これは確か神田にあった焼き肉屋さん。
酔っ払っていたので、肉の大きさのインパクトしか覚えていないという事実。
昨日に引き続き食事とかトレーニングの話。
身体作りについては食事からトレーニング方法などなど世の中に色んな情報が散らばっている。
個人的に面白いなぁと思うのは、最新科学と戦うボディビルダーの人達だ。
戦うと言っても勿論物理的な話ではない。
物理的に戦ったらボディビルダーの圧勝はまさに火を見るよりも明らかだ。
研究者
「無駄がない効率の良いトレーニングはこれ!今までの方法ではダメだ!」
ボディビルダー
「そんな甘い方法じゃ身体はデカくならない!」
研究者
「そんなことない!実験に基づいたエビデンスがあるんだ!」
ボディビルダー
「いやいや。あなたがダメと言っている方法で現に私の身体は大きくなっている。論より証拠を体現しているのだよ。フハハ」
研究者
「…ぐぬぬ」
的な会話をイメージしてみた。
こんな会話を見たことは勿論ないが、エビデンスがないのに効果が出ていることは割とあるそうだ。
エビデンスが無いというか人類の知恵が追いついていないだけかもしれない。
まぁトレーニングに関しては自分の身体が証明、みたいなものなのだろうか。
かくいう自分も身体の不思議体験がある。
別にボディビルをしているわけでは無い。
ボクシングをしていた時の話だ。
試合に向けて自分は2〜3週間かけて7kgくらいの減量をする必要があった。普通に7kgと聞くとかなり辛いイメージがあるかもしれない。しかし、ボクサーにとっては普通くらいだ。
10kg以上減量する人もいる世界だからな。
辛い減量を乗り越え、計量を終えると思う存分食事が取れる。デビューしたての若い選手ほど好きなものを好きなだけ食べている。
パフェやらコーラやら色々。バランスとかそういうのは考えていない。
世界タイトルマッチをするレベルになると専門のトレーナーが食べるものを指定したり。
他のパターンとしては願掛け的な意味合いで決まったものを食べる人も。
知り合いのとある選手は計量が終わったら決まったお店で絶対に鰻を食べていた。高い高い。
自分も願掛け?というか絶対に同じルーティンをする派だった。試合数が始まるまでに1万kcalを摂取するのを決めていた。
計量後から試合までは24時間以上ある。
だから1日1万kcal。と考えればそこまで無茶な話では無い。
計量するまで炭水化物はかなり削っているので身体が求めている。なので炭水化物を多めに摂る。
カーボローディングというエネルギーを体内に貯蓄させる栄養摂取法があるのだが、それに近い。
あくまで、近いだけでそれではない。
食べるものは白米、パン、パスタがメイン。
パンにはあんこを入れて食べる。和菓子は無駄な脂質が少ない。
そして、摂取した糖質をエネルギーに変えるためにビタミンB1を多く含む豚肉を一緒に摂取。
試合時間が近づくにつれ低容量高カロリーのものに変えていく。最終的に飲むのは炭酸抜きコーラだ。格闘技漫画好きならこのネタきっと分かる。ただ、おじやをタッパで食べたり、梅干し5、6個一気に食べたりはしない。
この一連の食事を終える頃には枯渇していた身体はエネルギー満タン。肌にツヤハリが出て身体も大きくなっている。
あれだけ食べてもお腹はいい感じに空っぽだし、試合中にスタミナ切れを起こしたことはない。
さらに驚くべきは、自分はあれだけ大量に食事を取っても試合が終わるまで排便がない。
(食事中の方がいたらごめんなさい)
摂取したものが100%栄養になるなんてありえない。
が、試合日の自分はどんだけ栄養を摂取しても排出されない。身体の細胞一個一個が栄養を吸収しきっているのだと適当に考えている。
人体の機能を考えればありえない話もありえてしまうからトレーニングは奥が深い。
身体を作るのは1割がトレーニング。9割が食事。
という人もいる。
今日はしっかり運動したんだ〜
より、
今日はバランスの良い食事を作ったんだ〜
の方が身体にはいいのかもしれないが、ボディメイクを考えたらどっちもやらなければいけないのだ。
健康保持のためにも日々の食事を考えていきたい。
でも、たまにはマックとか食べたい←
たまにはいいと思う。たまには。。
ではでは:)