「仰げば尊し」第5話。あらすじ、ネタバレと感想です。
前回、問題を起こしてしまって、コンクールを辞退するという話が出てきていました。
果たして、コンクールに出場できるのでしょうか?
第4話はこちら
「仰げば尊し」第4話の感想は、やはり一筋縄ではいかないですね。まあ、みんな違いますし、元不良と吹奏楽部部員ですからね。そう簡単には行かないでしょう。人間関係は、簡単ではないですよね。
「仰げば尊し」第4話。感想、あらすじ、ネタバレ。合宿で、みんなの心は一つになるか? - ゆらりのらり感想ブログ
「仰げば尊し」第5話。感想、あらすじ、ネタバレ。吹奏楽部はコンクールに出場できるか?
「仰げば尊し」第5話。あらすじ、ネタバレ
病院から出てくる、樋熊。
井川がタバコを吸ったという話が、教頭に伝わっている。
コンクール出場を辞退しろと言われる。
井川:明宝高校に行って、説得してきます。
相手の高校に行こうとする井川。そこに樋熊が来る。
樋熊:潔白だと納得しました。
教頭:それで教師が務まると思いますか。先生は、生徒に甘すぎます。
樋熊:辞退を取り消していただくまでは、ここを動きません。
奈津紀:だったら、私も動きません。
樋熊:辞退は取り消してもらったよ。
その代わり、10日間、部活禁止。
学校の外の海の家?で、練習をすることに。
奈津紀:再検査、どうなったの?
樋熊:再検査、なんともなかった。
樋熊:今晩うちに飯を食いに来い。一つの家族にならなきゃならない。
奈津紀:誰が準備すると思ってるのよ。
みんなで、樋熊の家で食べる。
樋熊:そうだ。朝から学校でゴミ拾いしよう。気持ちを態度で示せば、音楽室を早く使えるかもしれないだろう。
樋熊:なあみんな、家族は大事にするんだぞ。
奈津紀:どうしたの急に。
樋熊:これからみんな社会に出て、いろんなことに出会うだろう。最後に頼りになるのは、家族と家族同然の仲間なんだ。
奈津紀:どういうつもりよ。突然生徒うちに呼んだり、泊まれと言ったり。
樋熊:一つにまとまろうと言ったの、お前だろう。お前にとっても家族みたいなもんだから。人の絆に線は引けない。
このやり取りを聞いて、みんな気を使って、帰る。
木藤良:ねえお母さん元気?
有馬渚:うちの親、離婚しちゃったんだ。お母さんとは別々に暮らしてて、会ってないから。
青島:大丈夫か?
渚:大丈夫だよ。
青島:無理してるだろ。
朝に、学校の掃除をする、吹奏楽部員。
部員に、保護者にコンクールに来るように手紙を渡す、樋熊。
渚は、母親に音楽を勧められた。
地区大会の抽選会。樋熊と有馬と井川で行くことにする。
心の火を消すな
樋熊:コンクールにはお母さん来てくれそうか。もし家族のことで問題があるなら、先生いつでも聞くぞ。
有馬:問題ありません。あったとしても、それは自分の問題です。
樋熊:有馬、心の火は消すなよ。
有馬が、母親の花屋を覗きに行く。
奈津紀:ねえ、生徒のプライベートに入り過ぎなんじゃない。有馬さんのこと余計なこと言ったんでしょ。
樋熊:避けてちゃだめだと思ったんだ。生きるってと言うのは、人と関わることだと母さんに言われた気がしたんだ。昔、音楽教室を始めたのも、母さんに言われたからなんだ。
心の火を消さないで、と言われた。
渚がいなくなった。探す、樋熊と青島たち。
以前、青島たちと練習していたところに、有馬がいた。
有馬:心配かけてすみません。
樋熊:余計なことを言って、悩ませてしまったようで、すまなかった。
木藤良:別に無理して家族にならなくていいんじゃないかな。家族は家族だし。仲間は仲間だし。
樋熊:最後は仲間が助けてくれるんじゃないか。自分に素直に生きればいいんだよ。
有馬:先生、先生にお願いがあります。私も素直になりたい。
樋熊と有馬が、母親の花屋に行く。
有馬:コンクール見に来て。大きなステージで演奏するから、お母さんに見に来て欲しい。
母親:お父さんは、ここに来ていることを知っているの。
有馬:まだ話してない。帰ったら、話そうと思っている。私、音大に行こうと思う。やれるところまで、やってみようと思う。
母親:渚、がんばって。
抽選会。トップバッターになった。
校長:みんなの顔がりりしくなったでしょう。
教頭:彼らが、放課後に何をしているか校長は、ごぞんじないでしょう。
音楽室で練習できるようになる。
教頭:感謝、謙虚、誠意を忘れないように。
木藤良は、留学するか迷っている。
有馬は、家族をコンクールに来てもらえることに。
奈津紀が病院で。
医者:お父様にはお話ししたのですが、膵臓に悪性の腫瘍が見つかりました。かなり進行しています。
家で倒れる、樋熊。
「仰げば尊し」第5話の感想
「仰げば尊し」第5話の感想。樋熊が、すい臓がんということですね。かなり進行しているということで、時間がないということがわかってきて、生徒などとの関わり方も変わってきましたね。
このことを知らない生徒たちでしたが、少しずつまとまってきています。
やはり、目標ができて、それを達成したいという気持ちが、まとまりをつくっていくのでしょう。
そして、樋熊の働きかけにも反応しているのだろうと思います。
そんななかで、いろいろと迷っている生徒たちでしたね。有馬は家族のこと、木藤良は留学のこと。迷いはありますよね。どうしたら良いのか。選択を迫られることもあるでしょうから、
いろいろと、迷っている生徒たち。その葛藤を見られた、「仰げば尊し」の第5話でした。
おそらく、「仰げば尊し」の第6話は、それぞれ決断していくのだろうと思います。そして、そういう決断が、いろいろと変えることもあるでしょう。それでも、変わらないものあるだろうと思います。
「仰げば尊し」の第6話は、どんな展開になるのでしょうね。