祖父と孫が海で溺れて死亡 茨城 鉾田8月11日 17時13分

１１日昼すぎ、茨城県鉾田市の海岸で、７７歳の男性と孫の８歳の女の子が溺れ、近くでサーフィンをしていた人などに救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

１１日午後０時４０分ごろ、茨城県鉾田市滝浜の海岸で、近くに住む石崎浩さん（７７）と孫の小学２年生の美帆さん（８）が、沖合およそ５０メートルのところで溺れているのを、近くでサーフィンをしていた人などが見つけ救助しました。
２人はドクターヘリなどで病院に搬送されましたが、およそ３時間後に２人とも死亡が確認されました。
警察によりますと、当時、近くにいた人の話から、２人は１１日午前１１時半ごろから海に入っていましたが、美帆さんが沖に流されてしまい、助けようとした石崎さんも一緒に流され、溺れてしまったということです。
現場の海岸は、周辺に置かれた波消しブロックによって本来の潮の流れが遮られて変化しやすく、時折、沖に向かって強い流れも生じるため、遊泳は禁止されているということです。
警察で２人が溺れたときの詳しい状況を調べています。