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あ、そうだ働こう!
知っておきたい!ブルーカラーの年収について

作業着を着て工場などで働く人のことをブルーカラー、ネクタイを絞めてスーツで働く人のことをホワイトカラーと区別されることがあります。
  
ブルーカラーというと一般的に体を使って仕事をする人のことを指し、生産や加工、建設、組み立てなど多くの職種があります。今回はそのブルーカラー職種の気になる給料面を紹介していきます。

☆工場勤務の年収ってどれくらい?

ブルーカラーの中でも工場などで生産に携わっている人の場合、高卒22歳で年収230万程度、30歳で310万前後、40歳で410万前後とされています。(日本経済団体連合会調査「2016年定期賃金調査結果」より)
  
これに、勤務先によってはボーナスなどが加わるのでさらに多くなるでしょう。また工場によっては、夜勤シフトや残業がある場合もあり、それらの手当てを含むと、20代で30万以上の給料をもらっている人もいると考えられます。
  
大手の工場などでは40代クラスで年収500万から700万という会社もあり、一般的なその年代の平均年収を大きく上回ってる人もいます。
  
工場に限らず、建設現場の作業員の中には経験を積むことによってその技術を買われ、高額年収に繋がっている人もいるでしょう。
  
また、短期的に集中して稼ぎたい人が限られた期間だけブルーカラーの仕事に就くこともあります。例えば派遣社員として工場で一か月間住み込みで働いて月給30万や40万など、求人の内容もさまざまです。
  
家庭の事情で長期勤務ができない人や、短期間でお金が必要になった人などからの需要も多く、勤務条件によっては高額収入を得る人もいます。

☆実はホワイトカラーよりも高い高卒初任給

東京都の実在者賃金調査票を見ると、高卒の初任給はホワイトカラーと呼ばれるサービス系や情報通信系は、17万5,000円から17万9,000円前後で、実はブルーカラーの建設系のほうが数千円上回っており、18万1,000円前後という結果になっています。
  
その後は、高卒20歳で建設系ブルーカラー約22万4,000円、情報通信系ホワイトカラー約19万4,000円、高卒30歳でブルーカラー約28万3,000円、ホワイトカラー約30万4,000円とあまり差がないことが分かります。
  
これらのことからも、同じ高卒であれば、ホワイトカラー、ブルーカラーともに同等の給料といえるでしょう。
  
50歳の段階においても、ホワイトカラーのほうが1万円ほど高くなっていますが、一般的に言われている「ブルーカラーは低賃金」というイメージは必ずしもそうではないことが分かります。(年収引用元「中小企業の賃金事情(平成27年度版)」東京都産業労働局)

☆ブルーカラーで稼ぐには?

ブルーカラーと一言で言っても、かなりの職種がありそれによって年収も大きく違ってきます。
  
一般的に、溶接作業員や車の組み立て、建築物のメンテナンスなどはブルーカラーの中でも稼げる職種として知られています。
  
しかし、勤務先によっては、月収は平均的でも福利厚生が充実していてボーナスなどが手厚い会社があったり、休日出勤や残業が多いけれど満足な年収を得られる会社など勤務条件もさまざまです。そのため、できるだけ稼ぎたいと思う場合は職種選びだけでなく、会社の勤務条件や福利厚生なども確認して選ぶことが重要でしょう。
  
また、勤務したての頃の給料は安くても、経験を積み技術が付くことで、給料が上がっていく職種や会社もあります。やはり、納得のいく職場選びができたら、その後はしっかりと努力を積み重ねていくことが重要といえるでしょう。

☆ブルーカラーでも満足いく年収

一般的に、頭を使うホワイトカラーの仕事のほうが、体を使うブルーカラーの仕事より年収が多いといわれていましたが、上記のようなことから必ずしもそうではないことが分かります。
  
年収ブルーカラーでも職種や、勤務先によっては高額な場合もあり、仕事選びや、入社してからの努力で、十分に満足のいく稼ぎを得ることができるでしょう。





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