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ホーサクっ

ホッと一息、サクッと読める400字

清里テラスに来て知った『リア充爆発しろ』の意味

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8月11日は山の日。登山がしたかった。でも昨日の外回りで疲労が溜まりすぎて身体がいうことをきかない。朝7時にセットしたアラームより10分はやく目覚めた。休日の僕は平日と違いアクティブモードなのである。

八ヶ岳に登りたいと思いつつ、電車に飛び乗り東京駅に着くまでに行き先を決めようとスマホを検索する。あるページで目が釘付けになった。青い空、白い雲、緑の芝生目の前に連なる八ヶ岳連峰の大パノラマ。

『清里テラス』

清里駅からバスで15分の清里ハイランドパークのリフトで10分でこの景色が見られるようだ。そうだ!清里テラスに行こう!僕は新宿で臨時特急あずさ55号に乗り込んだ。満席状態だがなんとか座ることができた。

小海線に乗り継ぎ清里駅でバスに乗り、清里テラスについた。リフト券は往復で1500円。松や白樺の生える斜面をリフトはゆっくりと登る。スピーカーから流れる音楽はJAZZの名曲、Fly me to the moon。エヴァのエンディング曲で有名になった。僕は、綾波かアスカかと聞かれたら、完全に綾波を選ぶ。一度でいいから言われてみたい。

「あなたは死なないわ。私が守るもの」

話が逸れた。結論から言う。清里テラスは最高だ。高原の空気が冷たくて美味い。爽やかを通り越して寒いくらいだ。そして目の前に広がる大パノラマ。ダブルベッドサイズのソファに寝転びながら食べるソフトクリームは最高。綾波と二人で食べたかった。

しかし一人で楽しむには相当なメンタルタフネスが必要だろう。あちこちでカップルや女子大生、ファミリーが、きゃっきゃっうふふしているから。ぼっちはここで地獄に落ちる。リア充爆発しろ!そんな言葉を叫ぶにぴったりな場所である。爆弾が落ちてくる。

しかし、僕は死なない。綾波が守るから。

妄想乙!(726字)