クラシコムの経営陣が3人チームになります!(株式会社フラッツ完全子会社化のお知らせ)
店長 佐藤
(左から新たにクラシコムに加わることになった久末さん、わたし店長の佐藤、代表青木)
クラシコムの経営陣が兄妹ふたりから「3人チーム」になります!
クラシコムが会社として産声をあげたのは、今から10年前のちょうど9月のことでした。
創業以来、経営については実兄でもある代表の青木とわたしの二人三脚でやってきたのですが、振り返ってみればただただ無我夢中で、あっという間の10年だったなぁと思います。
そして会社としてまさに10周年を迎えたばかりのこのタイミングで、兄妹ふたりだったクラシコムの経営陣が「3人のチーム」になることをお知らせできる喜びと緊張感の両方を噛みしめています。
これは、WEBシステムの開発を主な事業とする株式会社フラッツを9月末日をもってクラシコムの完全子会社とし、フラッツの代表取締役である久末隆裕(ひさすえたかひろ)さんをクラシコムの取締役に迎えることによって実現します。
(6月初旬にクラシコムとフラッツの交流会を開催。両社スタッフからの質問に答えるというトークイベントも行いました)
私たちには、経営陣に技術者を迎えたいという長年の願いがありました。かつ、青木やわたしとの相性がよく、技術的な面にとどまらずひとりの人として「この人なら信じられる」と思える相手に出会えたことが新たな船出を後押ししてくれたのではないかと思っています。
実は久末さんとは6年ほど前から仕事上のやり取りがあったのですが、知り合った当時はまさかこういうことになるとは予想だにしていませんでした。
でも今になってみると、6年前に出会うことができた偶然は必然だったのかもしれないとさえ感じます。
私たちがこれまで以上に取り組もうとしていること。
私たちがこの10年、思い描いてきたこと。
それは、インターネット上とは言え訪れる人に「楽しい」「心地よい」と感じてもらえる場所を、できることなら「自分たちらしいやり方で」つくりたいということでした。
まだまだ道半ばであり至らない点もある現状ですが、「明日もまた来よう!」お客さまにそう思ってもらえる場にするために、共感し納得していただける商品やサービスを提供したい。キレイごとではいかない日常を明るく乗りきるヒントになるような読みものを発信していきたい。
そんな思いでスタッフと一緒に走りつづけてきました。
そしてこうした思いが強くなればなるほど練りあげていく必要を痛感させられたのがテクノロジーの分野です。
私たちのビジネスの根幹を支える「ショップシステム」をいかに洗練されたものにしていくか?
この課題と向きあうために2013年頃からWEBエンジニアの採用に力を入れ、今年の5月にはショップシステムのすべてを自社で開発したものに切り替えることができました。
とはいえここで安堵して立ち止まっていはいられない、ここからがまさに本番!正直なところ、そんなふうに思っています。
自社のシステムになったからこそ、サービスの面でもオリジナリティーやユニークさを追求できるはずですし、使い勝手や動作にまつわるお客さまからのご要望にスピード感をもって応えていくことだってできるはず。
今回正式に決定した経営統合については、そんなよい意味での焦燥感や課題感を解決していくための新たな一歩を踏み出すのだという認識です。
(6月の交流会:トークイベント後の立食パーティーの風景です)
フラッツにも経験豊富なWEBエンジニアやWEBディレクターが在籍しています。
久末さんはじめフラッツのスタッフ、そしてクラシコムのスタッフとが一丸となって仕事を進めていくことによって、安定したパワーと個性のあるチームをつくることができたら。
そしてそのチームとしての働きが、お客さまの利用体験や購入体験の「心地よさ」や「楽しさ」「面白さ」を生み出すことを目指して、今日からまた歩いていきます。
クラシコムに新たに加わる久末さんからメッセージです。
「はじめまして、クラシコムの一員に加わることになりました久末と申します。実際の仕事はまだスタートしていませんが、クラシコムで働くことにワクワクしています。
フラッツはECサイトの開発とデザインをする会社で、お客さまはECサイトを運営していたり、これからはじめようとする会社です。そんなフラッツがクラシコムと一緒にやろうと決めたのには、3つの理由があります。
1つめは、以前から付き合いがあった代表の青木さんは、フラッツをいつも適切に評価し、フェアに仕事をする人で、お客さまとしてのクラシコムは私の中で最高のお客さまでした。そんなクラシコムの仕事ができるのは、とても面白いと思ったのです。
2つめは、私はECにかかわるシステムを1から10まで自分たちで作りたいと考えていましたが、青木さんから一緒にやりませんかというお話をいただいたときに、そのほうが自分たちでやるより合理的だと判断しました。
3つめは、フラッツもクラシコムと同じく定時に仕事をおわらせて帰る会社ですが、クラシコムは私の考えの一歩も二歩も先を行く会社で、一緒に仕事をするのはとても自然なことだと感じられたのです。
そんなクラシコムは、ご存知の通り2人の経営者がはじめた会社です。青木さんは、物事をちゃんと考え、整理し、そこから新しい理論を導き出すだけでなく、それを実行する勇気と行動力のある人です。一方、佐藤さんはそんな青木さんがたてつけたクラシコムで、お客さまのことを本気で考え、お客さまに共感し、自ら体現することでクラシコムの魅力を作っていると感じます。
そんな2人の経営者に、はたして「3人目」として加わることは可能なのだろうか?と、思うこともありましたが、3人で毎週話をしていく中で、はまるような予感もしてきました。
クラシコムの一員としても新人の私には、これからたくさんのことを学ぶ必要があるのですが、お客さまのこと、クラシコムのこと、クラシコムに関わる人のことを、とことん考えながら、クラシコムらしいものを私たちの技術や知恵を使って作っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!」
久末隆裕(ひさすえ たかひろ)
2002年 フリーランスのWebエンジニアとして独立。2003年 有限会社フラッツ(現 株式会社フラッツ)設立 代表取締役に就任。OSSを使ったECサイト構築サービスを提供。1976年生 神奈川県出身。三児の父。
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