「我慢できない…」運転士が線路に放尿
駅外の目撃者から連絡で発覚 「過去にも何回かやった」
千葉県佐倉市のJR総武線佐倉駅で今月12日、JR東日本千葉支社の50代男性運転士が乗務中、電車が駅に停車している間に運転席のドアを開け、線路に放尿していたことが分かった。運転士は「終点の駅で電車の連結作業があり、尿意を我慢したままでは作業に集中できないと思った」と話しているという。
同支社によると運転士は12日午後5時15分ごろ、運転していた銚子発千葉行きの上り電車(4両編成)が佐倉駅に停車した際、ホームと反対側の運転席のドアを開け、ズボンのファスナーを下ろして放尿。その後は再び電車の運転を続けた。
駅の外にいた目撃者から同支社に連絡があり発覚した。男性は運転経験20年以上のベテランで「過去にも何回かやった」と話しているという。現在は乗務から外れている。
同支社では乗務中の運転士がトイレに行く場合、輸送指令室に連絡した上で車内やホームのトイレを使う決まりになっている。同支社は「深くおわびする。二度とないよう社員指導に取り組む」と話した。【金森崇之】