アドセンス歴2年の管理人が、収益を上げるための配置や、現在実践している手動配置テクニックなどについてお伝えする。
この記事では、規約上
・具体的な数値を記載しない
・アドセンスキャプチャ画面を掲載しない
ことを予めお伝えしておく。
標準広告ユニット(1ページ3か所が上限)を設置するにあたっての事項を、管理人の経験談から記載していく。
アドセンス広告サイズや種類
PCの場合
・サイドバー 300×600 or 336×250
・記事内 336×250
スマホの場合
・全てレスポンシブ
種類
・画像+テキスト
が効果が上がりやすく感じる。
広告の色
背景が白のサイトであれば、デフォルトで良いのではなかろうか。
ただ、リピーターが多かったり魅力的コンテンツがあれば派手になりすぎない程度に広告を目立たせることも有効であることを公式ヘルプで説いているので、一考の価値はある。
自動挿入のすすめ
「自動挿入」をすすめる理由はこちら
アドセンス広告を手動で貼り付けるのが現実的ではないから。
詳しくは参照記事内を見てほしいのだが、とにかく自動挿入が万能すぎて手動で挿入するという選択ができないのが現状。
※ただし、3ユニット全てを手動で貼るのが非現実的なだけで、実はその一部を手動で設置するのも有効な施策になる。それは後述する。
以下に自動挿入する際の参考サイトを示したい。
僕が一番お世話になっているサイト様。
はてなブロガーはここで自動挿入を学ぶと良い。
広告配置
基本形はこれ。
正直、PC側の配置については未だに効果的な手法を見いだせていないので、今回は論じない。
主にスマホの配置について解説する。
まずは
1枚目、目次下。自動挿入でうまくいかない人は1番目の見出し上or下でも良い。
ここは鉄板の箇所。
何故かというと、ユーザーの視認率が高いため。訪れた人はだいたい目次から注視して記事を読み始める。そこに広告を配置しておくと、自然と多くの人の目に入る。あわせて配置した広告の視認率が上がり、広告単価も良くなる。
各記事において、ここの収益性の高さに差はない。つまり、自動挿入で全ての記事の目次下に広告を挿入するのが得策。
文末のシェアボタン上も収益性高し。
冒頭よりも、ここまで到達するユーザーは減るので、比例して視認率も下がる。にも拘らず、毎度高い収益性を誇る場所なのである。ここも各記事の収益性にばらつきがなく、自動挿入に適しているといえる。
手動挿入テクニック
問題はここ。
なぜ問題かというと、各記事で見られている箇所にばらつきがあるため。つまり、自動挿入では多くの人に見られる箇所をピンポイントで狙い撃ちできないから。
ではどうすればいい?
手動で入れれば良いのだ。
手動は現実的ではない、というのは間違いない。しかし、記事中の広告ほど、配置場所で頭を悩ませる箇所はないのではなかろうか。ならばいっそのこと、「記事ごとに最も見られている箇所にアドセンスを手動で貼ったらどうか?」という発想である。
具体的な方法は以下の通り
- ヒートマップ解析で各記事の見られている箇所を特定
- 同箇所に手動でアドセンスコードを挿入(PC・スマホ共有)
- 記事数が多いなら、人気上位10記事でも良い
たったこれだけ。
ヒートマップ解析はPTengineかUserHeatを使用するといいだろう。
PTengineのヒートマップを使用して、記事中で見られている箇所を特定した画像。この近辺に広告を貼ってやると、多くの人に見られてクリック率が向上する。
ちなみに、当サイトでは3日前から人気記事TOP10にこの施策を施した。記事数は950あるが、そのうちのたった10記事に、である。にも関わらず
クリック数が全広告のうち3番目に多い
という結果になった。
もし、これを950記事全てに施せば、どうなるだろうか?おそらく、あっというまに、最もクリックされる広告へ変貌を遂げるだろう。
※ただし!!
手動は手間がかかる上に、全ての記事に配置した後で特定不明の警告を受けた場合、一括で広告を剥がすことが不可能となる。これはかなりリスキーだ。なので、手動で貼る場合は根気も覚悟も必要になる。普段から、ポリシー違反を犯さないようなホワイトな運営を心掛けると良いだろう。
収益が向上してアドセンス担当者が付けば、やりやすくなるのだろうけれども・・・
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以上、管理人が現在実践しているアドセンス広告配置テクニックについてお伝えした。