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元慰安婦らへ謝罪求めて抗議活動 女性人権団体

元慰安婦に対して日本政府が正式謝罪や賠償をするよう訴える女性人権団体のメンバーら=台北市の交流協会台北事務所前で2016年8月15日、鈴木玲子撮影

台北にある日本の対台湾窓口機関「交流協会台北事務所」前で

 【台北・鈴木玲子】台湾初の慰安婦記念館の設置を進めている台湾の女性人権団体「婦女救援社会福利事業基金会」は15日、台北市内にある日本の対台湾窓口機関「交流協会台北事務所」前で、日本政府に対し元慰安婦の女性らへの正式謝罪や賠償を求めて抗議活動を行った。

     女性団体や学生ら約50人が参加。「歴史は容易に消し去れない」などとシュプレヒコールを上げた。ソウルの日本大使館前にある少女像をイメージしたパフォーマンスも見せ、日本政府と慰安婦問題について協議するよう蔡英文政権に求めた。

     台湾の元慰安婦は少なくとも58人で、生存者は現在3人という。基金会は、記念館の開館が当初の9月から12月10日にずれ込むことを明らかにし、「準備により時間をかける必要がある」と説明した。開館式典には蔡総統を招きたいとしている。同館は台北市内の日本人観光客にも人気がある迪化(てきか)街に設置される。

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