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強度不足の鋼材 原発調査を指示

 フランスの原発で強度不足の可能性がある鋼材が使われていることが分かったため、原子力規制委員会は24日、国内の原発で同じ鋼材が使われていないか調べるよう、各電力会社に指示することを決めた。10月末までに報告するよう求めている。

     問題の鋼材を使い、原発の部品を製造しているメーカーはフランスと日本の2社。通常より炭素の含有量が多いため、もろい可能性があるという。規制委によると、国内では加圧水型の重要機器である原子炉容器や蒸気発生器のほか、沸騰水型でも圧力容器に使われている可能性がある。

     フランスで建設中のフラマンビル原発3号機で、原子炉容器の上ぶたにこの鋼材を使っていたことが発覚。仏原子力安全機関によると、営業中の58基のうち、18基の蒸気発生器でこの鋼材が使われているという。【柳楽未来】

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