
ウナギ少女とは?
鹿児島県志布志市がネットに公開した、地元特産「鰻」のPR動画らしい。
「ウナギ少女」動画の内容
- うなぎを少女に擬人化
- 少女が「養って」と言う
- 少女を飼育
- 天然の地下水だけで飼育
- 少女がペットボトルを取ると、手がヌメヌメしている
- 少女の名は「うな子。」
- 最後うなぎが焼かれるシーン
- 最後うな子が「養って」と言って終わる
これファンタジー系のアニメや映画ならありかもしれない。
というか、そういう内容だ。
人間の脳は常に物事を関連づけて結論を出したがる。
ウナギ少女 → 飼育 → 最後食われる → 少女が喰われる
という連想をしてしまう。
「せやせや、ふるさと納税しよう」とは思わないだろう。
これ完全にあかんだろ!これ作った人あたまがおかしだろ。 【ウナギ少女】表現弾圧に負けるな!志布志市の鰻PR動画にエールの声 https://t.co/Dk1XZ6lTCF @misterspotlightさんから
— ふなさん凡 (@shinji_tensay) 2016年9月27日
この映画は知っているよね。
これはこれで名作だと思う。
乳牛を擬人化して問題になった「ブレンディ」のCM
- 花輪をつけているキツいビジュアル
- 卒業式で食肉工場に出荷される男子生徒
- 胸の大きな女子生徒は乳牛として卒業先が決まる感動ストーリー?
アニメや映画ならあり?な内容
ネタがカルトすぎるんだよ。
このCMも批判の声も多く寄せられた。
食用のものを擬人化しちゃいかんというとるだろーが。
「ウナギ少女」のPR動画は同じ過ちを犯してしまった
クリーンなイメージを打ち出す必要のある地域のPRに、こういうカルトな要素、ブラックユーモアは必要ない。
批判を受ける内容だということを企画段階で検討・リスクヘッジする必要がある。
「表現の自由を脅かす」とかいうのは全然違うと思う。
自己満で動画作りたいの?
自己満で擬人化動画を作りたいなら自費でやって、それをYouTubeにアップすれば、それはそれでOKだし、クオリティーとファンタジー性は高く評価されると思う。
映像作品としては面白いと思う。
鹿児島県志布志市のPR動画でなければ。
うなぎの美味しさ・鹿児島という自然の豊かさ・ふるさと納税のPR
この要素を満たすための動画制作って、少女をウナギ化するよりいい表現はあると思うんだよね。
- 食用のものを擬人化すれば嫌悪感を抱く人はいる
- クリーンなイメージのPRにブラックジョークは禁物
ウナギ少女の「うな子」は誰なの?
気になって調べました。
佐々木萌詠
- NHK「Rの法則」
- ドラマ「南くんの恋人my little lover」「黒崎くんのいいなりになんてならない」
- 映画「orange」「シンデレラゲーム」
結構活躍している女優さんでした。
いいじゃん!がんばれー。
おはようございます。 pic.twitter.com/6Mo6XeqEfD
— 佐々木萌詠 (@sasaki_moe) 2016年9月17日
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エンケンさんのブラックな感じは好きだな
これもブラック効いてるけどユニークでいい