相模原の障害者施設殺傷事件で、神奈川県警は3日、被害者45人を匿名とした理由について「知的障害者支援施設であり、遺族のプライバシー保護の必要性が極めて高いと判断した。遺族からも報道対応に特段の配慮をしてほしいと強い要望があった」とのコメントを発表した。
県警は事件が発生した7月26日、犠牲者19人の性別と年齢を公表。負傷者26人は男女の内訳のみで、年齢は非公表とした。
また県は3日、犠牲者19人が入所前に住んでいた自治体の内訳を発表。横浜市と相模原市が6人、いずれも神奈川県の大和市、座間市、綾瀬市、秦野市、愛川町が1人、県外が2人だった。
(共同)