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8月に1.3兆円売り越し…外国人投資家の“逃亡”が始まった

 どうも変だ――。日経平均が約3カ月ぶりに1万7000円台を回復したというのに、株式市場に不穏な空気が漂っている。

 6日は2日連続で大台をキープする1万7081円で取引を終えた。

「市場から熱気が感じられません。とんでもない落とし穴が待ち受けているのではないか。そんな不安を抱いてしまいます」(証券アナリスト)

 確かに、6日の出来高は約15億株(東証1部)と、活況の目安となる20億株にまるで届かなかった。売買代金は約1兆6250億円で、こちらも盛況といわれる2兆円を大きく割り込んでいる。相場は活気に満ちているどころか、実は閑散としているのだ。最大の理由は外国人投資家の“国外逃亡”だという。

「海外勢は露骨な官製相場に嫌気が差したのです。日銀は7月下旬の追加金融緩和で、ETF(上場投資信託)の購入額を年間3・3兆円から6兆円に拡大させました。公的マネーの巨額投入により、本来なら大幅下落する場面でも、日銀が買い支えるという思惑で株価は下がらない。海外勢はそんな歪んだ相場を見限ったのです」(投資顧問会社エフピーネット代表の松島修氏)

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