どうも、hashiken(@conteanime)です。
突然ですが、うちには2歳数ヶ月の一人娘がいます。まだ保育園も行ってないんで風邪をうつされる状況も比較的少なく基本元気なんですが、今回はじめて高熱を出して病院に駆けつける状況になりました。
小さい子供を持つ親なら誰もが気になる熱性けいれんという症状も出てかなりハラハラさせられまして・・・、その状況・感想なんかを親として少しでも多くの親御さんにシェアできたらと思いまとめてみました。
目次
前日深夜の微熱、翌日の熱性けいれん発症まで

普段ほとんど熱も出さない娘なんですが、9月で季節の変わり目だったせいか・・・寝るとき妙に体が熱かったんですね。
寝た後も深夜にいつもないような泣き方で起きたり、ハイテンションでの甘えなんかもあったんですが、ここ数日忙しく遊んでたし疲れてるのかな・・・くらいに思ってました。
朝いつもの時間に起きると見た目は普段と変わらないんですが、やっぱ熱っぽい。食欲もいまいちない。
がっつり風邪引くかなと警戒もしたんですが、本人は結構楽しく遊んでるんですね。ただ熱計ると7度8分くらいになってて、次第に不機嫌さも出てきたんで妻が抱きかかえて昼前に寝かしつけました。
当日は三連休の中日ということもあって、かかりつけの小児科も休みでした。行くなら市内で持ち回りでやってる休日用の病院だなーとうっすら考えながら、近所のスーパーに自分が一人出向き娘の好きな巨峰やらを買って帰りました。
自分と妻が昼飯に『謎肉祭』を食べてたら、小一時間くらい寝てた娘が起きたかとおもうとニコッと見てくれまして。だから自分らも安心したんですね。でも起き上がろうとはしなくて、やっぱだるい様子で・・・。
『なんか食べる?』
・・・聞いてみても食欲はないらしく、ひとまず大好きなジュースだけ飲ませました。
その後もどうにもボーッとしてるから熱を計るといよいよ8度を超えてきてて、さすがにこりゃまずいなと病院に電話をしたうえで出かける準備してたら布団で寝てた娘がうつぶせに寝たままピクッピクッと体を動かす動きをしはじめまして。
痙攣というほど小刻みではないんですがさすがに心配で、強く呼びかけて起こそうとしてもどうにも意識のない感じで・・・慌てて抱きかかえて車に向かいました。
薄く雨が降る中バスタオルで包んで駐車場を家族で進んでたら意識も多少戻って笑ってくれて、少しホッとしつつ急いで病院に向かいます。
病院は新しくかなり大きいところで、まず1Fの受付で娘の名前を書いて診察券をもらい、小児科は2Fと言われエスカレーターを上りました。その時はかなりちゃんと目をさましてて会話もできるから、自分たちもだいぶ安心しつつとにかく早く診てもらって休ませたい・・・とか考えてました。
で、2Fの小児科の窓口で診察券出したらいきなりきました。
それまで笑顔だった娘が、目をカッと見開いて上の方を見て体を激しくこわばらせてピクピクとふるえてるんです。
自分も妻も聞いたことはあったけど実際みるとさすがにショックで・・・ただ運良く看護師さんが通りがかったんで、まだ午後の診察開始時間よりだいぶ前だったんですが急遽診察室に入りました。
熱性けいれんからの嘔吐

痙攣は30秒くらいで止まりましたが意識がなく、ベッドに寝かされた娘を看護師さんが体温や血圧計ったり自分らが呼びかけたりしたんですがなかなか様子も変わらずで・・・やがて病院に来る前に飲んでたジュースを激しく吐き出しました。
朝からほとんど水分しか取れてなかったせいでジュースそのままって感じでしたが、器官が詰まらないよう横向きで寝かせて妻が背中さすりながら・・・自分も看護師さんたちの邪魔にならないよう端っこの方でオロオロしつつ名前を呼んでました。
やがて座薬を看護師さんが入れたらようやくちょっと落ち着いてきて先生から聞かれて経緯を話して・・・別のベッドを借りて落ち着くまで少し休むこととなりました。
別の部屋のベッドに寝かされた娘は、家から頭につけたままの冷えピタの端っこも少し吐瀉物で汚れて、頭の下に引いてるバスタオルも同じように汚れて、何より熱で汗だくで乱れた髪が痛々しくて・・・親の自分たちはなんともたまらない気持ちでただそばに座って寝顔を見てました。
10分ほどして、
ようやく意識の戻った娘がゆっくり目を開けて、自分たちを見ていつもの感じでうっすら笑ってくれたのでやっと安心できて・・・少しずつ話しかけながら自分や目を赤くしてた妻も徐々に落ち着きを取り戻すことが出来ました。
30分ほど休んで、薬をもらって帰宅。熱もみるみる下がって、夜には大好きなチュルチュル(うどん)も結構食べたのでもう大丈夫かな・・・と思いながら妻と就寝しました。
小さい子供に起こりやすい熱性けいれんとは?

38℃以上の発熱に伴って乳幼児期(主に6ヶ月から5歳位まで)におこるけいれんや一時的な意識障害を「熱性けいれん」とよびますが、脳炎や脳出血など脳自体に大きな原因があるものは除きます。
では「けいれん」とは何でしょうか? (「ひきつけ」も同じ意味です) これにはいろいろな種類がありますが、よく見られるのは、突然体を硬く して、その後手足をブルブル(あるいはガタガタ)震わせ、眼球は上方を向いて白目となり、意識はなくなり、呼吸は荒く不規則になる、というものです。しか しこの症状はほとんどの場合5分以内におさまり、あとはスヤスヤと何事もなかったかのように眠った状態になります。
このほか高熱時に意識がはっきりしなかったり、数分間一点を見続けるような状態も熱性けいれんの症状の一つと考えられます。
※上大岡こどもクリックより引用
病院に行こうと家を出る時に熱を計ったら38度5分近かったんですね。こらいかんと急いだんですが、途中抱っこしてる親を掴む力もなくぶらんと手をおろしてる感じで・・・意識は一時期ほとんどありませんでした。
車中で意識が軽く戻って病院着いた頃には少し話せてたんですが、受付済ませたらとたんにピクピクと・・・。おそらく熱が一気に上がってったんだろうと推測してます。
小さいうちに熱による痙攣がありえるのは自分たちも親なんで当然耳にしてたんですが、実際経験するとやっぱり相当まいりま・・・
特につらそうでもなくいつもどおり飲んで笑ってたんで、再び書きに戻ってきた午前3時半です(笑
・・・落ち着いてから調べてみると、診てくれた先生が割と落ち着いていたのもどうやら痙攣の時間が短かったからみたいなんですね。
発作が10分以上続く場合は緊急で医者に診せましょうなんて情報もあるから、うちのように30秒程度で済んでいたのはごく軽微でよくあるケースだったのかもしれません。
しかし、10分もあの発作を診つつ冷静にいられる親なんてどこの世界にいるんだよと思うんですが・・・慣れちゃうんですかね?(笑
熱性痙攣は一度起こすと再発する可能性もあるそうなんで、次に備えて改めて知識や対応もつけておかないとなと・・・
探すとタオルケットにくるまれていたので『まーたねーー』と見送られて、ブログ再開した午前4時の父です(笑
・・・思うわけです。もちろん、できたら再発してほしくないですが。
熱性けいれんが若輩者の親に突きつけた現実とは?

『子供は健康でいてさえくれたらいい』
・・・月並みな言葉ですが、本当そうだなと痛感しました。
変われるものなら変わってやりたいというか自分が痛いことよりよっぽど辛くて、どうにも出来ない親の無力さがたまらないというか・・・何なんでしょうねこの感じは。
そして、平凡に日々元気でいてくれてることのありがたみをつくづく思い知りました。
運良くまだ大きな病気も怪我もなく育ってくれてることは本当に恵まれてるんだなあと・・・それでも今後いつ何が起きるかわからないですし、一緒に楽しく暮らせる時間のすべてをかけがえないものとして大事に過ごさないとなと改めて思わされました。
さいごに、

・・・こういうブログも容態が落ち着いたから書けますが、思い返してもゾッとします。
もちろん熱性けいれん自体は過剰に恐れることじゃなくどの子にも起こりうるんですが、痙攣のアクション自体がなかなかのインパクトなんで親の精神的にもなかなか『クル』んですよね・・・。
自分が外出してる時に妻と娘の二人だけの状況で起きてたらさらに色々な面できつかったろうなとか考えると、早くフル在宅の個人事業を形成しないといかんよな~と改めて思った一日なのでした(笑
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