みんなが絶賛しているものを自分だけ楽しめなかった時にとるべき行動
とある作品がインターネットなどで絶賛されていたから、自分もそれを遊んでみた(観てみた)(読んでみた)ら大して楽しめなくて。「なんでみんな、こんなのを楽しんでいるの?」みたいなことを書いて大炎上―――という話を頻繁に見かけます。最近もあったけど、1か月前にもあったし、数か月前にもあったし、1年前もあったと思います。
その度に私が思うのは、「他人事じゃないなぁ……」です。
私もしょっちゅうそれで炎上しますもん。
でも、それは炎上する人や私が生まれつきガソリンを背負って産道を通ってきたワケではなくて、今のインターネットは誰もがそうなりかねない一歩手前状態なんだと思います。迂闊なことを言うと「けしからんヤツがいたぞーーーー!拡散して殺せーーーー!」とあっという間に広がってリンチが始まる仕組みが出来ちゃっていますから。
「大人気な○○を、誰かが批判した」なんてのは、まとめブログ界隈が一番アクセス数を稼げるコンテンツだと手ぐすね引いて待っていますしね。そうでない普通の人も「けしからんやつがいた!」と嬉々としてRTして断罪しようとしますからね。
迂闊なことを書いているのにまだ一度も炎上したことがないって人は、たまたままだ見つかっていないだけなんです。そう、次のリンチの犠牲者は……貴方かも知れないのです……(ここで何か不吉なBGMを流してください)。
この記事を読んでいる人は、「みんなが絶賛しているものを面白くないと書いて炎上したことがある人」よりも、「自分の大好きなものが批判されているのを見て腹が立ったことがある人」の方が多いんじゃないかと思います。実際にRTしたりブログに記事を書いたりして拡散&炎上させたかどうかはさておき。
「なんであんな酷いこと書くの?」
「私達はただ楽しんでいるだけなのに」
「どうして水を差そうとするのか」
自分の大好きなものが批判されているのを見て、こんなことを思ったかも知れません。
なら、実際に何度も炎上している私が「なんであんな酷いこと書くの」か説明します。恐らく迂闊に炎上してしまった人も「なんであんなこと書いちゃったんだろう……」と自分の行動理由が分からないと思うので参考になるんじゃないでしょうか。
まず、大前提として……
「人間は、自分以外の人が楽しんでいる姿を見ると腹が立つ生き物だ」ということを踏まえなければいけません。
今の一文を読んで「そんなことはない」「それはオマエの性格が悪いだけで、普通の人はそうではない」と思った人もいるでしょう。子どもの頃からずっと私達は「みんなが笑顔になったら、キミも笑顔になるよ!」みたいなキレイごとを押しつけられて生きてきましたからね。「自分以外の人が楽しんでいる」姿を見たら自分も喜ばなければならないと思って生きている人もいることでしょう。
そんなのは嘘っぱちだ!
そういうキレイごとで覆ってみんな本当のことを言わないから、「なんであんな酷いこと書くの?」と理解できないし、「あんな酷いことを書く人はよっぽど性格がねじ曲がっているにちがいない」→ 「だから、リンチして殺せばイイんだ!」と平気で袋叩きにできるし、逆に迂闊なことを言ってしまって自分がリンチされる側になるのです。
「人間は、自分以外の人が楽しんでいる姿を見ると腹が立つ生き物だ」という前提に立つと、色んなことに納得がいきます。
『Pokémon GO』をやっていない人からすると、街中の人が『Pokémon GO』を楽しんでいる姿を見ると「ケッ」って思うし、「侮蔑する」なんて言葉も出てくるし、それを「よくぞ言ってくれました!」と称賛する人まで現れるし。
クタクタになって仕事から帰って、子どもが言いつけを守らずに3DSで遊んでいたら「私が仕事で疲れているのにオマエはゲームをしていたのか!!」と3DSをバッキバキにへし折りたくもなるし。
Wii U持っていない人なら、『Splatoon』を楽しく遊んでいる人達を「どうせあんなのはステマだ」「本当は面白くないにちがいない」と言うし。
ハロウィーンのコスプレ行列している若者を見てオッサンが「あんなのは企業の陰謀に乗せられているだけだ」とやっかんだり、W杯のたびに集まって騒いでいる若者を見て「サッカーファンはうるせえ」とサッカーに興味がない人がウンザリしたり、漫画やアニメに興味がない人は漫画やアニメを楽しんでいる人達を気持ち悪がって規制しようとしたり、イチャついているカップルを見て地球が爆発してなくなればイイのにと思ったり。
「人間は、自分以外の人が楽しんでいる姿を見ると腹が立つ生き物だ」という前提に立てば、「どうしてこういうことが起こるのか」が簡単に説明がつくんですよ。「みんなが笑顔になったら、キミも笑顔になるよ!」みたいなキレイごとを前提にしていたら見えないことが、あっさりと見えるんです。
「なんであんな酷いこと書くの?」
「私達はただ楽しんでいるだけなのに」
「どうして水を差そうとするのか」
それは、アナタ達が楽しそうにしているからですよ。
楽しそうなアナタ達を見て、でも自分はそうではないから「ケッ」って思うんですよ。実際「楽しんでいる人達をバカにする」ことが得意なまとめブログとかは、同じように「ケッ」と思っている人達が「よくぞ言ってくれた!」と集まってくるから人気なワケですしね。人間はそういう生き物なんです。あーーーー、私も女のコとイチャイチャしてみたいなあああああああああああ!
あぁ~!俺も女のコとイチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!イチャイチャしてみたい!
— やまなしレイ(電子書籍発売中) (@yamanashirei) 2016年8月6日
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さて、ここからが本題。
例えば、「Wii Uを持っていない人は『Splatoon』を遊べないから、『Splatoon』を楽しんでいる人達を腹立たしく思う」という話なら解決方法は簡単ですよね。「Wii Uを買え」「『Splatoon』も買え」で解決です(笑)。お金で解決できることならば話が早い。
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問題は、「自分もそれを遊んでみた(観てみた)(読んでみた)けど楽しめなかった」場合です。
みんなが楽しんでいるのに、自分は全く楽しくない―――
そういう時やっぱり「楽しんでいるみんな」に対して、ちょっとイラッとしてしまうんですね。
特に「人に勧められたから手を出した」とか「みんなが絶賛しているから手を出した」場合、楽しんでいるみんなの声を信じてお金と時間を使って手を出すワケですから。
でも、悲しいかな……みんなが絶賛しているものが必ずしも楽しいとは限らないんです。限らないんです。本当に、悲しいことなんですが。
みんなが絶賛しているから読んでみたけど全然面白くない小説!漫画!みんなが絶賛しているから観てみた映画!アニメ!みんなが絶賛しているから遊んでみたゲーム!どれも、全っ然、ちーーーーーっとも、これっぽっちも、1ミリも面白くないことがあるんです。あるんですというか、もうそっちの方が多い!6:4か、7:3の割合で全然面白くない!!
「なんでみんな、これを面白いと思うの……?」
そこで、そう呟いたらもう炎上確定です。
Twitterで拡散されて、はてブに死ぬほど(死にたくなるような)コメントがついて、2ちゃんねるにスレが立って→ それをまとめブログがまとめてそれを更にTwitterが拡散して、慌てて削除しても既にスクショを撮られてて「消しても無駄だ!」と晒しあげられて、次の標的が見つかるまで延々とリンチが続くのです。
よーし、そうなったら矛先を変えるために、次の標的となる「迂闊な発言をしている人」を探すぞー!
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1.感想は、誰も聴いていない場所に叫ぼう
しかしもう、この流れは止められないでしょう。インターネットは今や「気軽にリンチが出来る場所」です。
正義を振りかざして、みんなと一緒に誰かをボッコボコに断罪したい人。それ利用してわざと炎上するようなことを書いて拡散してもらうことで宣伝しようとする人。そうやって炎上してアクセス数を稼いでいるサイトを「アクセス数があるんだから有用だ」と肯定し始めた人―――そういう人達を止めようとしても、もう遅いでしょう。
私達が出来ることは、ただ「自分がリンチに合わないようにする」ことだけなのです。
そのためには、「面白くない」作品に出会ったとしても、ブログやTwitterに「面白くない」とは書いてはいけません!
炎上している人達に対して、「「私は楽しめなかった」という作品への批判だけなら書いても構わないが、「なんでみんな、こんなのを楽しんでいるの?」と楽しんでいる人まで批判するから炎上するんだよ」と言っている人を見かけました。
ホントに?
私は“「私は楽しめなかった」という作品への批判”しか書いてなくても炎上したことが何回もありますよ!
「ここは良かったけど、ここはイマイチだった」と書いたのに、「ここはイマイチだった」というところだけ切り取られて2ちゃんねるに貼りつけられて、それがまとめブログにまとめられて、そこの読者がウチのコメント欄にやってきて本文読まずに「私の好きなゲームをこんな風に全否定するのは許せない」と書くのはまだマシな方で、「私はこのゲームをやったことがないけどみんなが好きなゲームをこうやって貶すだけの人間は許せません!」とか書いてきますよ!!貴方は何に怒っているのですか!!1日に1回誰かに怒らなければならないノルマでもあるのですか!!
「作品の批判」か「楽しんでいる人の批判」かってのは実はものすごく難しくて……
例えば、どうして私がこの映画を観たかという理由を書くつもりで「みんなが絶賛しているから観てみたんだけど私には何が面白いのか分からなかった」って書いただけでも、本人は「作品の批判」しかしていないつもりでも「楽しんでいる人への批判」に受け取られかねません。
それくらい批判の文章って難しいんですよ。
敵に回すつもりじゃなかった人まで怒りだしてきてビックリします。「私には難しくてこのゲームはクリアできなかった」と書いただけなのに、「もっと難しいゲームもあるだろう!」と炎上したこともありますからね!
そもそも炎上した後に「こう言っておけば炎上しなかっただろうに」なんて言っても遅いし、結果論でしかないんです。
だから、「私には面白くなかった」という個人の感想でも、ブログやTwitterなど「みんなが見ている場所」には書かない方がイイと私は思います。鍵アカでもダメです。観ている人は全員信用できる人ですか?スクショにとって「こんなけしからんこと言っているヤツがいたぞー!」と晒しあげる人は絶対にいないと言い切れますか?
しかし、「面白くなかった」という感想をどこにも吐き出せないと、「このやり場のない怒りをどこにぶつければ……!」という気持ちになってしまうのも分かります。クッソつまんない作品のせいでお金と時間を失って、ゲームとかだとクリアするのにボロボロになるまで上手くなる努力が必要だったりして、なのに「この作品クッソつまんなかったんですけど!!!!」と書くことすら許されずに自分の心の内だけにしまいこんでいたら……気が狂ってしまうかも知れません。
だから、私は「王様の耳はロバの耳」をオススメします。
誰にも読まれることのない“非公開の場所”に、「面白くなかった」という感想を書きまくるのです。
私の場合、昨年の秋にメディアマーカーを始め、「読んだ本」「観た映画」「遊んだゲーム」「観たエロ動画」の感想は全部ここに“非公開に設定して”書き残すことにしました。誰にも読ませない感想ですから、何の遠慮もなく「みんなが絶賛しているから超期待して観てみたが何一つ面白くなかった。★1つ」「こんなクソみたいなゲームを作った会社のゲームは二度と買わねえ。★1つ」「プレイ内容はとても良かったが女優さんの顔が猿みたいだった。★4つ」と好き勝手書いています。同じことをTwitterに書いていたら大炎上ですよ。
好き勝手に感想を書くと、それだけでスッキリするものです。
また、「★1つ」「★2つ」「★3つ」「★4つ」「★5つ」と5段階に評価していると、全っ然面白くなかった作品に「★1つ」をつけただけで「ざまぁ」という気になってムカムカが収まったりもするのです。負の感情を言語化するだけで、案外あっさり収まったりするのです。
おかげで私は昨年の秋以降ブログやTwitterに迂闊なことを書いて炎上することはなくなりました。まぁ、今日の記事は炎上するかも知れませんけどね!
メディアマーカーでなくても、非公開のブログとか、いっそのことPCにメモ帳で保存するとかでもいいから、とにかく「誰にも読ませない自分の感想を書く場所」を用意するのがイイと思います。 『王様の耳はロバの耳』は、「誰も聞いていないと思って秘密を喋ったらそこが町中に繋がっていた……!」という話なので、非公開にしていた文章がどこかに流出してしまった―――みたいなオチが付くかも知れませんがね!
2.自分が世界で一人ではないと認識しよう
そもそもブログやTwitterに「面白くなかった!」と書く理由は何なのか。
当たり前ですが、その作品を楽しんでいるファンに「オマエらみたいな低俗な人間は楽しんでいるかも知れんが、高貴な生まれのワシには面白くなかったぞーーー!」なんてマウントを取りたくて書くワケではありません。それが目的だったら炎上して当然ですし、「なんで炎上したのか分からない……」とは思いませんよね。
「面白くなかった!」と書くのは、同じように「私も実は面白くないと思っていました!」と同意してくれる人が現れることを期待しているからなのです。
みんなが絶賛している作品に手を出す時、「みんなが絶賛しているんだから面白いんだろうなー」とワクワクします。もう観る前から「絶対に面白いぞ!」と確信しているし、「明日は○○が面白かった!って記事をブログに書こう」くらいに考えているし、最初の数行を書き始めている時まであります。
しかし、実際に手を出したら全く面白くなかった―――
そんな時、まず戸惑うんですよ。
「みんなはこれのどこを面白がっているんだろう……」
「私は何故これを楽しめないのか……」
「ひょっとしてこれの面白さが分からないのは、世界で私だけなのでは……」
だから、怖くなります。
暗闇の中で一人ぼっちにされて「誰かいませんか!誰かいませんか!私のほかに、この世界に誰かいませんか!」と叫びたくなるように、「この作品が楽しくなかった人は私だけではない」と証明したくて「みんなが絶賛しているけど私には全然面白くなかった!」と書くのです。あれはもう「SOS」なんですよ。誰か助けてください!誰か助けてください!
しかし、それで炎上してしまうのだから目も当てられません。
炎上してしまえば「私も実は面白くなかったです」とも手を挙げられません。そうしたら今度はその人がリンチされかねませんからね。ますます誰も「私も実は面白くなかったです」と言えず、「ひょっとしてこれの面白さが分からないのは、世界で私だけなのでは……」と闇の中に呑まれていってしまうのです。
だから、ブログやTwitterに「面白くなかった!」と書く前に冷静になりましょう。
「みんなが絶賛している」というのは、本当に“みんな”なのでしょうか?
Twitterのタイムラインでたかだか数人や十数人が絶賛していたからと言って、それが世界のすべてではありません。例えば『Pokémon GO』が1か月で約1億3000万回ダウンロードされたことがギネスに認定されましたが、1回のダウンロード=1人のプレイヤーが始めたとしてもたかだか1億3000万人にしか遊ばれていないワケです。
現在の世界の人口は約73億人だそうです。
『Pokémon GO』を遊んでいない人が、世界には71億7000万人もいるのです。『Pokémon GO』という大ヒットソフトですらそうなんです。
貴方が「みんなが絶賛しているけど私には全然面白くなかった」と思っている小説なり漫画なり映画なりアニメなりゲームなりは、世界規模で見ればほとんどの人が「知りもしない」のです。貴方は決して世界で一人ではありません。たかだか数人や十数人と意見が食い違おうとも、貴方には70億人規模の仲間がいるのです!
「いやいや、やまなしさん。
私は“この映画を観ていない人”を仲間として募っているワケじゃないんですよ。私と同じように“この映画を観たけどつまんなかった人”がいないのかが気になるんですよ」と思ったでしょうか。
しかしですね、「1.感想は、誰も聴いていない場所に叫ぼう」に書いたように、現在ではインターネットに限らずどこかで「私には面白くなかった」なんて言おうものならあっという間に拡散されてリンチが始まります。「新聞にこんなことが書かれてた」「テレビで誰々が言ってた」「ラジオで誰々が言ってた」、たったそれだけの伝聞情報でもTwitterで拡散して「○○ってヤツは本当にけしからんな!」と本人いないところで炎上が始まります。
賢明な人間は、「○○って映画を観たけどつまんなかった」なんて言わないんですよ。
言ったら炎上しますもの。
だから、誰も「つまんなかった」とは言わない。
「みんなが絶賛している作品」の内訳なんて実はそんなもんだったりするんですよ。支持率100%の独裁国家のように、絶賛以外は口にしてはいけないのです。それが今のインターネットなのです。
だから、貴方は決して世界で一人ではないのです。
見えないところに貴方の仲間はいるのです。
みんなが絶賛しているものを自分だけ楽しめなかった時は、それを思い出しましょう。決してこの世界は暗闇ではありません。視野を広げましょう。目に見えるものだけが真実ではないのです!!
3.そもそも「みんなが絶賛しているもの」なんかに手を出すんじゃない!
そもそも、「みんなが絶賛している」=「貴方も楽しめる」とは限りません。
「みんなが絶賛しているから信じて手を出したのに、全然面白くなくて時間とお金を無駄にした」なんて言っても、絶賛したみんなには責任はありません。みんなはみんなの価値観の中でそれを楽しんだだけですからね。「みんなが絶賛しているから自分も楽しめるはずだ」なんて考え方は、自己を喪失して、価値観を他者に委ねる没個性の全体主義です!
「みんな」なんて信用するな!
貴方以外に「貴方の価値観」を考慮してくれる仲間なんていないんだ!
数行前と言っていることが180度ちがう気もするぞ!(笑)
実際の話……どんな作品も、それを楽しめるだけの「土台」が自分の中にないとなかなか楽しめませんからね。
ゲームの話だと分かりやすいと思うんですが……私は「3Dアクションゲーム」というジャンル自体が楽しめなくて、みんなが絶賛しているものも何が面白いかさっぱり分からなくて、それを素直に書いて炎上したこともあります。何故私が楽しめなかったのかというと、私は「3Dアクションゲーム」の黎明期である90年代中盤あたりにすっぽりゲームをやっていなくて、初めて「3Dアクションゲーム」を遊んだのがWiiの頃だったんですね。
“みんな”は64とかドリキャスとかPS2とかゲームキューブとかXboxとかで、色んな「3Dアクションゲーム」を遊んで、その文脈が分かって操作もこなれて遊び方も熟知した状態で「このゲームは最高だ!」と言っているのだけど。“私”は何の予備知識もなくいきなりそれから始めてしまって何をどうすればイイのかも分からないのだけど、時間かけてレベル上げてチマチマ攻撃し続けたらクリアは出来てしまうので「チマチマした作業ばかりさせられて、何が面白いのかさっぱり分からなかった……」となってしまったのです。
同じことは、小説だって漫画だって映画だってアニメだって言えることです。
「描かれているものを読み解く力」はある程度の作品数に触れなければ身につかないので、読み解ける人が絶賛しているものを読み解けない人がさっぱり楽しめないとか、逆に読み解けない人でも楽しめる作品が読み解ける人には物足りないとかが起こるのです。
「2.」に書いたことにも通じることですけど……人それぞれ「読み解ける能力」とか「好み」がちがうのだから、「全員が絶賛する作品」なんてあり得ないし、「絶対に面白いから騙されたと思って手を出してよ」みたいな薦められ方をしても“人それぞれ「読み解ける能力」とか「好み」がちがう”ことすら分からないような人が薦めるものなんて面白くないことの方が多いです。やんわりと断りましょう。
(関連記事:どうすれば「面白くなさそうなゲーム」を勧められてもやんわりと断れるのか)
結局、「自分が楽しめるもの」は自分で探さなきゃならないんです。
「みんなが絶賛しているから手を出したのに」なんて責任を押し付けるな!「自分にとって面白くないもの」に手を出したのは貴方の責任だし、「こういうのはみんなが絶賛していても自分にとっては面白くないんだ」と知るための授業料だ!そうやって嗅覚を磨いていって、自分にしか分からない「自分が楽しめるもの」を自分の手で探しあてるんだ!それが我々トレジャーハンターの生き方なんだよ!!!
こういうのが面倒くさい人が、「自分で探すなんて面倒くさいから、とりあえずみんなが絶賛しているものに手を出そう」って考えているような気もする!
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| ひび雑記 | 17:56 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
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