1. こちらはソフィア。7歳半で、昆虫たちが大好きな女の子。
ソフィアの母、二コル・スペンサーは、ソフィアが昆虫好きになったきっかけは、まだよちよち歩きだった頃、初めて昆虫網を贈られた時だったと話した。
「親友とソフィアは自分たちを『ザ・バグ・ハンターズ』と名付けました。その呼び名は今でも使っているんですよ」とニコルはBuzzFeed Newsに話した。「私には説明できませんが、どういうわけだか、娘は昆虫たちとつながっているんです」
2. しかし誰もがソフィアの昆虫たちへの愛情を理解しているわけではない。昆虫好きなソフィアは、学校の他の子供たちからイジメを受けたと、ニコルは言う。
昨年、ソフィアの家族はカナダのオンタリオ州東部に引っ越した。新しい学校では、昆虫好きのソフィアは変わり者のレッテルを張られたという。
ある女の子は、他の子供たちにソフィアと遊ばないよう命じた。ある男の子はソフィアに昆虫を見せてほしいと頼んだ後、踏みつけて殺してしまった。殴ってきた子供もいたという。それもこれも、他の子供たちが理解できない昆虫という趣味をソフィアが持っているからだった。
3. 「同じようなことが続けて起きていたんです」とニコルは語る。「先生たちに、イジメについて訴えるよう、娘を励ましました。帰宅した娘は、先生たちは娘を無視するか、娘が悪口を言われたりからかわれることに対し、何もしなかったと話しました」
学校でソフィア が受けていた扱いに苦悩したニコルは、他の人たちが何を言おうと、ソフィアが心配せずに趣味を大事にできるようになれるよう、励ました。
「数か月前、ソフィアが、いつか昆虫たちにかかわる仕事をしたいけれど、できるのかどうか聞いてきた時は『もちろんよ』と答えました。
4. ニコルは、ソフィアに、プロの昆虫採集家になるにはどうしたらよいのか調べることを約束した。そして、カナダ昆虫学会に手紙を送り、ソフィアの良きメンター、またはペンパルになってくれる人はいないか尋ねた。
こんにちは。
私には昆虫の世界について学ぶことが大好きな8歳の娘がいます。彼女は学校で肩に虫を乗っけたりして自慢していると、イジメに合うことがよくあります。
娘は、昆虫の世界を探っていくことを仕事にできないかと、ここ一年くらい、私に尋ねてきました。私は、もちろんできるよ、と答えました。でも、娘をどうやって励ましたらいいのか、近頃わからなくなっています。
そこで、プロの昆虫学者の方に直接電話で娘に話をしてもらい、昆虫への想いは、職業につなげられると、勇気づけて欲しいのです。私は昆虫の見分け方についての情報などを常に探していますが、娘の質問に答えるには不十分だと感じています。
もしどなたか、5分でもいいので娘と直接電話で話をしてくださったり、ペンパルになってくれる方がいらっしゃっるようであれば、心から感謝します。専門家から見て、昆虫が好きな彼女は、おかしくもないし、変でもない(子供たちはこのように彼女をからかうのですが)と伝えて欲しいのです。
「専門家の人たちに、昆虫が好きでも、別に変わっているわけではないことをソフィアに説明して欲しいんです」とニコルはつづった。
そして、わずか一日の間に、世界中の多くの昆虫愛好家たちから、ニコルの元に支援の手が差し伸べられた。
7. 「カナダやアマゾンの熱帯雨林、ベネズエラ、イギリス、アメリカなどで働く人々が、支援をし、励まし、ペンパルになろうと連絡してくれました。いただいた支援の多さを彼女は理解すらできませんが、私にはわかります。本当にありがたいことでした」
ニコルはいくつかの手紙をソフィアと共有した。
「彼女はベッドの上で飛び跳ね、女性の昆虫学者や科学者、生物学者が世界中にいることに、本当に興奮していました」