突然ですがこの画像、何に見えますか?
4年ほど前、万座温泉(群馬県)の山間を走った時のGPSログなんですが、ぼくには犬が右に向かって走っているように見えます。
まあ、あまり優秀な例ではないんですが、このようにGPSログを使って地図上に描かれた作品をGPSアート(GPS Art)と呼びます。過去ログを探してみると、自分が意図せず描いたGPSアートが一つや二つぐらいは見つかるのではないでしょうか。
あるいは、練習のモチベーションが上がらないとき、気分転換にGPSアートを描きに走りに出てはいかがでしょう?フェイスブックでシェアすれば「いいね!」が沢山つくこと間違いなし。
GPSアーティスト
世の中には、GPSアートを生きがいにしている人たちがいます。特にスポーツ系で有名なのが、カナダ在住のサイクリスト、ステファン・ルンド(Stephan Lund)さん。GPSアートを描くために自転車に乗ってるんじゃないか、と思うほどこだわりの作品を発表し続けています。
ホームページ → Sketchbook of a GPS Artist
きりん!約5時間半かけて走行距離135キロ。自転車だからできる技ですね。
Happy birthday to Garmina, the #GPSdoodles #giraffe ! https://t.co/UCEyiSolOd pic.twitter.com/KmtKAwzIxp
— Artistry on 2 wheels (@StephenLund1) 2016年2月22日
こちらは恐竜。
Meet @StephenLund1, AKA Cycleangelo, who creates artwork like this - on two wheels: pic.twitter.com/W8d5sIwkcI
— CBCOttawaMorning (@OttawaMorning) 2016年5月10日
そしてこちらは、ご本人でしょうか。自転車に乗りながら自転車に乗る自分を描く。自転車への愛がにじみ出た作品ですね。
Literally an exercise in creativity, @StephenLund1 makes art using a GPS and his bicycle: https://t.co/fiVnaeD9GW pic.twitter.com/BtLEwaKVCH
— Adobe (@Adobe) 2016年3月1日
日本だと、妻へのプロポーズをGPSアートで描いた、やっさんの作品が有名ですね。こちらは日本列島をキャンバスにしたスケールの大きな作品で、ギネス世界記録にも認定されています。これでプロポーズされたら、余程のことがない限り断れないんじゃないでしょうか。
現在模索中
今ぼくが模索しているのが、ランドマークを活かしたGPSアートです。
世の中には、公園や競馬場、湖や川など、独特なフォルムをしたランドマークが沢山あります。それらをうまく作品の一部に取り込めたら、面白い画ができるんじゃないかな、と。以下は、Google マップで作った試作品です。
作品名「ドレスを着た女性」(仮)
こちらは、ぼくが昔住んでいた千葉県船橋市にある行田公園をモチーフにした画です。女性の画なんですが、行田公園の緑地がちょうど女性のドレスになっています。
近々、あっと驚くようなGPSアートを公開する予定です!