やぁ、ハマっ子はま龍だ。
みんな自分のブログにアクセスを集める為、日々SEOを強化したり、twitterやはてなブックマークなどのソーシャルでの流入を試みたりと、工夫を凝らしていることと思う。
そして、僕も常にありとあらゆる方面にネットワークをびんびんに張り巡らしているのだが、今回新たに着目したのが、DMMが提供するアイドルとファンを結ぶ応援アプリ
DMM.yell
である。
で、実際にDMM.yellを1週間ほど利用してみたので、ブログへの集客ツールとして有効なのかどうかレビューをしたい思う。
是非ともご覧いただきたい。
※ちなみにDMMのアフィリエイトは一切貼ってないから、気になる人は安心してリンクを踏んでくれたまえ。
DMM.yellとは
まず、DMM.yellがどんなアプリなのかをざっくりと説明すると、アイドルや有名なタレントが写真を投稿し、ユーザーは自分のお気に入りのアイドルやタレントの写真に対してyellを付ける、というものだ。
yellとは、twitterで言うところのファボ、Facebookで言うところのイイネに該当する。
そして、yellだけでなくその写真に対してコメントを投稿することができ、アイドルもコメントを返してくれるので、アイドルと交流が出来ちゃうというものだ。
・・・という売り文句だが、実際のところ著名なアイドルはあまりコメントは返してないように思う。
まぁそりゃそうだ。
大量につく
「デュ、デュフフwwwww」
「フヒヒwwwかわいいでござるよwwww」
「マー!!wwwwwwwww」
的なコメントに毎回毎回返信が出来るわけがない。
で、このアプリ最大のポイントはこのyellの数で順位を競うというものだ。
いわゆるAKBの総選挙的な商法だ。
一度に使用できるyellには上限があり、yellは課金してゲットすることが出来る。
ソシャゲで言うところの「スタミナ」的な要素だ。
そして。
今回着目すべきはアイドルたちの投稿ではない。
このアプリ、一般人も自分の写真を投稿することができ、さらにランキングにも
「一般」
の枠が設けられているのだ。
(はま龍はGoogle先生に飼いならされてるのである。天木じゅんの水着を見たい人はDMM.yellへ急げ。)
この一般枠で上位に来ると公式ページに露出することができ、さらにハッシュタグ等をつけて雑誌の表紙を飾るためのオーディションにエントリーしたりすることが出来たりと、一般人もかなり参加して楽しむことが出来るのだ。
今回はアイドルの応援ではなく、この一般参加に着目をしてみたのだ。
リンクを貼る方法
上述したように、このアプリには
ファンがアイドルを応援するという応援的側面と、一般枠で自分を売り込む参加的側面があるのだ。
そして、僕はアイドルの応援は盛大に無視して、参加的側面にウェイトを置くことにした。
あくまでもブログへの集客ツールとして有効かどうかを調べる為だからだ。
まず一番気になるであろうポイント
このアプリでブログへのリンクを貼ることが出来るのか?
というところだが、結論から言うと余裕で出来る。しかも複数。
アプリを起動して
右下の人のマークを押すと自分のプロフィール画面へと移行する。
(このアプリの画面はiPhoneもAndroidもほぼ同じ)
すると
このように自分のプロフィール画面が表示されるので、この鉛筆マークを押すと自分のプロフィールの編集が出来る。
そして
ご覧の通り、自分のブログやtwitter、Facebook等、希望のページへと複数リンクを貼ることが可能なのだ。
ちなみに、自分のネットショップのリンクも貼ろうか迷ったが、さすがにそれはDMMさんにキレられそうだったので辞めることにした。
で、リンクを貼るだけではダメだ。
自分の貼ったリンクに来てもらうために、自分も果敢に写真を投稿し、露出を高めなければならない。
なので、いくつか投稿をしてみることにした。
投稿
それでは、有名になりたい女性たちに混ざり、男の中の男であるハマっ子はま龍が殴り込みをかける様子をご覧いただこう。
ご覧いただけただろうか。
成り上がりをかけ我こそはと写真を投稿し
yellという名の札束で殴り合いをし
血で血を洗う神々の闘いを繰り広げる一般女性たちに混ざり
ひとり確かな輝きを放ち、溢れんばかりの躍動感を見せつけるハマっ子の姿を。
レビュー
で、実際に1週間ほど使ってみた感想。
まずね、一般枠はセルフyellまみれ。
このアプリ、ランキングで上位に来ている人が皆純粋に他人からのyellだけでのし上がっているのかというと全くそんなことはない。
ランキングで上位に来ている人の多くはやはり自分で自分の投稿にyellをつけている。
SEO的に言えばいわゆるブラックハット的な手段だと思われるかもしれないが、これはDMMも黙認しているはずだ。
いや、むしろ僕の見解では、一般枠ではセルフyellが課金の大半を占めているのではないかと考えている。
アイドルや有名人枠では、自分のお気に入りの有名人たちを上位にあげる為にファンたちがyellを使用しているが、一般枠は自分が有名になりたい、自分が上位にいきたいという人たちばかりだと思われるのでセルフyellにお金を突っ込んでいる人はきっと多いだろう。
で、肝心の
「ブログー集客ツールとして有効なのかどうか」
というところだけれども
ブログへの集客ツールとしては現状ほとんど機能しないと思われる。
「いや、ランキングが上位に来たらまた変わるだろう」
と思われるかもしれないが、ぶっちゃけると一般枠のデイリーランキングで5位までのし上がった結果を見ての感想なのだ。
アナリティクスを確認しても、DMM.yellからの流入は1週間たった今でもゼロ。
マンスリーランキングで1位に来ればまた変わるかもしれない。
しかし、そうする為にはセルフyell付けまくるしかないし、デイリーならまだしもマンスリーランキングで1位にする為のyell数をぶっこむには結構なお金がかかる。
お金をかけて1位になって、仮に多少流入があったとしてもコストパフォーマンスが良いとは決して言えない結果になるだろう。
このような結果になったのは、このアプリの特性に鑑みるとある意味当然の結果であると言えるだろう。
このアプリは、正直相互のコミュニケーション的な要素は薄く、一方通行が多いのだ。
具体的に言えば、
「私を見て!」
というおぞましいほどの自己顕示欲を持ち合わせた女性ばかりが投稿をしている為、他人の投稿やプロフィールに興味がある人などほとんどいないのだ。
で、他人のプロフィールを見てくれる人間と言えば、ほとんどがある意味出会い系的な要素を期待する男が多いと思われるので、当然他の男の投稿には興味すらない。
結論
DMM.yellは集客ツールとしてはあまり有効ではないだろう。