有頂天とは?
1980年代に起きたインディーズブームの頃、THE WILLARD、LAUGHIN' NOSEと共に、インディーズ御三家と呼ばれたバンドの一つである。
1984年11月には目黒鹿鳴館にて観客動員0を記録。
1985年にリリースしたチューリップの『心の旅』のカバーがヒット。インディーズ盤ながらオリコンのチャートにランクインするなど一気に人気が上昇。
1986年にキャニオンレコードからメジャーデビュー、その後インディーズシーンに戻ったが、1990年再び東芝EMIからアルバムをリリースし、1991年に解散。
2014年、後期メンバーによるセッションライブを敢行し、再結成を発表。2015年6月17日には、ミニアルバム「lost and found」をタワーレコード限定にてリリース。
私と有頂天
「べにくじら」のジャケットは水木しげるさん
「べにくじら」という曲がテレビ番組「上海紅鯨団が行く」の主題歌で、その奇妙なサウンドに魅了された。とんねるずの「ねるとん紅鯨団」は後継番組。どちらも番組構成はテリー伊藤氏。
時は過ぎて、私が本格的に有頂天に夢中になったのはライブアルバム「SEARCH FOR 1/3 BOIL」を聴いてからだった。その勢いやパワーの虜になった。
それからは男が奇妙な化粧をして奇妙な歌を歌い暴れるということがかっこ良く思えるようになった。(RCサクセションやプリンスなんかも考えてみればそうだ)
大阪でのライブは毎度のようにほぼ欠かさず観に行った。
「愛のまるやけ」という名曲があるのですが、何度観に行っても演奏されず・・・とある公演でど頭に演奏され、途端に涙したこともあった。
デタラメでありながら哲学的で、逆にそれは真実・真理のように思えたのだ。
メジャーデビュー曲が「BYE-BYE」というのも面白い。
終わりのはじまり。
始まれば終わるし、終われば始まるのである。
2014年に行われた後期有頂天セッションを観てあらためてビックリした。
私の中ですっかり演劇人という認識になってしまったケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、
この日はパワフルに歌い(この日はNo Lie-Senceのステージもあった)飛び跳ねるケラさんを観て、「そうだ!有頂天はこんなバンドだった!」と改めて感動した!
こ れ だ ! THIS IS IT!
すべてはこれだ。
私が有頂天で有頂天になったからこそ、このような人間になり、このような文章を書いているし、あなた達にも出会ったのだ。
有頂天メジャーデビュー30th Anniversary記念ボックス発売
くれぐれも、ポニーキャニオン時代のボックスなのでそれ以降のアルバムは収録されておりません。
しかし、復刻に加えボーナストラックやBOILの完全版、レア映像収録予定のDVDなどは家宝に匹敵する。
ナゴムマニア一家は末代まで家宝にされ、2116年頃にはお孫さんやひ孫さんが、「ご先祖様はこんな音楽を聴いていたんだね。こいつはいいや!」と歌い踊りテクノカットにすること間違いなしです。CDやDVDなどのメディアは無くなっているかもしれませんが!
キャニオン・レコード時代の全てを凝縮した、CD5枚+DVD+BOOK の記念ボックス
[内容解説]
1983年に設立され、当時日本最大規模のインディ・レーベルであったナゴムレコードの中心的存在、KERA率いる有頂天のメジャーデビュー30周年企画。
80年代、その後のミュージックシーンに多大なる影響を及ぼした有頂天が、ポニーキャニオンからメジャーデビューした1986年から88年までの間に発表した2枚のオリジナルアルバムとライヴアルバム、KERAによるソロアルバムの4作品に、
秘蔵ライヴ音源満載のボーナスディスクを加えた計5枚のCD。
加えて1stシングル「BYE-BYE」、KERA「テレビのヴォリュームを下げてくれ」ミュージッククリップと、伝説のアルタ前ライヴや新宿パワーステーションでのレコーディングライヴの映像など未発売の映像満載のDVD。
さらにKERA のアニバーサリーインタビュー他の60P程度のブックレットを封入したお宝ボックス。
メジャーデビュー30周年を記念してお贈りする永久保存版。
【CD】 アナログマスターからハイレゾクオリティでのデジタルリマスター。
ボーナストラックはキャニオン時代の全スタジオ音源のレアライヴトラック、シングルバージョンほかキャニオンイヤーを網羅。アナログ盤より復刻の紙ジャケット仕様 5枚組
CD1 「ピース」(オリジナルアルバム キャニオンレコード 1986.9.21) ボーナストラック:1987 年 1 月新宿 LOFT ライヴ
CD2 「AISSLE」(オリジナルアルバム キャニオンレコード 1987.6.21) ボーナストラック:1987 年 4 月 FM 東京ライヴ
CD3 「SEARCH FOR 1/3 BOIL」~Complete Edition~(ライヴアルバム ポニーキャニオン 1988.6.21)
ボーナストラック オリジナルアルバムに未収録の「SHOOT UP」、「レイチョールイ南へ」、「テントの外のふたつの革命」、
「カラフルメリィ」の 4 曲を 30 周年記念として蔵出し初収録、再編集した完全版。
CD4 「原色」(KERA ソロアルバム ポニーキャニオン 1988.3.21)
CD5 ボーナスディスク シングルのみ収録の「BYE-BYE(Single Version)」「カイカイデー」「べにくじら」「コレクション REMIX」「テントの外のふたつの革命」「ソシアルマネー(ヒトとアブラ)」他有頂天、ケラ関連楽曲やレア&ライヴトラック収録予定。
【DVD】BYE-BYE (PV)他 初出し秘蔵映像多数収録 1 枚組 (約 70 分)
○Video Clip 「BYE BYE」/有頂天 「テレビのヴォリュームを下げてくれ」/KERA
○秘蔵ドキュメンタリー~8.3 LIVE AT ALTA/日清パワーステーション・ライヴ/AISSLE ツアードキュメンタリー~
伝説のアルタ前のライヴ映像や、未発表の日清パワーステーションでの「BOIL」レコーディング・ライヴ、「AISSLE」ツアーをドキュメンタリー映像として収録!!
【BOOK】 60P ブックレット (KERA・アニバーサリーインタビュー/秘蔵写真集ほか)
*収録内容は制作中のもので一部変更になることがあります。
【有頂天】メジャーデビュー30th周年、キャニオンレコード時代の全てを凝縮したCD5枚+DVD+BOOKの記念ボックスが9月21日リリース!豪華ボーナストラック収録内容も続々決定 https://t.co/zY50kbzi8Z pic.twitter.com/vuBhaSdtP3
— Ponycanyon (@ponycanyon) 2016年8月12日
#有頂天、キャニオン時代の全てを凝縮した5CD+DVD+ブックレット仕様のメジャーデビュー30周年BOXが発売決.. https://t.co/2U171o6r87 ..
— Relax:映画と音楽..サブカルチャー (@Relax_Subcultur) 2016年8月12日
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日付変わる前に。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2016年8月12日
いよいよ明日13日(土)は新宿ロフトにて有頂天ライブ。19時開演。
今年最後のワンマンライブ、ベストな体調とは言えませんが全力を尽くすです。
当日券も出ます。
で同じ時刻に、本多劇場では「ヒトラー、最後の20000年」夜の部も。
どちらも最高。どっちかにぜひ。
シャイコナが復活。有頂天に興味ある方フォローしてあげて。 https://t.co/ochiWQNwJR
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2016年8月13日
さて、行くか。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2016年8月13日
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