バター4000トン追加輸入決定 農水省
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農林水産省はことし8月、北海道などを襲った台風の影響で牛が体調を崩すなどして、今後、バターの原料となる生乳の生産が減少するおそれがあることから、バターを新たに4000トン輸入することを決めました。
これは27日夕方、農林水産省が発表したものです。
それによりますと先月、北海道や東北を襲った台風10号などの影響で、乳を絞れなかった牛が体調を崩したり、餌となる牧草の品質が悪化したりして、今後、バターの原料となる生乳の生産が減少するおそれがあるということです。このため農林水産省はバターを新たに4000トン輸入することを決めました。
バターは、酪農家の担い手不足で生乳の生産量の減少傾向が続いていることや、鮮度が求められる牛乳や生クリーム向けに生乳の使いみちが優先されることから、ここ数年、店頭で品薄の状態も起きています。このためことしは、すでに1万3000トンのバターの輸入を決めていて、農林水産省は「今回の追加輸入によって年末はもちろん、年明け以降もバターの在庫を十分な量、確保することができる」としています。
それによりますと先月、北海道や東北を襲った台風10号などの影響で、乳を絞れなかった牛が体調を崩したり、餌となる牧草の品質が悪化したりして、今後、バターの原料となる生乳の生産が減少するおそれがあるということです。このため農林水産省はバターを新たに4000トン輸入することを決めました。
バターは、酪農家の担い手不足で生乳の生産量の減少傾向が続いていることや、鮮度が求められる牛乳や生クリーム向けに生乳の使いみちが優先されることから、ここ数年、店頭で品薄の状態も起きています。このためことしは、すでに1万3000トンのバターの輸入を決めていて、農林水産省は「今回の追加輸入によって年末はもちろん、年明け以降もバターの在庫を十分な量、確保することができる」としています。