河野正樹
2016年8月13日19時27分
(12日、競泳男子100メートルバタフライ決勝)
シンガポールの新星ジョセフ・スクーリング(21)がリオデジャネイロ五輪で引退するマイケル・フェルプス(米国)の競泳男子100メートルバタフライ4連覇を打ち砕いた。フェルプスの五輪記録を破る50秒39でシンガポール初の金メダルをもたらした。
「何が起きたのかを実感するのに数日かかる」。スクーリングは試合後、興奮気味に話した。予選、準決勝ともに全体1位の成績。この日のレースでもスタートから飛ばした。前半50メートルをトップで折り返し、並み居る強豪も全く寄せ付けない勝利。2位はフェルプス、チャド・レクロー(南アフリカ)、ラースロ・チェー(ハンガリー)が同着。3人同着は五輪競泳史上初めての珍事だった。
他の多くの水泳選手と同様、スクーリングのアイドルもフェルプスだ。2008年北京五輪の直前合宿で、米国代表がスクーリングの通っていたシンガポールのクラブを訪れ、一緒に記念写真を撮ったのを今でも覚えている。
それから8年がたち、フェルプスと同じ五輪の舞台に立ち、金メダルを獲得した。それでもアイドルへの思いは変わらない。「フェルプスみたいになりたい。彼がいるからもっといい選手になりたいんだ」。子どものように目を輝かせた。(河野正樹)
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
(PR)くらべてお得!