夏休み真っ只中のKUSSAです。
Yahooのトップニュースにこんな記事が挙がっていました。
個人消費を喚起するため、政府や経済界が月末の金曜日の午後3時に退庁・退社し、夕方を買い物や旅行などに充てる「プレミアムフライデー」構想を検討していることが12日、分かった。経団連は政府に先行して、10月にもプレミアムフライデーの実行計画を策定する方針だ。
ということなのですが、個人的には大歓迎です。15時に帰ることができれば一旦帰宅して呑みに行くとか、映画を観に行くとか妄想は広がりますね。
ただし、15時定時に帰ることができればですけどね...
自分の職場がそうなったら
ウチの職場は公務員ではありませんが、ほぼ公務員の制度を継承しているので、公務員にもしこの制度が導入されれば当然のように導入されることになると思います。
職場・労働者ともにメリットデメリットそれぞれが考えられそうですが具体的に考えてみます。
労働者として
メリット
- 15時に定時で帰ることができるとしたら、気力充実やリフレッシュにとても良いかもしれません。余暇の活用など翌週の月曜日からの職務に対して前向きになることもできると考えられます。
デメリット
- 15時に定時で帰れない労働者もいるでしょう。しかもそれはおそらく少なくありません。15時で帰りたくても帰れないストレスは想像よりも大きいと考えられます。少なくとも僕は現状では帰ることはできません。涙
- 労働時間が2時間程度減ることによって給与に影響が出る可能性があります。時間給で雇用されている場合は当然のように影響すると想像できます。
職場として
メリット
職場としてのメリットを考えてみましたが現状では思いつきませんでした。
デメリット
給与について
- 制度が少しでも変わるとその影響でいろんなことが変わります。職場の規程をチェックして影響が出る場合規程の見直しが必要となります。
- そのうち給与について影響させるかどうかが大きな問題となります。約2時間分の給与を各々削減するのか?有給として扱うかの判断によっていろんなところに影響が出ます。
- 削減した場合はシンプルで判りやすいですが、労使交渉も必要となり、今までの給与削減のパターンから考えると現給を保証し、昇給によって段階的に解消していくパターンが考えられますがこの場合、15時で帰ることのできない人については超過勤務として手当が必要になり、それは職場の負担となります。
- 有給として扱う場合はこれまた15時で帰ることのできない人についてどう取り扱うかが課題となります。何もしなければ帰っても帰らなくても同一賃金になってしまいます。
まとめ
さらっと考えただけですが、メリットよりもデメリットの方が大きいような気がします。
毎日、定時で帰ることができると考えている雲の上の人たちの絵空事と思ってしまうのは僕だけでしょうか。かと言って僕に対案はありません。
ただ、この制度が導入されるときに人事担当者になっていなきゃいいなぁ..