ゴールウェイ=笹井継夫
2016年9月27日06時42分
カキの名産地、アイルランド西部ゴールウェイで24日、「カキの殻早むき世界大会」が開かれた。東日本大震災の復興支援として、岩手県山田町のカキ養殖業、中村敏彦さん(44)も特別ゲストに招かれ、技を披露。大勢の来場者がビールやワインと一緒に新鮮な生ガキに舌鼓を打った。
62回目となる大会には地元アイルランドのほか、米国やフランスなど20の国や地域の予選を勝ち抜いた代表20人が出場。カキ30枚の殻をむくタイムとむき方の美しさなどを競った。各代表が2分半から3分ほどで全てむき終えると、会場は大きな声援に包まれた。
優勝はスウェーデン代表。日本代表で東京都内の飲食店長、栗原奏成さん(24)は「日本のカキと形が違って開けにくかった」。中村さんは「山田町でも大会を開いて町を盛り上げたい」と意気込んでいた。(ゴールウェイ=笹井継夫)
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朝日新聞国際報道部
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