政務活動費の報告書閲覧申請者を議員にメール 徳島 小松島市

政務活動費の報告書閲覧申請者を議員にメール 徳島 小松島市
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徳島県小松島市の議会事務局が、政務活動費の収支報告書の閲覧を申請した団体と代表者の名前を、市議会議員全員にメールで伝えていたことがわかりました。議会事務局は「個人情報の取り扱いが適切ではなかった。今後はより慎重に扱っていきたい」としています。
徳島県小松島市の議会事務局によりますと、ことし6月、市民団体が市議会議員の政務活動費と政務調査費について、平成23年から去年までの5年分の収支報告書の閲覧を申請した際、事務局の職員が17人の議員全員に、申請があったことに加え、団体や代表者の名前をメールで伝えたということです。

議会事務局は、議員が閲覧をした団体から説明を求められることもあると考え、議員に準備してもらうために伝えたということです。

小松島市議会事務局の吉岡忠則事務局長は「当時は妥当と判断したが、今思えば、団体や代表者の名前まで伝える必要はなく、個人情報の取り扱いが適切ではなかった。今後は個人情報をより慎重に扱っていきたい」と話しています。