長男とのLINEのやり取りを、いつも私の横にくっついて見ている次男。
『お母さ〜ん、LINE来たよ〜!』
いつも私より早く気が付いて、
『なんだって?なんだって?』
と、私同様に楽しみにしているご様子。
この夏はとにかく長男のインパクトがデカすぎた。
しかしその一方で、
夏休みの宿題にしろ、学校のイベントにしろ、
小6次男も全力で頑張っておりました。
イベントなどは、身体の大きさもあってか、なかなか目立つ役回りを仰せつかり、それはそれは立派に務めておりました。
そんな頑張り屋で兄ちゃん大好きな次男のために
私が暖めていた作戦を、ついに実行に移す時が来た(大げさ)。
それは、長男のお古のスマホをLINE専用機にして、次男に使用許可を出すことです。
我が家では、次男に一切スマホを触らせないので、これは嬉しいはず!
お古のスマホは当然ながら契約解除してあるので、家の WiFi 環境下でのみ使います。
ブラウザや検索窓はもちろん、全てのアプリを非表示にして、デスクトップにはLINEのみ配置しました。
必然的に、使用は家の中だけ、LINE以外は一切できない、ということになります。
もちろん登録してあるのは家族だけです。外部から検索されない設定なので、勝手に誰かと繋がることはありません。
加えて、
これは自分のスマホではない。
設定を触らない。
こちらから長男に連絡しない。
と、約束。
次男の名前を登録してやると、小躍りして喜びました~(^^)
ふふ。
たいして教えなくてもさっさと使いこなし、ニコニコしながらロシアとやり取りしております。
流れる会話の中に、がんばってスタンプをぶち込んで来るのが面白い。
みんな、一層楽しくなりました。
ちなみに私は、子どもにスマホを持たせるのは反対。
兄ちゃんホットラインだけは例外(親バカ)。
※ ※ ※
スマホと言えば…
先月帰省した時、
両親はいつの間にかスマホデビューをしておりました。
そろそろ相談されるかと思っていたのに拍子抜け。
もっとも、本体はスマホだけれど画面はガラケーと同んなじ、という機種。
電話もメールも問題なく使っているようだし、待ち受け画面もきちんと孫の写真になっている。
大丈夫そうだな、良かった良かったと、ひと安心した私。
ところが。
ひと騒動あったのです...
母はこれまでも、ノートパソコンでネット検索ぐらいはしていました。スマホになったら便利なの、わかってるかな~。
『手元でインターネットが見られると便利でしょ?』
『うーん、んでも、どれぐらいお金がかかるか分かんないから、使うの怖くって』
なるほど。
どれくらい使ったらどれぐらいの請求になるのか、感覚的に分からないのは不安だ。
『ま~さか、ネットで動画見るわけじゃあるまいし。そんなにかかる訳ないべ。第一、パケット定額だべ?』
『だけど、オーバーしたりしねぇの? これ以上高く払うの嫌だもの』
『そんなに簡単にオーバーしねぇって。今なんぼ 払ってんのよ?』
はい、びっくり。 二人で 月2万オーバーです。
声を失いましたよね。
ささやかな回数のメールと、ほんの少々の通話だけ、ですよ???
年間20万超えますよ!!!
『はああああああっっ???』
『だから、お前が帰って来たら聞くべと思って』
でしょうね、でしょうね! 聞いた方がいいよ、英断だよ!
『契約書はっ??』
『あれ~見せようと思ってここら辺に....』
『あ、探さなくていいや。はい、出かけまーす!!』
おのれ某D社、許すまじ!!
くそっ!近くに住んでいたら、今すぐ格安SIMに乗り換えさせるのに!!
父と母とともにショップに急行ですよ。
機種代が高いのは、悔しいけれど諦めよう。
それでも欲しいと思ったんだろうし。
だが、それにしても高い。
どうせプランがデタラメなんだろーっ?
『月額料金が非常に高いので、契約内容を確認したいです』
案の定、使いもしない うたなんちゃら、ビデオなんちゃら。
私でも使いきれないパケット上限。
ご丁寧に、パケットがオーバーした場合には、自動的に買い足すサービスまで付けられています。信じられない。
『これも、これも、あとこれもいりません。』
全てはずして、プランも一番小さなものに変更。
D受付嬢
『これで お一人様月3千円以上お安くなりますね(^^)』
ニコッ(^^) じゃねーよ!!!
二人で月6千円だよ?
年間7万円だよ?
こんだけ必要のないお金払わされてたら、キレるでしょ!
冷静で柔和な態度の私に感謝しなさいよ、ったく。
機種変や新規契約の時、
3か月だけ、このサービスを付けて下さいね~、後ではずしていいですからね~
っていうヤツありますよね。
契約時には、きちんと説明を受けたのでしょう。
サインもしたのでしょう。
ええ、こちらが悪いのでしょう。
でも!はずし方が分かんないですよね。やろうとしても手におえないですよね。そのままになりますよね。
...これはひどいんじゃないの?
忘れたままになることを目論んでいるとしか思えません。
だいたいさぁ、説明の時に客がワケわかんなくなってるの、把握してるよな? 他の業種でそれやったら消費者センターとかに相談するレベルでしょ。高い契約した奴が全部悪いってのは筋が通らないんじゃないの?だって確信犯だろうが!ふざけんな!
せめて、最初は小さなプランをすすめて欲しい。
そもそも通話とメールしか使わないと、初めから言ってあるのです。
もし、もっと使いたいなあと思ったら、それから高いプランにすれば良いと思います。
スマホ代高いなー、契約内容よく分かんないなーという方!
ショップでプランの見直しをした方がいいですよ!! 今すぐ!!
※ ※ ※
余談ですが...
その後、タブレットをやってみたそうな母に、やってみる?と提案して地獄を見ました~(^^)/
だって、『やりたい気持ちがあるならぜひ覚えなよ!』
って思ったんです...
①タブレットとスマホ(二人分)に WiFi が使えるよう設定。
②今までノートパソコンで見ていたGoogleドライブの写真(私が撮ったものを貯めている)を、スマホでもタブレットでも見られるようにしてやろうと頑張る。
③スマホから、DアカウントだかIDだかの設定を求められ、機種が「らくらくスマホ」なのでふつうのアンドロイドとは色々違いすぎてうんざり。そもそも私はiphoneなんだよ。
④らくらく用のマニュアルが、らくらくに説明しすぎでかえって分からない。
⑤考えるのは時間の無駄とばかり、速攻でD社総合案内に電話。マニュアルのアカウント設定のページで迷子になった旨を告げて救助を要請。
⑥D社、らくらくスマホを遠隔操作で設定してくれる。さすが、らくらく! 先にWiFi につなげたのがいけなかった模様。
(サポートに頼ったけど)どやっ!
『これで、私が撮った写真が全部見られるから....(虫の息)』
母『自分のスマホで撮った写真は、タブレットでは見られないの?』
⑦スマホからドライブにアップロードしようとしても、うまく表示されないので諦めて、タブレットにメールで送ることにする。
⑧タブレットのメールアドレスをわかりやすいものに変更して、スマホにも登録。
⑨タブレットに写真を送り、保存。
⑩メールへの画像添付、タブレット側での写真の保存の仕方について、母に指導、指導、指導。
母『あとさぁ、家計簿使ってみたいな。レシートをカメラで撮るやつ』
…よくご存知ですね。
⑪Google playで家計簿アプリを検索、ダウンロード。
⑫レシートの撮影機能がイマイチ。読み取りが雑で余計に面倒なので手入力に移行。
⑬母に一連の操作を更に指導、指導、指導。
⑮父、傍観の構え崩さず。『俺のも頼むじゃ(^^)』
⑯この機を逃さず速攻でタブレットを買い替えてきた叔父が参戦。事態は阿鼻叫喚の様相を呈す。充電器を差すコンセントが全然足りない。どいつもこいつもやかましい。
⑰指導に次ぐ指導。素敵なお盆休みが過ぎて行く....
せっかくスマホになったんだから、
本当はこの後LINEの設定をして、先々息子たちと楽しくやり取りできるようにしてやりたかったけど...
ロシアから連絡来たら嬉しくないですか?
送る方も手軽だし。
しかしそのためには…
⑱LINEアプリをダウンロードしてアカウントを作成
⑲家族みんなをともだち追加して、グループを作成
⑳LINEの使い方を一から指導(←最大の難関…)
これを更に両親と叔父の3人分やらねばならず…
らくらくの壁は高いし、そもそも時間が足りないし(T_T)
力 尽きました... ごめん.....
長男よ、じいちゃんと ばあちゃんと おんちゃん(叔父さん)には個別にメールしてやって...