・【中日】解任したのに来季も谷繁監督に給料1億円!幻になった“4年契約の4年目” (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
さすがのコストカッターの落合GMも"契約社会"ゆえに「幻の4年目の1億円はナシにして」とは言えないか…いや、無理やりに値切って来たりしてな(苦笑)
中日が事実上、解任した谷繁元信監督(45)に対して来季分の年俸を支払う方向で調整していることが29日、分かった。球団は2014年から年俸1億円の単年契約を結び、3年目の今季まで毎年更新してきた。だが13年オフの就任当時、落合博満GM(62)や佐々木崇夫球団社長(69)は再三「4年契約」とアナウンスしてきた。法的にも道義的にも、17年の年俸の全額、または大部分の支払いは逃れられないと判断した。
佐々木社長は9日の休養会見直後、谷繁監督の契約年数を当初「4年」と発表していた意図を問われ「4年はやってもらいたいという期待値だった」と苦しく弁解した。しかし、白井文吾オーナー(88)はこの日までに、契約内容について「魑魅魍魎(ちみもうりょう)もいいとこだな。つまり、本人の要求をある程度入れとるんじゃないか。要するにカネの世界ですから」と話し、幻になった“4年契約の4年目”も支払う責務があるとの見解を示した。
さらに同オーナーは「休養の次の日くらいからやってるんじゃないか」と、契約履行に向けた事務作業に着手していることを示唆。来季に支払う予定の給料の具体的な金額や、名目を「慰労金」とするかを含め、詳細を詰めている最中だ。オーナーの認識に沿って、別の球団首脳も「契約通りにやります」と明言した。
谷繁監督はすでに名古屋市内の住まいを引き揚げており、横浜市内の自宅に戻り、家族と水入らずの生活を送っている。来季は旧監督と新監督に年俸を“二重払い”することになった中日。落合GM体制で人件費の大幅なカットが敢行されている中、痛い出費となりそうだ。
なんか落合GMとか球団社長とかが後から言いそう。
「あれは口約束に過ぎないから来年は払わねえよ」
と。
でも契約社会である以上、口約束だろうが書面で交わそうが「そのつもり」で数年間のチーム編成を考えて、谷繁氏をそのつもりでいた以上は…ねえ。
それは現役選手だって2年契約で入団して最初の1年間チンタラやってても「その契約ナシ!!」とは言えないじゃないすか。それを思うとソフトバンクの工藤監督の巨人時代なんかもなかなかひどかったもんで(以下略)
ただこの記事、スポーツ報知だからなあ。「ライバル球団の機関紙みたいなとこ」の記事だからかなり盛ってる可能性はあるんだけど…それでも谷繁氏に道義的なナニかを求めて来季の年俸分を貰うのは「おかしい」という空気になるのは間違ってるでしょうね。堂々と貰いなさいよ。
むしろそんな谷繁氏に全権監督みたいな感じでやりたいようにやらせなかった「さらに上の責任者」に責任を押し付けるぐらいしなきゃ…誰らの事を指してるかわかるね?