顔はそっくり。身長も体重もほぼ同じ。史上初めて、三つ子がそろって五輪に参加する。エストニア代表としてマラソン女子に出る、レイラ、リナ、リリーのルイク3姉妹だ。
みんな子供の頃から活発だった。ただ、本格的にスポーツに取り組んだことはなかった。30歳の3人がマラソンを始めたのは6年前。「自然の中を長く走るのが好きだったから」とリリーは言う。
リーダーはいない。何事も話し合って決める。「1人よりも、3人の方が厳しい練習に耐えられる」とレイラ。記者会見での質問も、3人がそれぞれ言葉を補うようにして答える。
遅咲きながら、励まし合って五輪出場の夢をかなえた。バルト三国の一つ、エストニアは、人口約130万人。「この小さな国を代表できることに誇りを持っている。ぜひ訪れて欲しい」とリナは言った。
似たもの同士の3人だが、もちろん違いはある。レイラは絵を描くのが好きで、ダンスも教えていた。リリーは料理が得意だ。リナは教育学を学び、読書が趣味だという。
一番速く走るのは誰かと問われ…
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